"制御"に関して
※制御工学の質問なんですが、ないので物理で失礼します。
気軽に受けた仕事(論文に基づくプログラム実装)なんですが、"制御系"の知識が不可欠であることが判明。
"制御工学"、"ラプラス変換"に関して色々読み齧ってみたものの、
どうにもそうした教科書的な知識だけでは実装に結びつきません。
中でも悩んでいるのが、以下の二点です。
1)実測時系列データの空間
伝達関数"S"は論文中所与で、教科書通り、複素変数sの有理式で表わされています。
独立変数、従属変数ともに"t"ではなく、"s"空間であることは明らか(だと思います)。
そこで、実測時系列データを"s"の関数にするためラプラス変換(正確にはZ変換)し、
伝達関数"S"を掛けた後、逆ラプラス変換し直すべきと考えました。
ラプラス変換とフーリエ変換の類似性から、
ラプラス変換の数値的解法を適用すれば済むと、、。
しかし、、
・時系列データ全体をラプラス変換(Z変換)すべきか?
・"制御"というのはそもそもリアルタイム制御可能であるべきで、
エンドレスにデータが来るかもしれないから時系列データ全体はありえない。
・では、どうやって時間範囲を区切って変換すべきか?
・いや、それとも時系列データ全体をラプラス変換すること自体間違っている?
と堂々巡り。
2)"フィードバック"の実装法
教科書どおりの逆戻りの矢印が書いてあり、何となく分かった気になっていたのですが、
実際にプログラムに落とすとなると、
・1ステップ前(i.e.,Δt前)のOutを今回の入力にするような漸化式
ではなさそうなのです。
どうするのが常道なのでしょう?
どなたか、お知恵を貸してください。