アノマロカリスは本当に生態系の頂点にいた?
この間、国立科学博物館の生命大躍進を見てきました
あらゆる時代の貴重な化石、特にその時代の生態系の頂点の生物が豊富に展示されていて感涙ものだでした。
特にカンブリア紀の化石はアノマロカリスも含めて最高の展示だったのですが、見ているとだんだんと前々から感じていた疑問が大きくなって来たので教えて下さい。
普通その時代の生態系の頂点にいる生物は、獲物を上手に捕食するために目を前の方に2つ並べて距離を正確に計測できるように進化します。
しかしアノマロカリスに関しては獲物は下にいるはずなのに目は上、明らかに近い仲間のフルディアも左右に馬のように着いてまるで草食動物のようです。
何故なんでしょうか?
自分なりに考えてみたところでは、オパビニアなどは、獲物は下にいるはずなのに何故か目は上向きに5つもあったりします
これはアノマロカリスに比べれば小さいのを考えれば、目はもっぱら外敵を見つけるのに使って、オパビニアの像の様な吻は、海底近くを低空で泳ぎながら
地雷探知機の様に海底を撫でる様に獲物を探していくという生態には適した構造になります。
ですが、アノマリカリスに関してはオパビニアの様に外敵が存在する生き物ではないはずなのに、目はまるで外敵を探すのに適するためにある様な位置にあります。
この矛盾が今でも消えません。
この矛盾を解決する様な説があるとすればどんなものがあるでしょうか?
おそらく、学者の先生方も確かなことは言えない突飛な意見が許される世界の様に見えますので、あまり頭を硬くしないで様々な意見を聞いてみることができたら、と思っています。
自分なりに考えた説では
アノマロカリスより巨大な遊泳性の捕食者がいた。
という説を考えています。
つまりは体長5mとかの巨大ピカイア・もしくは巨大クラゲの様な生き物が、泳ぐにしても這うにしても海底近くを生きていたアノマロカリスを上から襲って食べる様な生き物です。
そんな巨大で体の柔らかい生き物は化石になる可能性がほぼ無いので、アノマロカリスの目の位置の矛盾が解決できそうだなって感じました。
そのうえで、歯はサメの様に何度も生え変わるのではなくて基本同じ歯を一生使い続けるか、そもそも歯の無い生き物なら歯の化石も出無いでしょう。
まぁ、自分でも突飛なアイデアだと思っていますので、単純に面白いと思いますので、上のアイデアは忘れて他にもご意見募集してみたいです。
お礼
これです! ありがとうございました。