なぜ先進国同士の戦争はもう起きないのですか

質問

昨年だと思いますが、週刊新潮で、ジャーナリストの櫻井よしこさんが、
先進国同士の戦争は未来永劫起きない、と断言していましたが、
なぜ先進国同士の戦争はもう起きないのでしょうか。

回答No.12

OsatKaso

ズバリ、現状を考えると、「先進国同士の戦争は起きない」と考えても差し支えないと考えています。
肝心なことは、どの国も国益を考えて行動している、ということです。

第2次大戦後は、西側先進国はアメリカ、東側諸国はソ連をそれぞれ中心にした冷戦がありました。西側では、社会主義ソ連に対抗するために一丸となっていたのです。宿敵ソ連がある為、西側諸国内部では各国の争いも起こらず戦争になりませんでした。
ちなみにEC（現在のEUの前身）も西側諸国内のもめ事（特にフランスとドイツ。この両国はその国境付近に炭田や鉄山があって、歴史的にそれの取り合いをしていました）を回避するための対策という面もあったのです。

では、冷戦が終わった現在では、先進国同士の戦争があるか?
答えは「ない」でしょう。
今、西側諸国でアメリカに敵対して勝利できる国がありますか？「ない」が正解です。
また、西側諸国内部で戦争になることが考えられますか？これも「ない」です。
何といっても、「戦争して得することがあるか？」を考えたとき、それは何か、となるのです。

「アメリカは戦争したがっている。日本も安保法案を通せば、アメリカの戦争に巻き込まれる」こんなのは左翼の戯言です。
もし、百歩譲って、「アメリカの戦争に巻き込まれる」としても、戦争する相手が先進国ではありません。（中国やロシアは先進国でないという条件が付くかも知れませんが...）

この質問の答えとして一番大きいことは、「どんな国も国益を考えている。戦争して得するかを考えれば損という答えしか出ない」ということです。

この考えをどう思いますか?

回答No.11

あずき なな（@azuki-7）

国連の監視の目もあります
今の時代は戦争しちゃうと世界各国を敵に回します

それにアメリカは
太平洋戦争で日本に勝ちましたが
日本が強敵だと知りました(それまでは完全にナメてましたけど)
だから戦うのは危険だし　自分たちの得にもなりませんから

回答No.10

hekiyu

先進国といえば、欧米と日本ですね。
確かに、今現在、これらの国同士が戦争する
ことは考えにくいです。

先進国てのは、国民国家、つまり国民が主人公の
国家です。福祉が発達しています。

だから、国民戦地に出掛け、犠牲になるような戦争は
国民が反対する。
国民が反対すれば、票が欲しい政治家は戦争が
出来なくなる、という理屈です。

それでも相手が非先進国なら、戦争になり得ますし
事実、米国は戦争をやっています。

しかし、先進国同士だと、お互いにブレーキが掛かって
戦争にならない、というのだと思われます。

回答No.9

Water_5

先の第二次世界大戦で、戦争のバカさ加減が
身に染みてわかったからです。

戦争に、戦勝国も敗戦国もなく、そのことを身に染みて、理解したからです。

桜井氏の発言に異議なし。

回答No.8

kohichiro

先進国の定義によりますが、人権が守られて豊かな生活を第一義に掲げる国同士が破壊と殺人を是とし、経済的に引き合わない不条理な事業を始めるはずはありません。常識です。一応の知識人である桜井さんもそういうことを言っているのでしょう。

ただ、そういった合理的な思考が国ぐるみで出来る「先進国」は限定されているというのが現状です。その先進国でも、相手が先進国でなければ戦争を仕掛けることは十分考えられます。しかけることで相手が一方的に破壊され、先進国側が利益を吸い上げるだけという結果が見えれば当然の論理です。

世界に戦争がなくならないのは自明です。一応の言論人を目指すなら、桜井さんはこのことにこそ未来志向で言及するべきなのです。

日中間を引き裂いて戦争をけしかけている極右桜井さんにはそういうことをいう資格はありませんがね。

回答No.7

nankaiporks

櫻井女史の妄想でしかありませんね。

安倍支持者の方々は妄想だけで物事を語る癖があります。
ハゲの百田もそうですが。

しかし戦争は始まってますよ。
イスラムを敵対視し、争ってますが、これからは反米を中心に先進国も二分されます。
核がどうこうは関係ないです。

日本もバカの安倍がその争いに参入しました。

戦争は先進国で計画されてるのです。
その発端が現在では途上国や宗教なのです。

安倍支持者には理解すらできないのでしょうね。

回答No.6

SPROCKETER

核保有国同士の戦争は起こりにくくなりましたが、核保有国と非核保有国との戦争は現在も起こっています。先進国にも日本のような非核保有国はありますし、戦争が起こらないとは言えないでしょう。

　逆説的に言えば、「先進国は全て核保有国になる。」と宣言しているのと同じです。

　もし、先進国が全て核保有国になるのであれば、日本、ドイツに限らず、ＥＵを含む、多くの国々が核保有国になることになって、核の均衡が大きく崩れるでしょう。

　ネオナチに傾いている国もありますし、そんな状況で先進国同士の戦争は未来永久起きないなんて、誰が言えるでしょうか。

　先進国同士の戦争が起きなくても、先進国と発展途上国との戦争、もしくは、テロ攻撃が急激に増えている現状を見る限り、戦争の危険が減ったのではなく、増えているだけの話です。戦争が起こらなくても、毎年、百を超えるテロが続けば、戦争と同じですよね。

回答No.5

DESTROY11

まず武力戦争には「カネがかかる」
カネがかかる割りに得るものがないのが最近の戦争の様相です。
なので、誰も戦争を「したがらない」というのが実情であり、「起きない」わけではないです。

今の戦争は経済が主戦場です。
通貨や株価の操作により相手国を経済的に生かさず殺さずにしておくのが「勝ち」の戦争です。
完全に勝ってしまうと周辺国への侵略戦争を始めかねないので、完全には息の根を止めないのがコツです。

最終的には武力がモノをいうので全面戦争にはならないでしょうが戦争はおきえるとは思います。

回答No.4

potatorooms

ヨーロッパのNATO非加盟国と仮にアメリカの安全保障が効かなくなった日本は、宣戦布告の対象になりえますが、他の先進国は確かに宣戦布告の対象にならないと思いますよ。
バランスオブパワーってゲームを遊んでみたことはありますか？　核の傘で守られた国は宣戦布告の対象になりません。ここでいう核の傘とは核兵器を持っているという意味ではなく、核兵器を含んだ報復兵器を使った防衛網を持っているという意味です。
インド、中国は核兵器は持っていますが、報復兵器としての防衛網は作れていません。

例えば、アメリカの行動を何らかの方法でロックできた時、ロシアは日本を攻撃します。（攻撃できる、ではなく、国の成り立ちとして日本を攻撃せざるを得ないはずです）
ロシアと日本は先進国ですから、ご質問にある仮説は私は間違っていると思います。

回答No.3

ithi

hashi5989 さん、こんばんは。

１０００年先はわかりませんが、第２次世界大戦時よりは起きにくくなっていると思います。
先進国同士の戦争は周囲を巻き込みやすいし、自国の戦費や戦死者などを考慮すると国力を回復するのに、１００年は簡単にかかってしまうからです。場合によっては核兵器による戦争になるので、極力避けたいとお互い思っているからです。
せいぜい、自国の兵器を売り込んだ国々で代理戦争させれば、お金ももうかるし、その国の利権介入もできると考えれば、そこが落としどころというところだと思います。