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中国の南沙諸島での行動について
中国が南沙諸島で不当な埋め立てにて人工島を建設していますが、仲介裁判所にて中国の主張が退けられました。中国は判決を無視すると言っています。このような場合、多国籍軍のような組織を編成し、人工島を破壊することはできないのでしょうか?
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できないでしょうね。今回は国際法に乗っ取る正式な判断ではあるものの罰則規定はありません。また中国の独占的な権利は否定されたもののフィリピンなど別の国の権利が認められたわけではなく、今後の国と国の議論の基礎になると言うことでしょう。 今回の判断ではっきりしたことは、 1. 中国がこの海域で主張できるEEZは無い(EEZを設定できる”島”とみなされるものは存在しない) 2. 暗礁は領海の設定ができない 3. 領海が設定できる岩礁(満潮時でも一部が海水面よりも上にある)も中国が権利を主張する根拠はない 4. フィリピンの権利が確定しているEEZ内での中国の開発は、フィリピンの権利を侵害している。 4. を除くと、3.に関してはいまだに中国も含んだ関係国間で解決しなければならない。その他公海とされる領域に関しては、どの国も周辺国に配慮しつつも開発・利用の権利がある。 と言うことで、どこかの国が攻撃・破壊することができる根拠はどこにもないと思います。 中国は相当メンツを潰したし海洋進出の出鼻をくじかれたとは思いますが、全てがはっきりしたわけではありません。
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- jetdragon
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やってほしいところですが、残念ながらそのような力押しの行動はできません。まあ、中国はルールを守らない国、信用できない国という良い宣伝になったということです
#9です。 指導者が悪いですね。 経済開放したとき、外国人は ドル払いしか受けつけてくれなかったんです。 外貨を貯めてたんだと思いますよ、 急に発展したでしょう。 用意周到なほうが恐いです。 とにかく他国に干渉させないことは 一貫としてます、だからGoogleを撤退 させたんでしょう。 ああいう国は鄧小平みたいに 一声で13億動かすくらい 、 強い指導者がいないとだめということが 最近になって分かった気がします。 破壊、武力行使とか あり得ません。中国だって望んでないですよ。 向こうだって損なことはしません。 経済的なつながりだけでいい。 相手にするだけで疲れる、中国人は。
破壊てどこの国ができるんですか? 最後は武力行使?また関係ない人を 巻き起むのは良くないと思います。 私たちはAPECを相手にしてるわけでは ありません。 アメリカはAPECに一致しません、 非公開で情報網としてゴシップを 製造するのはやめてください。 海はマニュファクチャではありません。 このことにより、世界中が過剰反応して、 論争を巻き起こしてます。 他国の干渉はルール違反です。 意訳 中国外務省 >中国は判決を無視すると言っています。このような場合、 多国籍軍のような組織を編成し、 友好国のアメリカを通して 平和に解決することを望みます。 この問題に関与できるのは 海に近い友好国です。 正式なルールを守り、 正式な主談と正式なルールに従って 解決するべきです。 意訳 中国か、誰の言葉か忘れました。 中国はサンフランシスコ条約を もちだしてませんか? 相変わらず論点がよく分かりませんが、 いう事しょっちゅう変わる国を真剣に 見てません。 この問題と台湾の蔡英文首席は 関係ありますか? 中国は30年前からいろいろ言われてますよ、 いまさら面子も何もないでしょう。 この問題に関与できる国はどこから どこまでですか?条約があるでしょう。 国際法は法ではないので。 戦争とか破壊とかあり得ません。
- あずき なな(@azuki-7)
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出来るけどしない だけです 今回の裁定で中国の行為は「侵略」ともみなされます フィリピンや周辺諸国は中国に対して軍事行動を起こす事も可能ですが 戦って勝てる相手ではありません まぁアメリカが本気になって彼らに味方してくれれば立ち上がる可能性はありますが
- maiko0333
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安保理で話題が出ても、拒否権がありますからね。軍事攻撃は無理です。 でも、これで世界がどのように見ているかがはっきりしたわけで中国も 大きく出られなくなったのでは?
- Beholders
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国際司法裁判所の判決には罰則がなく拘束力がありませんので無視することが可能です。 日本も過去に国際司法裁判所が下した調査捕鯨中止の判決を無視して未だに調査捕鯨を続けています。
まあ、アメリカにとって実害らしい実害は(今のところ)ないですからね。 アメリカの政権中枢、議会にも日本同様いわゆる「パンダハガー」も 多いし、人口島を作った段階ではどうこうしようとは思っていないでしょう。 チャイナマネーもすでにアメリカメディアに流れていて (生理的に)中国を嫌ってはいるがスポンサーでもある以上、 事を荒げることはありません。これが人口島に積極的に基地を建設し、 弾道ミサイルでも配備されれば、パンダハガーである民主党でも それなりに重い腰を上げることになるかもしれません。 ちなみにヒラリークリントンはパンダハガーの親玉みたいな人で 積極的に動くことはまあないでしょう。 しかしそこまで世論が大きく動くかどうかも怪しいものです。 アメリカ世論は遠くの無法者よりも、国内の経済問題が優先ですから。 イラン、アフガン、そしてシリアに関しては「テロ掃討」という世界が 認める大義名分があるから多国籍軍、有志連合といった軍事行動は出来ているが、 人口島への攻撃はその「大義」がない。 また中国のこういった振る舞いの原因の一つに、周辺諸国の ある意味「だらしなさ」があったこともあります。 中国との経済のつながりは切っても切れない関係にあるし、 ある程度好きにさせていた。しかし人口の島を作って、そこを「領土」と 主張し始めて「おいおい、それはおかしいだろ」と言っても後の祭り。 もっと以前に対処(軍事的は無理としても世界に訴えること)は出来たはず。 それすらも中国の顔色を伺い、ほとんどしてこなかった。 東南アジアの内陸の国も当事国とは関係ないということで連携もなし。 (近隣だからといって連携が強いわけではない) 中国のしてやったり、といったところですね。東南アジア諸国の連携の弱さ、 日本の憲法問題、アメリカのパンダハガー達の後ろ盾と内政問題・・。 このあたりをよく見て行動しているんですよね。 場所が場所だけに、またこのエリアをカバー出来る軍事強国は日本だけなので、 その日本が憲法上軍事行動取ることはないと踏んでいるからここまで出来た んでしょう。紛争を避けて人口島を平和利用してもらう方向に動かすには 日本の憲法を改憲して睨みを効かすことだとも言えるでしょうね。
ことの始まりは、アメリカのフィリピン撤退です、太平洋に自由に出たい中国にとっては 南沙諸島は喉から手が出るほど欲しかった場所です。 中国は戦争しても守る気でいます。 何処が破壊するのですか、バックにロシヤが付いているといわれています。 アメリカ軍は衰退していますので手をださない、フィリピンに戻ってけん制するだけ。
- hekiyu
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このような場合、多国籍軍のような組織を編成し、 人工島を破壊することはできないのでしょうか? ↑ 相手がイラク程度の国なら、米国は喜んで やるでしょう。 湾岸戦争のように、多国籍軍を編成するかも しれません。 しかし、相手は核武装国家の中国です。 軍事費は日本の3倍、実質は4倍にもなる 軍事大国です。 まして、いま、米国ではチャイナメリカ、という 言葉が流行っています。 米国と中国の密接な関係を称した造語ですが 米国の間では、日本と組むよりも中国と組んだ方が 国益になるのでは、という疑問も出るように なっています。 幾ら米国でも、本土が攻撃でもされない限り、 中国と戦争する気にならないと思います。 中国が、日本のように戦争を放棄した国で 軍事小国なら、戦争大好きの米国です。 喜び勇んでやるでしょう。
- matsu_kiyo
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まあまあまあ… >多国籍軍のような組織を編成し、人工島を破壊することはできないのでしょうか? できるものなら、完成/実効支配を宣言する前にやっていることでしょう。ではなぜしなかったのか? 理由は至極簡単で、「アメリカをはじめ諸国が重大視してこなかった」「よもや軍事基地にするとは思っていなかった」「アジアの小国と中国の関係だけで済ませようとした」などが挙げられます。 もしアメリカが、どんな国際紛争にでも首を突っ込んでいた90年代までの強硬路線なら、ここまでのことをできるはずがありません。つまり、アメリカの弱体化と中国の軍事的台頭が入れ替わったような印象すら受けます。 回答: >多国籍軍のような組織を編成し、人工島を破壊することはできないのでしょうか? 「よろしい、ならば戦争だ」が現実のものとなりますが、質問者殿はそれでもいいとおっしゃるわけですね? もちろん無法は相手側にありますので、攻撃に正当性はありますが、面子第一の中国が反発するのは必至。 局地戦で済めばいいですが、核を使わないとも限らないだけに、下手すると第三次世界大戦につながりかねない。 破壊もいいが、無力化する方策を考えた方がいい。経済が干上がってしまえば運用することができなくなる。これで「ガラクタ」化できればいいので強力な経済制裁一つで破壊したのと同然の効果がある。まあ、間違った方向に国費・国富を使ったことを後悔してもらいましょうww