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石英セルの曇りの影響
加水分解反応について分光光度計で吸収スペクトルを測定する実験で、測定に使う石英セルの光路面に水滴や曇りがついていた場合、本来ゼロであるはずの380~400nmの吸光度が明らかに正の値となるとあったのですがこれはなぜでしょうか。 水滴から発せられた可視光が検出されたということでしょうか。
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水滴が可視光を吸収・発光するということはありえないので(何か不純物がコンタミしていれば別だけれど)、これは単に光が散乱されたことによって検出器に至る光の量が減った=吸光度が正になった、というだけでしょう。 なお、コメントですが、吸光度のプラス・マイナスを勘違いされているように思います。 吸光度が正になるということは、光が吸収されたということなので、検出器に至る光は減っています。質問者さんは水滴から発せられた可視光が検出、と書かれていますが、その場合は(上述したとおりありえないけれども)、吸光度は逆に減ります。
お礼
返事が遅くなってしまい申し訳ございません 回答ありがとうございます。 なるほど、そういうことですか。確かに私の認識が間違っていました。 ありがとうございます。