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TC90退役機を供与。なえ使えるうちに退役?
海自機、比海軍に貸与へ…南シナ海の監視に利用 読売新聞 2月29日(月)3時17分配信 こちらの記事を見て質問です。なぜまだ使える機体を退役させるのでしょうか?
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>なぜまだ使える機体を退役させるのでしょうか? 日本では、減価償却期間を終えると「退役」扱いになります。 退役すると、最終的には「鉄くず」になります。 未だ使えるか否かは、問題ではありません。 減価償却期間を過ぎると、会計上は「資産価値10%前後」と見做されます。 そうすると、機体の価値よりも経費の方が高くなりますよね。 今まで、外国に貸与する事が出来なかったので「有効利用」を考えてのフィリピンへの供与です。 日本製は、韓国を除く海外(中国含む)では精度・品質が高いので有名なのです。 自衛隊機器に限らず、自動車・電車など中古も多くが海外で現役で動いていますよ。 10年以上過ぎた車種・電車・航空機も、現役です。 日本の法律・規約では、再利用が出来ない。常に、新しい機能・装置開発が必要。 竹島が韓国に占領され、尖閣諸島も中国から侵略の危機にある現状ですよね。 ※韓国の独立宣言付随文書は、竹島は韓国領になっていない。 ※韓国政府の公式発表では、付属文書は間違っていた!のだそうです。(爆笑) 最新装置を持った機種を導入するには、この機数分の退役があります。 ※韓国では、核武装論や射程距離3000キロのミサイル開発が叫ばれています。 ※ミサイルは、日本全土が射程範囲内です。 ※韓国政府の申し入れに対して、アメリカ政府・軍は「猛反対」しました。 退役した機種の、有効再利用が供与です。 政治的には、中国・韓国へのプレッシャーになります。 一石二鳥です。
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退役といいますか、耐用年数というのは会計制度上設けられたものです。 極端に言いますと技術的に決められたものではありません。 自衛隊が使う装備も法制上決められているものです。 国家予算を使いますので、決めておきませんと、そろそろ代えようと思っても野党などからまだ使えるとかなんとか言われてズルズル先延ばしになって本当にぶっ壊れてしまいます。 民間機もエイヤで決めてあります。 参考 減価償却・耐用年数表/航空機 tool.yurikago.net/585/tool/ 機械装置の寿命を事前に決めるというのは技術的には極めて難しい問題です。 例えば、何回屈折すれば破壊するか、というような試験装置での断片的な測定をして予測することはできますが、実際に使用される場合に、その部分が何回屈折させられるかという予測は極めて難しいという点が挙げられます。 個々の装置が置かれている状況や使い方で変わってきてしまいます。 先般高速道路の天井が落下した事故がありました。 事故後に調べたら止めていたボルトに使われていた接着材がボロボロになっているものと未だだいじょうぶなものとがありました。 同じ場所で同じ使い方をされていてもこのようなことが起きます。 ましてTC90のように個々の機体でどのような使われ方をしていたのかは違っています。 飛ぶ際の天候や訓練生の技量によって機体にかかる力が違ってきます。 制作する際にも最も厳しい旋回や急上昇急降下などにも耐えるように作られます その上で、法定耐用年数に対して予め余裕を持たせる(長期間)ように作られています。 技術的には過剰と言われれば過剰ですが、すぐに壊れては何もなりません。 また整備の祭の手入れが入念に行われているかどうかでも違ってきます。 日本人というのはどういう訳か、物作りだけではなくこの様な点検整備などでも入念に行う性癖を持っています。 近年手抜きをする人間が増えてはいますが、伝統文化としか言いようがありません。 TC90も海外製ですが、海外で使われているものと比較すると同じ飛行時間であればおそらく自衛隊のものは新品同様だという評価を受けるでしょう。 と言うことでフィリピン軍も米軍の払い下げよりも喜んでいるでしょう。 まぁ~練習機の10機や20機を節約しても1000兆円の負債を減らす効果は知れたものでしょう。 日本の生命線である南シナ海の航路や空路の安全を考えれば安いものです。 自衛隊が行けませんので止むを得ません。 蛇足 原発も法的耐用年数の40年を過ぎていますが、未だ現役です。 むしろ法定耐用年数を延ばそうということになっています。 40年というのは技術的な根拠が無いなどと言っている人もいますが、それなら何年だということに対しては明確に責任を持って言っていません。 言えるわけがない!
お礼
整備コストが一定ラインを超えるとか、超音波診断で問題が出るとかいった段階で退役かと思ってました、すごく乱暴な決め方なんですね。 簿価がどうであろうと使える機体は使えばいいのにもったいない話です。 ご回答ありがとうございました。
- alchemisty
- ベストアンサー率27% (119/437)
こんばんわ、軍事的なことなので、推定するしかないのはご容赦ください。 まず、考えられるのはフィリピンへ貸与するかどうかは別として、退役が決定事項ということです。 この場合の理由は次のように考えれれます。 1.新型機導入のため、退役させた。まだ、使える機体でも使ったり維持するために費用がかかるので、退役させることは多くあります。例えば海自の潜水艦は15年周期だそうです。 しかし、調べたところ、TC90はまだ調達が続いているため、これはないでしょう 2.形式は同じでも改良が進んでいるため、退役さえている。特に電子的なものの進化は激しいため、この可能性もあります。部分的に更新できればいいですが、更新できない場合は退役させることもあるでしょう。戦闘機などは最初からこのような更新を考慮していますが、TC90の場合は出来なかったかもしれません。 3.劣化が進み、当初性能が出せなくなったた、または、日本が期待する性能がだせなくなったため退役させる。交換できない(交換が費用や技術面で困難な場合を含む)部品の劣化で退役させたかもしれません。 このような理由であれば、貸与できるでしょう。 もし日本としても十分使える性能だとすれば純粋な軍事援助として、まだ使える機体を貸与したと考えられるでしょう。上記のような理由であったとしても、そう簡単に兵器を渡すことはないので、軍事援助という側面はあるものと推定します。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11082/34532)
お金持ちは、10万キロ走行した車を手放して新車に買い替えます。新車のほうが何かと最新装備だし、10万キロ以上走った車が高速道路の途中で故障したら困るし、事故にでもなったら大変です。 しかし貧乏人にとっては10万キロ走った車でも「ちょっと修理をすればまだまだ乗れる」となります。サスペンションもヘタっているし装備も何かと古いですが、新車を買うお金がない貧乏人にとってはそうはいっても「愛車」であります。 それと同じことです。お金持ちの海上自衛隊は古くなったものは捨てて、貧乏のフィリピン海軍はそんな中古品でもまだまだ使いものになるのです。
補足
うーん飛行機の場合、内部の電装装備もそれこそサスペンションなり消耗品も全部更新していきますよね。 ドンガラ丸ごと買い替えるのはなんだろうと思った次第です。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
使えない機体をもらったってうれしくないでしょ? それで中国を牽制してね、と頼むのに、あまりにボロじゃバカにしてるとしか。 でも、ただのビーチクラフト、w
補足
フィリピンのために現在使用してる機体を”ざわざ退役させる”という理解でしょうか?元から退役と新規購入がされてる機種かと思うのですが。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
使えなくなった時点で退役させるとなると、退役寸前では『使えない機体を運用している』ということになります。
補足
ではどの時点で退役なのでしょうか?古くなり運用コストが高くなりすぎたとすると、フィリピンもそんな機体導入しても困りそうですし。
使えるということと自衛隊にとって必要な能力を備えているということは別の問題だからです。
補足
具体的に退役させる機体と新たに購入される機体で何が違うのでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございました。