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インターネットのメルカトル図法偏重主義について
グーグルマップが早いところ地球全方位からの地理表示ができるようになるとよいと思うのですが、どうも私はメルカトル図法というものが好きになれません。 ロシア北方沿岸地域を表示したら、面積や海岸線の雰囲気で低緯度帯との比較が難しく、慌てて紙の地図帳を引っ張り出したり、余計な手間がかかります。 地図帳は地図帳で問題があり、私の使用しているのが一般向けのものだからそうなのかもしれませんが、砂漠や極地などの超過疎地では集落が省略されていたり、データが古いのか町名や村名をグーグルマップで再確認すると消えてしまっていたり(!)、泣かされます。 皆さまはどのようにお考えですか。豪州に迫る大きさのグリーンランドや、やけに小さなハワイ島や、どうみたってナイル川より長大なオビ川などをご覧になって、「どうだろう、これ」と思うことはありませんか。 ちょっとご意見伺えれば、幸いです。
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- overthelight
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回答No.1
3次元を2次元で表示するのは根本的に無理があり、どこかにひずみは生じるものです。 また冷淡な表現をしてしまえば、メルカトル図法でひずみが大きくなりやすい南北極地は人口密度も低く、産業的な価値もそれほどではありませんので、ひずみの大きな部分を集中させても支障は少ないと言う表現もできます。 ギャップが生じるなら生じるで、それを無理の少ない地域に集中させると言うのは一面で合理的な考えです。そのおかげで南極大陸などは地図の下のところで何やら全人類の動向をひそかに窺う異世界文明のごとく存在感を主張している事態に発展していますが、南極自体、資源採掘の可能性を除外すれば一部の物好きに分類される人が訪問するくらいで経済的価値はほとんど無い地域ですので大きな問題とはなりません。
お礼
どちらかというと赤道偏重主義なご意見、と拝見してよろしいでしょうか。 極地はそもそも、北は冷戦時代の軍備跡、南は南極条約の影響で重点地でありながら商業的な情報公開が難しいのは分かります、が、今回はあくまで地理学的な観点としてこの問題を投げてみました。ご回答ありがとうございました。