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この作品名の読み方を教えてください

少し前に「姉弟」という作品を読みその時はずっと「きょうだい」と読むと勝手に思い込んでいました。 しかし先ほどふと「姉弟」の読み方が一つではないということに気がつき、いろいろ調べたのですが読み方はどこにも載っていませんでした。 確か横光利一の「姉弟」だったと思うのですが、読み方は「きょうだい」で合っていますか? ご存知の方がいらっしゃいましたら回答よろしくお願いします。

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  • kagakusuki
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回答No.1

 「姉弟」は文芸雑誌「文章世界」の1918年(大正7年)6月号に掲載された小説で、横光利一が「横光白歩」名義で執筆した作品です。 【参考URL】  横光利一 - Wikipedia > 6.1 小説   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%85%89%E5%88%A9%E4%B8%80#.E5.B0.8F.E8.AA.AC  そして下記のURLにあるpdfファイル 【参考URL】  広島県大学共同リポジトリ > 広島文教女子大学 > 著者一覧 > 田口 律男 : タグチ リツオ > 横光文学の最初期の位相 > kokubunngaku21(taguchi).PDF   http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/h-bunkyo/file/5407/20140519155453/kokubunngaku21%28taguchi%29.PDF の15枚目(p.48)には >更に「御身」の先行作品「姉弟」をつぶさに眺めることによって、 >「姉弟」も実は作者によって隠徹されていたのだった。横光の死後、川端康成の手を経て『改造文芸』(昭24 ・・0)に発表されたのである とある事から、「姉弟」は「御身」(おんみ)の元となった作品であるという事が判ります。  そして下記のサイト 【参考URL】  青空文庫 > 作家別:や行 > 2.横光 利一 > 6.御身 > いますぐHTML版で読む   http://www.aozora.gr.jp/cards/000168/files/908.html に掲載されている「御身」の本文には >姉弟(きょうだい) という具合に、「姉弟」という熟語に対して「きょうだい」というふりがなが振られている箇所がありますから、横光利一が「横光白歩」名義で執筆した作品である「姉弟」の題名の読み方も、おそらくは「きょうだい」である可能性が濃厚ではないかと思われます。

noname#224607
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