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大電力対応のサーキュレーターについて
ISMバンド13.56MHz1kWの高周波電源を使用しています。 原理的に不明な部分があるのですが、特に反射電力対策を電源の中でどのように行っているのでしょうか? インピーダンス整合器とセットでいつも使用していますが、この整合器が無ければ使用できる電力が限られるということでしょうか。 または大電力の携帯電話に使われているような大電力のサーキュレーターなるものが存在するのでしょうか。サーキュレーターはあまり高い電力のものをみたことがないのですが... ご教示頂ければ助かります、よろしくお願いします。
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高周波電源の出力インピーダンスと負荷のインピーダンスが整合していないと負荷からの反射が発生します。 高周波電源によっては反射が大きすぎると電源が不安定になって電源が故障するなどの問題が発生します。 ある電源が10dBの反射で故障するとした場合、電源と負荷の間に5dB以上の減衰器を挿入しておけば故障を防ぐことが出来ます。(減衰器は往復で効果がある) 電力が限られると言うよりは電源が安定に動作するかどうかの問題です。 大電力のサーキュレータと言うものはありますが、マイクロ波帯です。 http://www.orient-microwave.com/itemcomponent.html 短波帯でのサーキュレータの研究はなされていますが実用化は難しいようです。 http://www.daiichi-koudai.ac.jp/images/material/52/files/kh_25_06.pdf
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- mdmp2
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NO.1 です。 気のせいでなければ、回答を準備している間に質問の内容が変わってしまったような気がします。 13MMHz帯のサーキュレーターはありません。
- mdmp2
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大電力アッテネーターはあります。たとえば次のページ。 http://www.marubun.co.jp/product/measurement/rf/qgc18e0000000psv.html 短波送信機の場合ですが、反射波が大きいと送信機にダメージを与える恐れがありますので、方向性結合器で反射電力を検出し、反射電力が許容値を超えた場合、送信電力を低減するか、送信機をシャットダウンする方法がとられます。 13.56MHz は短波帯なので、同じような方法が使えると思います。