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FMEA、FTA、電子回路
(1)FMEAを書く際、例えば抵抗やコンデンサーなどの故障は「ショート故障」とか「オープン故障」とかすればいいと思いつくのですが、 端子がいっぱいあって、様々な動作をするマイコンはどのように評価するのでしょうか。 ・端子ごとに、ショートしてるとか、オープンになっているとかでしょうか? ・代表的な故障事例を挙げて評価するのでしょうか? (2)FMEAとFTAはどちらを先にやるべきでしょうか?
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- mink6137
- ベストアンサー率23% (595/2500)
>端子がいっぱいあって、様々な動作をするマイコンはどのように評価するのでしょうか。 >・端子ごとに、ショートしてるとか、オープンになっているとかでしょうか? 先ず、入力端子に着目し「H固定」、「L固定」、「オープン」故障のそれぞれについて 内部の不具合動作、不安定動作を究明して必要な対策を行います。 次に、出力端子に着目し「H固定」、「L固定」、「オープン」故障のそれぞれについて その出力を受け取るマイコンの外部回路の不具合動作、不安定動作を究明して 必要な対策を行います。 なお、入力と出力を兼用端子を使うマイコンでは入力指定/出力指定が誤動作した場合の 異常動作についても同様に対策する必要があります。 さらに、マイコンでは内部プログラムにまで踏み込んで、入力データの故障に起因する 暴走や無限ループ、フリーズなどの異常動作を排除しなければなりません。 >・代表的な故障事例を挙げて評価するのでしょうか? No.2さんのご意見のように、どんな不具合が出るか分からない新規設計品や改良設計品では FMEAで不良ゼロを目指すべきです。 新設計品では10~20個の不具合がでることも珍しくありませんよ。 ちなみに自動車大手のトヨタは DRBFM(Design Review Based on Failure Mode) で品質不良の未然防止を図っているそうです。
- Nebusoku3
- ベストアンサー率38% (1465/3824)
(1)FMEAを書く際、例えば抵抗やコンデンサーなどの故障は「ショート故障」とか「オープン故障」とかすればいいと思いつくのですが、端子がいっぱいあって、様々な動作をするマイコンはどのように評価? ↓ 故障予測ですので全ての予想される故障モードをブレーンストーミング(思いついたものを制限なしに、どんどん出していく)的に出してもらい、その中から順位を決めていく方法があると思います。 (2)FMEAとFTAはどちらを先にやるべきでしょうか? FMEAはどちらかと言えば学術的な見地からの故障予測ですが、FTAは実際に起きた故障からの「経験予測」 のウェイトが大きいので、FTAを先にやり、ある程度したら同時に更新していく感じになると思います。 但し、新機種などの場合は海のものとも山のものともわからない状態では FMEA あるいは計算MTBF(構成部品からの計算) などの方から先にやり、機種の概要を表現してみる必要がある場合もあります。 参考URLがありましたので添付します: http://www.ssm.co.jp/preventive/index01.html
お礼
参考になりました ありがとうございました
- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
電子回路の基本は、接地とインピーダンス整合でしょう。 そこからブレイクダウンしないと、電極の数によっては作りにくい上読めない資料を作成してしまうことになります。 だから、考えかたはスコープの設定からです。 接地はそれほど複雑なことにはならないはずです。 回路図を見て接地しなければならないピンを数えあげてテストするだけです。 インピーダンス整合は、鳳テブナンの法則というのがありますから、内部を見る必要はなく外に開いた端子だけを見ればいいのです。中の端子は、もし深い診察が必要な場合のみ見ればいいのです。 それでおしまいだと思いますよ。 FT図を書かないと機能の構造が見えません。 一方役者表みたいなものをつくらないと関連マトリックスは描けません。 だから、FMEAとFTAはどちらが先かというと、FTAのほうじゃないでしょうか。 おおまかなあらすじを知ってから誰と誰という役者が必要かが配置できますから。
お礼
ありがとうございました
補足
すみません、スコープとは何ですか?
お礼
ありがとうございました。