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間とは何か
ジャーナリズムは桂春団治の訃報とともにこの人が間の名人とかの褒め言葉を使っています。 ある報道、http://news.yahoo.co.jp/pickup/6187473。 間。 これはつまり調子、リズム。ってことですよね。 間抜けとか間に合わないとか、間っていろんな表現で使われます。 ”間”っていう言葉や概念で、どうか一言でも二事でもおもむくままに何かをお述べください。
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「ま」、この日本語に「間」という漢字を当てたのは優れた先人の知恵だと思います。日本語と漢字が初めて巡り合う8世紀からあります。 空間を表す「ま」は、「岩の間をい行き廻(もとほ)り」、時間でも「いつの間も神さびけるか」、など『万葉集』のころからあります。 場所を表しても時を表しても「ま」は、二つのもの、、時、所に挟まれた間を指しています。髪の毛を入れる隙間も無いと「間髪を入れず」、しかし無いと「間抜け」になります。 何も「ない」時や空間が「ある」と見る目が昔からあったことは、ナバホ語に「ない」ものが「ある」、と鬼の首を取ったように騒いだベンジャミンウォーフに聞かせたいですね。
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- 雪中庵(@psytex)
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存在が確率波動の集積である限り、無限に詰め込もう とすると徐々に、ある波形によって相殺される波動が 予めそこに存在する確率が高まり、無限に詰め込むと、 ある波形にはそれを必ず相殺する波形の存在が約束され、 確率波動は平坦となる、即ち「確率的無限=無」。 「宇宙」という単語が、「宇=物体」と「宙=合間」で ある、あるいは道具としての器のはたらきは、その物体 にではなく空の部分にあるように、不可分に時空を構成 しているのです。
お礼
相変わらず難しくて、傍に依れませんが熟読してみます。 ありがとうございました。
- guess_manager
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空間がなければ物質も存在し得ないように、ある「間」とは、なにかの存在を明らかにするための時空間そのもの、場=世界であるともいえます。 間があることによって初めて、伝えたいことの相対的な位置が示されます。 書画の空白や西洋画の額縁はもちろん、相手との距離や頷くまでの時間など、空間だけでなく時間的な位置も同様です。 春団治師匠は、水墨画の絵師のように、時間的な「間」を巧みに操る達人だったのでしょうね。 ご冥福をお祈りします。
お礼
ご投稿ありがとうございました。
お礼
素晴らしいご卓見ですね。 間、それは二つのものの間。 しかし何もない時や空間がある。ゼロの発見はインド人だそうですが、彼らの思想にはないものがあるという思考だそうです。 ないものに間がある。正にご卓見です。ありがとうございました