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トンボ型紙飛行機の上(下)反角について
普通の折り紙を二つに折ってトンボ型に切り抜き翼に下反角を付け、飛ばしてみるとよく飛びます。見ていると飛行中は翼がほぼ水平になっているようです。飛ばす前に上反角を付けるとうまく飛びません。ジェット戦闘機についている下反角と何か関係があるのでしょうか。
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- foomufoomu
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>ジェット戦闘機についている下反角と何か関係があるのでしょうか。 折り紙飛行機で下反角を付けると安定するのは、本物の飛行機とは違う理由のようです。 下反角の折り紙飛行機が飛んでいるようすを見ると、中心部(本物では胴体にあたるところ)を中心にして、左右にやじろべいのようにゆらゆら揺れながら飛んでいます。 どうも、下反角の翼の先端側の半分ぐらいが、やじろべいの重りのような働きをしているように見えます。 折り紙飛行機では、胴体部分の揚力がけっこう大きくて、翼の先端近くは飾りに近い状態なのではないでしょうか。
- tadys
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飛行機等の空力的な性質はレイノルズ数で表すことができます。 レイノルズ数についてはこちら等を参考にしてください。 http://www.flight.t.u-tokyo.ac.jp/~suzuki/MSNsuzuki5.pdf http://www.me.saga-u.ac.jp/~mitutake/fresh/h16_paperplane.pdf 紙飛行機と戦闘機等ではレイノルズ数が2桁も違うのでそのままの比較は出来ません。 翼に上反角を付けるのは機体が左右に傾いた時に元に戻す力が働き機体の安定を保つ効果があります。 ただし上反角が付きすぎると復元力が強すぎて戻りすぎることで不安定になります。 紙飛行機では操縦によって姿勢を制御できないので機体の形状だけで安定を保つようにする必要が有ります。 戦闘機では機体が安定すぎると空中戦で不利になるので適度な安定性が必要です。 ジェット戦闘機の翼には後退翼や三角翼が使われますがこれらには上反角と同じ効果があります。 下反角はこの翼の効果を低減することが出来ます。
お礼
紙飛行機では、飛行中に翼の重量により下反角が解消されることがよく飛ぶ(滑空する)ことと関係がありそうです。はじめに上反角がついていると、さらに上反角がついて沈んでいってしまいます。
上反角は機体を安定させる為に必要です。 傾くと元に戻そうという力が生じます。 ただ、安定性と言うのは運動性とは相反するもので戦闘機などは安定性より運動性を重要視します。
お礼
翼が上にも下にも反角が付いていないときに一番よく飛ぶ理由が知りたかったのです。戦闘機のこととは関係がない現象なのでしょうか。
お礼
ご見解拝読いたしましたが、私のトンボは、はじめに下反角をつけておくと翼の重量で下反角が解消されています。この状態だと、よく滑空しますが、上反角だとますます角度がついて沈下してうまく滑空しません。翼の弾性が重要な感じがします。ご指摘のヤジロべイ現象とどこか関係がありそうにも思います。