- ベストアンサー
危険物の色の表現
危険物についてお伺い致します。危険物の性状で、その色を表現する場合、同じ物質をある資料には無色と書かれており、また、別の資料には白色と書かれてありました。この、無色と白色は、同じと受け取るべきなのか、または、厳密には異なると解釈するべきなのか、どちらでしょうか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご質問されているような文脈では、どちらでも構いません。 文脈・分野によっては無色と白色の意味するところが違うことはありえますが(例えば、前者は光を全部素通し、後者は光を波長区別無く反射する、など)、化学物質の色については特に区別する必要は無いと考えてもらって良いです。 いちおう、有機・無機化学の分野では、「白色」ではなく「無色」として物質の色を表すのが普通です。「色」というのは、可視光の特定の波長を吸収することで生じます。「白色」というのは、特定の色の吸収が無く、全ての色の光をただ乱反射している結果です。つまり、「特有の可視光の吸収がない=無色」ということだからです。
その他の回答 (6)
- bullbear36
- ベストアンサー率18% (195/1070)
#1です。 補足に気付かず回答してしまいました。すみません。 過塩化酸でしたら無色の液体(水と同じく)と呼ぶのが適当と思います。
お礼
了解しました。ありがとうございました。
- bullbear36
- ベストアンサー率18% (195/1070)
無色と白色は違います。 液体で例を挙げれば、 コップに入った、水と牛乳を比べたら明白。 無色は水。 白色は牛乳です。同じじゃ無いでしょ。
お礼
そうですか。ありがとうございました。
- phosphole
- ベストアンサー率55% (467/834)
連投すいません。他の方への補足を拝見しました。 コメントされているような過塩素酸の塩の場合は、本来は「無色」とすべきですが、通常は固体(粉末)を扱うのでその見た目で「白色」と表すこともあるでしょう。 可視光は吸収しませんし、水に溶かすと無色の水溶液となります。 物質としては白い粉末状でしょうが、白く見えるのは光が表面で乱反射されているためです。
お礼
そういうことですか。なるほど。固体の場合は、そのように扱うわけですね。ありがとうございました。
- phosphole
- ベストアンサー率55% (467/834)
すいません、途中で送信してしまっていました。続きですが、粉末の物質をいじっている限り、白色に見えますので、「無色」と「白色」はどっちでも大差ありません。しかし、水に溶かしたりすると、「無色」の物質は無色の溶液になります。「白色」に見えているのは可視光を乱反射しているためで、溶かしてしまえばこの効果は無くなります。 「白色」の場合はちょっと面倒です。前の回答に書いていたとおり、普通は「無色」と「白色」は同じように考えてもらって良いので、「白色」とあった物質でも溶かせば無色透明になるのが普通ですが、例えば脱脂粉乳の場合、粉末は「白色」ではありますが、溶かした場合も「白色の濁り」で無色ではないです。もっとも、これは光を吸収云々とはちょっと違う話で、溶かしてもあいかわらず微粒子のままなので光を乱反射しているためです。濁っている場合と透明な溶液・液体をごっちゃにされないよう、ご留意下さい。
お礼
なるほど。そのあたりが微妙なんですね。なかなか奥が深いですか。ありがとうございました。
- caf-caf
- ベストアンサー率64% (1414/2208)
光の乱反射により、結晶の形状などによって透明や白色に見えるものはいくつもあります。 黄色や褐色系は酸化によって色が変化するものもありますし、白色や透明は精製過程の差で色が違うものもありますね。 精密な実験などでは内容物(不純物)を調べることもありますが、無色や白色の記載の違いは「無色または白色」として回答記載や資料記載しても問題ありません。
お礼
なるほど、そういうことですか。光の反射が関係しているのですか。確かに、言われてみれば、影響があるでしょうね。ありがとうございました。
- bullbear36
- ベストアンサー率18% (195/1070)
物質は何ですか
お礼
第1類の過塩素酸類です。
お礼
なるほど。白色というのは、本当は無色だったんですね。それで、ようやく理解できました。詳細なご回答をありがとうございました。