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兵役はイコール酷い虐めみたいなものでしょうか?

徴兵制度のある国の若者の兵役というのは、 酷い虐めがあるのが普通でしょうか? それとも韓国だけが特別なんでしょうか?

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回答No.1

>徴兵制度のある国の若者の兵役というのは、酷い虐めがあるのが普通でしょうか? 「普通」と言うのは語弊があると思いますが、職務上、他の環境では「虐め」としか思えないほど Hard な訓練や、訓練に託けた体罰、高圧的な命令による精神的圧迫は何処の国の軍隊にもあるものですので、こうした環境に耐性のない若者が徴兵で兵役に就くと「虐め」を受けるのと同様の苦痛を感じるでしょうね。 >それとも韓国だけが特別なんでしょうか? 恐らく http://www.recordchina.co.jp/b151289-s0-c30.html のような記事を御覧になっての御質問と思いますが、日本では第二次世界大戦以前からこの問題に注目して研究が行われていましたよ。 http://www.warbirds.jp/heiki/jisatsu.htm これによると当時の大日本帝国式軍隊の環境は当時の欧州と較べて遙かに自殺率の高いものだったようです。 自殺の理由も多岐に渡っており、陸軍の自殺率が海軍よりも多いというのも当時の陸海軍環境の違いが覗えますね。 また、現代の自衛隊についてもこんな記事があります。 https://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11368394649.html 米軍では http://www.cnn.co.jp/usa/35026966.html のような記事があり、現代の日米社会では通常の部隊内生活や国内生活とはかけ離れた環境からの PTSD 等に多くの要因が考えられるものの自国内勤務及び部隊内生活環境での自殺要因は軍属以外の職業環境に於ける要因と大差ないように見えます。(特に前述の自衛官自殺率記事で現地に上陸して長期生活を送らなかった海自隊員に自殺者がいないというのも興味深いです) 御質問の韓国に於ける状況は「精神的圧力に耐性のない若者が徴兵されて精神を病む」というものに加えて大日本帝国時代の日本陸軍のような「高い精神的圧力を受ける軍隊社会」であること、徴兵される若者が「徴兵前の一般社会内に於いても Stress を溜める社会環境」で精神的に病み易い社会であることに特徴があるでしょう。 結論として 「徴兵制度のある国の若者の兵役というのは、酷い虐めがある」というのは「耐性のない若者にはとりわけ『虐め』を受けたのと同様の Stress が生じる」という見方から正しく、 また「韓国だけが特別」というのは「普段の社会生活に於いても国の施政に希望が持てず、Stress を抱え易い社会であるという事と、軍隊は旧大日本帝国陸軍以上の精神的圧力を受ける環境である上に管理職の規律 (特に Compliance) 感覚に信を置けない環境」であるという点で御質問は両方とも正しいと言えるのではないでしょうか。

nopne
質問者

お礼

ありがとうございました。 真実に辿り着けるとは思いませんでしたが、大変参考になりました。

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