- 締切済み
ガンカメラで米軍機を撃墜する日本軍機
ガンカメラの映像。 米軍のものですが、日本軍機がなすすべなくやられるものとか 残念なものが多いです。(武装の弱い爆撃機がやられていく、とか) 日本軍機に撃墜される米軍機が映っているものないでしょうか。 次善で、迎撃する日本軍戦闘機の映像とか。 (本土防空戦で撃墜された米軍機のガンカメラとかあれば いいんですがね…) 性質上、少ないのはわかっていますので、実例をお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- mm058114
- ベストアンサー率30% (102/337)
海軍は八九式写真銃開発しています。 コニカ前身の小西六本店の技術です。 小西六本店は、昭和17年にはカラー映像の開発にも成功しています。 陸軍も形式は分かりませんが、やはりコニカ製写真銃を使用。 海軍において写真銃は戦果確認ではなく、非実弾訓練時の撃墜判定に使われました。 大戦初期の進撃時には戦意高揚映画のため、 写真銃によるリアルな空戦シーン撮影の依頼も多かったようです。 いくら調子のよい時とは言っても、命のかかった搭乗員は拒否します。 岩本徹三海軍中尉の手記をには、搭乗する零戦の20mmを一丁降ろして、 代わりに写真銃を積んで出撃するように依頼されたが、断固拒否した逸話があります。 黒江保彦陸軍少佐は空撮を快諾し、 実写撃墜シーンは、映画『加藤隼戦闘隊』に織り込まれたそうです。 そもそも、日本軍は兵器自体の撮影が軍機で、公開するのはヨクヨクの事で、 前述、快進撃時の黒江保彦陸軍少佐の『加藤隼戦闘隊』は特種な事でしょう。 また、戦闘記録として残すことは更々考慮されていません。 ただの、お試し訓練道具です。 アメリカ、イギリス、ドイツでは、早速取入れましたが、 米軍機でも、ほぼ全機にガンカメラが行き渡ったのは昭和20年で、 後世に記録を残すと言うよりも、戦果確認と、戦訓、次作戦の資料集めの為です。 八九式以降の新型写真銃が開発されないのは、余裕が無かったのではなく、 元々、訓練用の機材のため特に新機材必要性がなく、 『フィルムを現像、映写する設備が無かった』 『フィルムがもったいない為に使用されなかった』 『映写されるまでに訓練時の生の記憶が失われ、訓練装置として役に立たなかった』 と言う感じでしょう 日本陸海軍のパイロットは、無線機まで降ろしてできるだけ速力出す。 と言う主義ですから、 日本軍に航空戦を写真銃で撮影すると言う概念が無いので、 映像が存在しないのでは?
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11082/34531)
当時の日本では屋外に持ち出せる動画撮影用カメラがほとんどなかったですし、防諜上の問題から戦場へのカメラの持ち込みは厳しく制限されていたので公式フィルムってのはまずないと考えていいと思います。 飛んでいる九七艦攻とか、艦砲射撃する日本戦艦の映像とかがありますが、あれは私が知る限りはほとんど戦前に宣伝用に撮影されたものです。リアルタイムの映像ってないんですよ。当時の日本のカメラは性能が低かったので、乱暴に取り扱われる戦場での使用に耐えうるカメラは作れなかったのではないかなと思います。ましてやガンカメラとなると全自動で動かないといけませんからね。 今のNikonは戦争中には軍用カメラを作っていたメーカーでしてね。軍用カメラっていうのは採算度外視でとにかく高性能であることを求められましたから、国のお金でひたすら性能を追求したカメラを作っていたのです。つまり日本のメーカーとしては技術が高かった。戦争が終わって軍がなくなったので「じゃあこれからは民生用カメラ事業をやろう」ということになってとりあえずドイツのライカカメラを持ってきて調べてみたら、余りにも動きが正確で「こんな精密な製品は作れない」と一同絶句したって話が残っています。当時の日本の技術ってその程度だったんですよ。 だいたいネジ1本も大きさがバラバラでネジの山の中から径が合うのを探さないといけなかったのです。 もともと軍隊に映像を持ち込んだのはナチスが始まりでした。プロパガンダにぴったりだったんですね。だから今も写真集が沢山できるほどの大量の写真が残っています。専用の撮影班を作って戦場にカメラを持ち込んでいたのです。だから今でもドイツ軍ファンは世界中にいるのです。私も好きですけどね・笑。 その効果を見たアメリカが「ハリウッドがある我が国が負けるわけにはいかねえ」と国民の士気高揚(特に大戦が始まったばかりの頃はアメリカは押されていましたから)のためにナチスに見習って宣伝撮影部隊を作ったのです。 アメリカのすごいところは、その映像が総天然色、即ちカラーだったということです。天下のナチスの宣伝省も、カラーフィルムはそんなに用意ができなかった。 そこがアメリカとそれ以外の国の工業力と技術の(圧倒的な)違いってやつなんです。「アメリカにできるなら、日本もできる」なんてたぶん1980年代以降の話だと思いますよ。 一方の日本が優れていた技術が、ミニチュア特撮技術です。円谷プロは軍の依頼を受けて士気高揚のための宣伝映画を作りましたが、それはミニチュア特撮で撮影されました。 それがあまりに迫力の出来だったため、戦後にGHQ(進駐軍)が「どうやって戦場にカメラを持ち込んだんだ」と聞きに来たそうです。つまりアメリカもその映像が本物だと思ってしまった。 ・・・という話が残っているので、当時戦場に映画用のカメラを持ち込むのは相当難しかったのではないかなと思います。 と、ここまで書いてそういや義烈空挺隊の映像があったなと思っていたら、やっぱりありました。 https://youtu.be/0j2bbABRQYw この映像を見るとわかりますが、背景の山々はもやっとしてほとんど映ってないですし、ディティールも写り込んでいませんでしょ。一方のアメリカが作った硫黄島の戦いの宣伝映画がこれです。(どちらも宣伝映画のフィルムであることにご注目) https://youtu.be/KBuXgQRz3II 技術の差が圧倒的すぎますでしょ。こんなん、勝てるわけがないですよね。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
もしあれば、占領軍の焼却処分を辛うじて逃れたものでしょう。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
見たことないですが、爆撃機を銃撃しているガンカメラの映像ならYouTubeでみたことあります。 4発機だったので米軍のB29あたりだったと思いまですが、攻撃しているのが日本軍機かどうかまでは覚えていません。 攻撃しているのはもしかしたらドイツ軍機なのかも・・・ 確か、YouTubeには歴史的なミリタリー映像を専門にアップしているチャンネルがあったと思います。 米軍の戦闘機が、日本の何処かの地上施設を機銃掃射しているガンカメラ映像もあったはずです。 だからもしかしたらご希望の映像も・・・