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この問題が解けるでしょうか。
問題です。 その学校の全生徒数は466名で、 これで昨年より4名減少となりました。 男子は昨年より6%減少し、 女子は昨年より5%増加しました。 問 昨年の男子の人数は何名だったでしょう。以下の中から選びなさい。 (1)220名 (2)231名 (3)235名 (4)250名 (5)263名
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基本的には問題文の指示通りに文字を置いてあげます。 昨年の男子の人数は何名→「昨年の男子の人数」を x人とします。 昨年の女子の人数を y人とします。 今年の男子の人数は昨年の人数( x人 )を元にして、6%減少したので、 (100 - 6 ) / 100 x = 94 / 100 x となります。 今年の女子の人数は昨年の人数( y人 )を元にして、5%増加したので、 (100 + 5) / 100 y = 105 / 100 y となります。 「昨年の全生徒数」を求めます。これは簡単に出ますね。 今年の人数( 466人 )は昨年より 4名減少した人数とあるので、 昨年の人数は 470人でした。 これらをもとに立式します。 連立方程式をまだやっていない場合は、 昨年の「男子」、「女子」、「全生徒数」から式を作ります。 「昨年の男子の人数」を x人とするところは変わりありませんが、 「昨年の男子の人数」+「昨年の女子の人数」=「昨年の全生徒数」、 「昨年の女子の人数」=「昨年の全生徒数」ー「昨年の男子の人数」 すなわち 「昨年の女子の人数」=( 470 - x )と分かります。 「男子の人数」+「女子の人数」=「全生徒数」を利用して、 昨年と、今年について2つの式を立てます。 x + y = 470 94 / 100 x + 105 / 100 y = 466 これを解いて、x = 250, y = 220と出ます。 一次方程式ならば、少々めんどくさくなりますが、 x + ( 470 - x ) = 470としても、答は出てきませんので (昨年の情報は 470 - x のときに使ってしまったので)、 今年の情報を使って立式します。 94 / 100 x + 105 / 100 ( 470 - x ) = 466 となります。 これを解いて x = 250 となります。 「昨年の男子の人数」は250人です。 一次方程式、連立方程式、どちらの場合でも計算過程が重要です。
お礼
解りやすい解説ありがとうございます。 おかげでスッキリしました。