• ベストアンサー

鳥取の地震でも屋根瓦が大量に落ちました

瓦は重いので落ちると大変危険、また重みで家屋の倒壊の原因にもなります。阪神淡路、熊本でも屋根瓦が大量に落ちました。そもそも地震国日本には瓦は適していないのではないでしょうか。 瓦が落ちないような施工法はあるのでしょうか。 瓦のメリットは何でしょうか。大雨の時にうるさくない位しか思いあたりませんが。 以上3点について教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.3

 江戸時代に、火事とけんかは江戸の華と言われた江戸で瓦屋根が推奨されたのは、防火のためだったはずです。火の粉がかかっても、瓦屋根だと燃えにくかったからです。  檜皮葺のような高級なものではなく、単に板を敷いて、飛ばないように重石を置くような安普請な建物がそれまで一般的でしたから、良く燃えたのでした(建て直すのも簡単でしたが)。  また、当時の材質としてはかなり断熱の点でも優れていたようで、いまも、日本の・・・ 島根あたりだったかと思いますが、高熱で焼いた瓦が、シベリアの、それも超極寒の地方で「知る人ゾ知る」存在になっている由です。何分値段が高いので、性能は知っていても手が出ない人が多いようですが。  夏と冬の寒暖差はすさまじいのですが、どんなに寒暖差が激しくても、割れず暖かいんだそうです、その瓦。  また、日本は台風が多いのですが、重い瓦で頭を抑えておくと、屋根が吹っ飛びません。何年か前、九州のどこぞで、台風の際に屋根がふっとんだ新築アパートがありましたが、あそこのメーカーは瓦屋根仕様ではなかった(近代的な軽い材料だった)と記憶しています。  瓦が落ちない施工法・・・ と言えるかどうかわかりませんが、今でも屋根の垂木に銅線で瓦をくくりつけてあるので、家が古くないとめったに落ちないはずなんですが・・・ 。  最近は、鉄筋コンクリート造りのマンションの屋上に、ちょっと勾配をつけて、瓦を貼り付ける工法がありますね。建物の一部にしてしまうので、あれだと落ちないと思います。  屋上を立ち入り禁止にしておくと、割れないので、近代的な防水工法より防水性に優れているようです。セメント瓦だったりすると話になりませんが、高温で焼いた物は劣化にも強いです。  ま、近代的防水工法工事の会社は「そんなことはありません。我が社の施工方法のほうが」と言うでしょうけど。

ketsuro8da
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。かるほど瓦にもメリットがあるのですね。参考になりました。

その他の回答 (7)

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.8

 3番回答者です。補足します。  テレビニュースで、瓦が落ちていない家は、「瓦をボルトで固定していた」と言っていました。  ボルトで固定すれば落ちないでしょうが、ボルトで固定するということは、瓦の振動が家に直接響くということです。  鉄筋コンクリートのような家ならセメントで固めてしまうことも、ボルトで固定するのでもいいでしょうが、木造の場合、風などでの瓦の振動を家に直接響かせるというのはどうなんでしょう。  豊洲の専門家会議や技術者専門会議の学者や技術者たちの出した結論を簡単にひっくり返せるほど博学な人たちが設計しているらしいので、大丈夫なんでしょうか。

回答No.7

>要するに日本ではトタン葺推薦ということでしょうか。 いいえ。 トタンではなくて、アルミと亜鉛の合金をメッキした「ガルバリウム」という金属がお勧めです。 ただし、50年で解体する予定の方、限定です。

  • g27xxxxx
  • ベストアンサー率28% (124/441)
回答No.6

*日本に瓦は適してないか? …「大地震には適してない」ので、 その“重みで家屋が倒壊"しないように、ある程度の大きな揺れでは落ちやすくなる造りになってます。 *落ちない施工は? …重い瓦が落ちないのは却って危険です。 樹脂製などの軽い瓦も有るかと思いますが、接着程度では台風などの強風で飛ばされる恐れがあります。 1枚づつ固定する方法も有るかとは思いますが、手間がかかるでしょうね。 *メリットは? …四季の湿度や温度差が大きい日本では、木造屋根の耐久性と室内の居住環境に効果があります。 …尚、冬季は厳寒となり雪も多いけど夏は湿度が高くなく涼しい北海道では、 金属製の屋根が主流です。

ketsuro8da
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

回答No.5

>そもそも地震国日本には瓦は適していないのではないでしょうか。 地震国には適しておりません。 その昔、金属葺き(当時は銅葺き)が高価で、神社にしか使えなかった時代に、中国から伝来した瓦が板葺きよりも雨仕舞が良いというので一般建築に普及したのが歴史です。 >瓦が落ちないような施工法はあるのでしょうか。 はい。有ります。 >瓦のメリットは何でしょうか。 金属よりも耐久性がある事(100年以上あたりまえ、300年も可能です) そして遮音、遮熱性能が良い事でしょう。 しかし、50年ぐらいで解体するような現代の家では、「金属葺き+断熱材」で十分です。

ketsuro8da
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。要するに日本ではトタン葺推薦ということでしょうか。

  • maiko0333
  • ベストアンサー率19% (839/4401)
回答No.4

>確かに昔は >今は そんなすぐには建て替えられないですよ。公共施設ならともかく。 私の家(一戸建て)なんて80年は経っていますよ。

ketsuro8da
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。火事、台風、地震に耐えてきてまた将来もそうであったら建て直す必要はないですよね。

  • maiko0333
  • ベストアンサー率19% (839/4401)
回答No.2

昔は基礎工事をしていないので、「置いてあるだけ」の家が多いと思います。 基礎工事がないということは風が吹けば飛んで行くので、 重量で支える必要があったのでは?それが屋根でよかったのかどうかですが。

ketsuro8da
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。確かに昔は火事対策、台風対策には有効だったと思います。ただ昔は地震の時、瓦を落として建物を守ったのでしょうが今は建物より人的損害を防ぐことが優先されますから・・・瓦の立ち位置も微妙かと思います。

回答No.1

>地震国日本には瓦は適していないのではないでしょうか。 屋根が重くなりますので、地震には弱いです。古くは瓦は権威の象徴であって、寺院や貴族の住む宮殿などに限られていました。建物そのものが大きいので、瓦の重さに耐えることができたのでしょう。 >瓦が落ちないような施工法はあるのでしょうか。 完全に固定してしまうと、瓦の全重量が柱に載り続けることになります。揺れているうちに落ちる方が、建物の損壊を少なくできます。 >瓦のメリットは何でしょうか。 藁ぶき、茅ぶき、板ぶきなどに比べて、雨には強いでしょう。屋根の耐久年数が長いと思います。ただし雪国などでは、瓦が水分を含んでしまいますので、焼き物の瓦はあまり使いません。囲炉裏を使っていた時代なら、瓦では煙を外に出すことができませんので、藁ぶき等でなければいけませんね。

ketsuro8da
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >揺れているうちに落ちる方が、建物の損壊を少なくできます。 建物が倒壊を免れても、落ちてくる瓦が人に当たると危ないですよね。

関連するQ&A