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刑罰としての兵役
国によっては「刑罰としての兵役」の制度が敷かれているところもあるのではないかと思いますが、こういう制度の事を何と言うのでしょうか?(「○○制」と言う風に回答を願います) あと、刑罰として兵役を背負わせられている者のことは、「囚人兵」と言ったりもするのでしょうか?
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その昔は犯罪者を兵隊にさせるってこともありましたが、兵士に高い能力が求められる現代ではそれはないですね。プロイセンのフリードリヒ2世の軍隊の将校は右手に鞭、左手に銃を持っていて、右手の鞭で兵士にいうことをきかせて、それでもきかないやつは左手の銃で殺したなんていいますね。それが18世紀くらいのことです。 だけど現代の戦争では兵士は散開して戦います。昔の兵隊のように一塊になると大砲と機関銃で一気にやられちゃうからです。だけど散開すると不安になるから、逃げられるようなら逃げたくなります。それを防ぐためには兵士ひとりひとりが「自分が国を守るために戦っているのだ」という自発的な気持ちがないといけないのです。また現代の軍隊では兵士は上官の命令を聞き、銃を扱い、自動車なども運転したり様々な能力を求められます。アホじゃ兵隊は務まらない時代になっているので、嫌々兵隊をさせられるというのは少ないでしょうね。 アフリカでは子供を無理やり戦わせる少年兵がありますが、あれは「命令に従わないと殺される」というやり方で戦わせているそうです。少年二人を互いに向かわせ「相手を殺せ。生き残ったやつを兵隊として生き残らせてやる」とやるそうです。 第二次大戦の末期では兵隊が足りなくなってきて、ナチスドイツ軍では犯罪者が多く入っているカミンスキー旅団というのが作られました。このカミンスキー旅団は1944年のワルシャワ蜂起のときに鎮圧部隊として参加しましたが、戦闘ではまったく役に立たないのに虐殺、略奪、暴行ばかりをするのでさすがに「使えない」と判断されて後方に下げられてしまいました。 また第36SS武装擲弾兵師団という同じような部隊もあって、こちらもカミンスキー旅団と共にワルシャワ蜂起に投じられましたが、こっちもちっとも戦争しないくせに略奪と暴行には熱心だったのでこれも「使えない」と悪評散々でした。 ソ連軍には「懲罰大隊」ってのあったのですが、こっちは主に地雷原の上を歩いて地雷処理をするみたいな任務をさせられていました。
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- potatorooms
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これ、独裁国では過去に例がありますが、ギリシア人の時代から、これらの兵は存在自身が弱いので、対外的に用いられることはあまりありませんでした。 犯罪者は囚人兵、軍規違反は懲罰兵、各々の軍を、囚人部隊、懲罰部隊といいます。 ドイツに対したソ連軍が有名かも。せめてくるドイツ軍の足止めに残されたりしましたが、その効果のなさは歴史が物語っています。 ただ、ローマの戦争や墨攻で有名な晋というか楽毅の戦争で、ここが落ちたら国が無くなるという戦いの時は、有効みたいです。
補足
私が首相であれば、フェミに走ったりする不良女を【囚人兵】にしたいものですな。 女の囚人兵は暴行こそしなくとも、略奪についてはかなり悪知恵を働かしそうですね。万引犯で女と言う事例はかなり多いし。
補足
日本では、前科が無いのに略奪・性暴行を仕出かしたりした関東軍の例がありますけど…。