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安保法案と憲法解釈閣議決定について
- 安保法案とは、国際情勢の変化に対応するため、集団的自衛権の行使を容認する改正法案です。
- 憲法解釈閣議決定とは、阿倍政権による憲法9条の解釈変更を目指し、閣議での決定を行ったことを指します。
- 両者には賛否両論あるが、阿倍政権のやり方には批判的な意見も多く寄せられています。
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No.8の再回答です。一人一人の回答に真面目に向き合う姿勢はすばらしいですね。 安保法制の細かい中身や急いでいる裏事情に詳しいわけではないので、あくまで自分なりの解釈ですが・・・ 質問は3つですね。 (1) 戦ってでも守るべき「自尊心」とは何なのか? たとえば、韓国の竹島実効支配に対して日本が何もできないのはなぜか?強気に出てまさに武力衝突、戦争になることへの恐れではないのか?戦争をしない国なのか、なめられててもできない国なのか?まああれはそれほど国益に影響のあることではないので、戦わなくてすむのだと思いますが、中国の尖閣問題、ガス田問題なども抱えています。領土問題でゆずれない境界を守る、領海侵犯を許さないという「自尊心」は必要だろうということです。 (2)意思とは? 日本が意思を持った方がいいのは、何でもかんでもアメリカの言う通りに従うのではなく、イラク戦争のようにアメリカが間違っていると思う時にきちんとそう言える方が、より国家の危険は減るように思えるからです。ただそういう意思を持ってアメリカなどに発言することが怖いのは、アメリカに「もう守ってやらないよ」と言われることが怖いからでしょう。その時に少しは「じゃあ専守防衛は自国でやります」と言えるそれこそ自尊心と防衛力くらいは必要ではないのでしょうか? そしてそういう自国の意思と軍備を、何より日本人自身が恐れていることに気づきました。あの戦時中に、主導軍によってとんでもない方向へと導かれたことを我々は「二度と同じことを繰り返したくない」と思っています。つまり日本の主導者の外交意思決定は恐ろしいから、ずっとアメリカに委ねて という思いをどう乗り越えるかかが「戦後レジームからの脱却」かもしれません。総理の今の説明不足と言われることの難しい点は、あの時と現代は決定的に国の意思決定システムは違うと説明できるかどうかですね。国家が意思を持ってももう二度とあの時のような暴走はしないという根拠を示せるか。そのためには憲法のきちんとした改正、国民による新たなしばりも必要だと国民に説明できるか。国民が聞く耳を持つかなど。 (3)なぜ急ぐか よくわかりませんが、「アメリカとの約束」というより、アジアの現状のきなくささ、アメリカの弱体化、現状多数派を占めてやり易いなどではないかと思われます。 あなたのようにまとまってきちんと書けないので、「含み」があるようなわかりづらい文章にまたなってしまったかもしれません。長いと知識、説明力不足のぼろが出るので苦手なもので。ご容赦願います。
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- 441moe
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お礼を受けて、 参考になるか否かわかりませんが。 判断しかねる時は出来るだけ原点に帰り、 解釈無しで、判断するようにしています。 日本は敗戦し米国の侵略受けました。一部ソ連 受けた虐殺は軍事法廷での判決結果 受けた粛清はレッドパージです。 ソ連の侵略受けたのは、北朝鮮と東欧諸国。 中国の侵略を受けたのは、チベット国、東トリキスタン共和国、チワン地区、南モンゴル地区です。 ソ連中国北朝鮮の攻撃受けたのは韓国です。 中国、北ベトナムの攻撃受けたのは南ベトナムです。 北朝鮮、チベット、ウィグルの受けた虐殺は、脱出者の僅かな情報しかありません。 過去、大量の北朝鮮人が南に逃れました。 ベトナムではボートピープルが出ました。 チベットはインド、ウィグルは米国と独国に政府があります。 米国の侵略も多く語られます、 国連は連合国の意味で、日本は今も敵国です。 敗戦後70年戦死者は1人しか出ていません。 朝鮮戦争ベトナム戦争のお蔭で、経済の基礎で来ました。 中東アフリカ出兵は安保関係なく、国連の命令です。指揮権を米軍が持っただけです。 理屈では中国の指揮権の元、国連の命令で出兵する可能性もある訳です。 米国、国連の影響下で日本が存続しています。 その事実を覆したければ、連合国相手に戦勝国になる以外ありません。 原点に帰れば、今回の問題も、政府の嘘、反対派の嘘も見えて来ます。 枝葉末端の話に巻き込まれれば、判断出来ず、 雰囲気、世論誘導に乗るだけです。
お礼
再度のご回答、ありがとうございます。 貴方には、たくさんの「判断材料」を頂きました。 感謝申し上げます。 簡略ではありますが、これにて、お礼とさせて貰います。 本当に、ありがとうございました。
- 441moe
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意図外れる回答かもしれませんが。 現在日本にとって何が必要か?が問題だと思います。 9条は日本の完全非武装化と再軍備防止の条項です。制定当時は、国際的に認められた、自衛権も認められていません。朝鮮戦争で状況が代わり、自衛権を表に出した、解釈で、矛盾に矛盾を重ねて、現在に至っていると思います。 朝鮮戦争時の対外恐怖は、ソ連とその出先の北朝鮮でした、現在中国が加わりました。 個人的には、 侵略を受け戦争になった韓国、 侵略を受け戦争にならなかった、チベット国、東トリキスタン共和国を比較して、自己判断しています。 後者2国は余りにも情報が不足しています。 遮断する中国と、メディアが原因です。 netのお蔭で漏れ出た情報があります。 裏の戦争での犠牲者数は不明です。 が、65年経った現在でも、虐殺、略奪、強姦、核実験場、強制移住、情報遮断が続いているようです。 戦争しなっかったチベット、東トリキスタン共和国(現在のウィグル)の件を一切言わない左派の平和は信用しません。 ご自身で、 自己防衛しなかった(出来なかった)国の65年を調べて、自己判断の材料にすべきと思います。 目の前で、娘孫が数十人に強姦され、赤く焼けた鉄棒を⚪️⚪️から刺され殺されるのを見て、 自分が皮剥の刑で殺されても、平和と思う方もいらっしゃるでしょうが、私は嫌です。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 また、お礼の欄に書くことがたいへん遅れて、本当に申し訳ありません。 >現在日本にとって何が必要か?が問題だと思います。 >9条は日本の完全非武装化と再軍備防止の条項です。 >戦争しなかったチベット、東トリキスタン共和国(現在のウィグル)の件を一切言わない左派の平和は信用しません。 >ご自身で、自己防衛しなかった(出来なかった)国の65年を調べて、自己判断の材料にすべきと思います。 貴方のお返事も、私に多くの問題提起をして下さいました。 正直なところ、ものすごく混乱してしまい、私の返事も遅れることとなりました。 私が35年前の日教組教師の反戦教育を未だに「完全肯定」しているか? それは「否」です。 また憲法9条を、その条文通りに私が未だに「完全肯定」しているか? これも「否」です。 事実、ご存じのように、1950年の朝鮮戦争時に、米国は日本の再軍備を「指示」しました。 以降、自衛隊の発足になり、現在に至ります。 自衛隊という「軍隊?」「軍事力」が抑止力となり、幸い日本が侵略・侵攻されなかったのか? それは、ちょっと、勉強不足の私では何とも言えない、としか申せません。 もし、1945年からの5年間に何らかの侵略・侵攻があったならば?とか、 冷戦構造の下で、日本が極東アジアで資本主義国の「反共産」の要でなければ? という仮想の下で、現在の日本の独立を語ることも、何らできません。 ただ、私見として、この国が地理的に「島国」で四方を海に囲まれ、そのことで幸運にも江戸末期まで「鎖国」が出来たのかと・・・ しかし、事実として、ペリーの来航で明治を迎え、時代だったとは言え、帝国主義をひた走り、敗戦までの惨禍を国民は強いられました。 どこから、この国は間違った道を選んだのか?そういう運命だったのか? そして、今、この国は、果たして間違った道に進んでいるのか?それとも正しいのか? ずっと私は、考えて考えて、自問自答で悩んでいます。未来の事だから、答えは無いのでしょう。 でも、子供に、この国を残す大人なら、せめて考えることを止めてはいけない。と、私は思っています。 東トルキスタン国(通称:新疆ウイグル自治区)とチベット(通称:チベット自治区)について。 確かに、まだ、この国では、簡単にネットで検索することが出来ました。 酷いものですね、中国共産党というものは。未だに帝国主義時代の植民地支配、 というか、あんな写真等を見れば、漢民族の?利己的な多民族支配としか私には映りませんでした。 朝○新聞の一連の虚偽報道は論外ではありますが、 ↑の新聞社を含めて、まとめて一概に「左派の仕業」と断じてしまって良いのか? これも私には何とも言えません。 やっぱり、支離滅裂な文章になってしまいました。 お詫び申します。 ただ、中国寄を「左派」、米国寄を「右派」とするならばですが、 中国が左派の帝国主義国の要であれば、米国も右派の帝国主義国の要ではないでしょうか? 「アメリカ、侵略戦争」で検索してみてください。様々な事実とそれに対する意見が出ていますので。 いろんな判断材料が出てくるかと。 稚拙な私では、国の「防衛論」などを語る資格は全くありませんでした。 反省し、皆様にも、お詫び申し上げます。 ひとまず、これで、この質問は、Bestアンサーを選ぶ段階に入りました。皆様、本当に、ありがとうございました。
- sync-mag
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とても意をつくしたお礼をいただきました。回答としてつけ加えるものはないのですが、お手間を取らせてしまったお詫びかたがた、再度やってまいりました。 個別的自衛権と集団的自衛権については、質問者様が整理されているとおりだと思います。 問題は、これもご指摘のとおりですが、わが国と密接な関係にある他国が攻撃されたことによりわが国の存立が脅かされる事態にいたった場合、という発動要件にあります。 閣議決定で憲法解釈を変えたときの記者会見で安倍さんが例示していたのは、日本近海で日本人を乗せたアメリカの艦船が攻撃されても日本は助けることができない、というものでした。 言葉としてはわかりますが、現実にこんなことってありますかね。日本のすぐそばで世界最強のアメリカ軍が攻撃されるのなら、当然のごとく在日米軍も攻撃対象であり、これまた当然のこととして日本国自体が攻撃されているでしょう。 ならば、これは典型的な個別的自衛権の事例です。 いったい、安倍さんは自分がなにを言っているのかほんとうに理解しているのかと疑問に思った瞬間でした。 あと、お友だちの比喩もわかりません。たしかにお友だちのアソウくんが襲われていたら助けなきゃ、というのは理解できますが、現実にみんなが心配しているのは、アソウくんがカツアゲしようとしたら逆襲された、なんて場合でも助けなければいけないのか、ということですよね。 実際のところこのアソウくん、世界一ケンカが強いわけで、言われなくケンカをふっかける相手などまずいません。 国民だってバカじゃありませんから、ほんとうに必要だと納得できるなら集団的自衛権にも賛成がもっと増えたはずだと思います。 世の中の大概の問題は賛成、反対が2割ずつで、残りは中間派・日和見派だと言われます。すでに賛成・反対の意見を固めている人はなまなかなことでは考えを変えませんから、多数派を形成したければ中間派を引きこまなければなりません。 世論調査の結果を見ると、あきらかに安倍さんはこれに失敗しています。賛成派は変わらず支持しつづけているようですが、中間派の半分は「反対」に合流し、残りの人も安保法制について懐疑的に見るようになっています。 「絶対に」「決して」「断固として」とかの決意はもうわかったから、いいかげん冷静に集団的自衛権が必要な理由を説明してほしい、それができないのは何か口にできない理由があるからなのか、それとも説明する能力がないからなのか・・・。猜疑心がつのるのはあたりまえです。 ところで、質問者様のご尊父、なかなか良いことをおっしゃいますね。たしかに本当に自信や覚悟がある人は、こんな話し方しませんね。 わたし、昔マルチ商法のセミナーに好奇心から参加したことがあるのですが、そのときの講師たちは耳障りのいい結論をくり返すばかりで具体的な説明を避け、なぜその結論になるのかという論理段階もはぶき、そしてたとえ話を多用していました。 今回の安倍さんとそっくりです。 この調子で書いているとまたダラダラになってしまうのでひと言だけ。 今回の安保法制に国民の支持が広がらない根本的な理由は、この一連の法案が日本国の安全保障のために立案されたものではなく、政治家と官僚の安全保障のための法案だからだと思います。 ただ不幸中の幸いと言いますか、今回のさわぎで多くの人がわが国の安全保障について考えるようになりました。わたし自身、これまで読んだことのなかった本を手にとったり、沖縄を初めて訪れて衝撃を受けたりと、まさに蒙が啓かれる思いを味わっております。 禍福は糾える縄のごとしと言います。国民の意識が高まったことが、結果的によい方向に向かうことを願っています。
お礼
もう、そろそろBestアンサーを選んで、この質問を締め切らねばと思っていた頃です。 でも、貴方には、再度の丁寧なご回答をいただき、感謝申し上げます。 また、大変、お礼が遅れたことをお詫びします。 貴方の体験談、「マルチ商法セミナー」に関して、とても興味深く読ませて貰いました。 まだ、この国のネットの情報は規制されず、様々な意見が出ていますね。 私個人、いろいろと検索で調べてみました。が、あまりに情報が膨大で、自分でも、まとめることが出来ず、 一方で、個人が権力に対して行動する限界を感じ、無力感とともに疲れてしまったというのが正直なところ。 それで、お礼も遅れてしまいました。 貴方が問題とする今回法案の「発動三要件」の曖昧さ・将来に残す危険性も無視は出来ませんが 私も、ダラダラと長くなってしまうので、敢えて避けてしまいます。 私は、「もやしの値段」が37円か19円か?が気になるような、ただの一庶民です。そんな私がおこがましかと思いますが、 それでも、私の中で未だに大問題は、やはり「なぜ、集団的自衛権じゃないとアカンのか?」に尽きています。 阿倍さんが、岸信介の血脈と、岸の思想(ドイツ在留時に魅了された国家社会主義、226事件のカリスマ、北一輝の革命思想など)を 受け継いでいる等の事は、流布された説かも知れず、あまりに、ややこしいので、これも省きます。 ただ、大戦後も戦争大好きな米国と、集団的自衛権と国連憲章51条について少し・・・? このサイトは参考までで。→ http://www.y-history.net/appendix/wh1601-007_2.html 上のサイトは長いし難解なモノなので、私が平たく要約してしまえば、筆者の言いたいことは もともと、本来、国家が持つ「自衛権」とは、「個別的自衛権だけだ!」 というのが、国際連盟・国際連合の出来る前からの「世界の理念」であるとか。 しかし、事実、国際連合憲章51条の中にも、個別的自衛権と共に、「集団的自衛権」が盛り込まれ、認められています。 それが認められた歴史的経緯は以下のように。 2次大戦後、国連ができた。しかし、政界のジャイアン米国は元々のモンロー主義等で、国連加盟を「いやだよ~!」と。 で、「国連憲章に集団的自衛権、認めてくれるんなら、入ってやるよ~!」と、世界のジャイアン米国くんのゴリ押しと妥協の結果、 国連さんが「しゃーないなぁ・・・」で、シブシブ、国連憲章に個別的と共に、集団的自衛権が認められたとか。 筆者の論点は、こういう世界史を踏まえて、「集団的自衛権」を考えて欲しい。と 「客観的に」冷戦終結後の米国を中心にした世界の歴史を書きます。 1990年:湾岸戦争 湾岸戦争は国連安保理で正式に承認され、「多国籍軍」が組織されました。 2001年:9.11テロ(アラブ人の反米感情) 2001年:アフガニスタン攻撃。タリバン政権の打倒。 2003年:イラク戦争。フセイン政権の打倒。フセインの処刑等々。 米国が「危険な国」なのかどうか?については、私の意見は書きません。 ただ、貴方の「マルチ商法セミナー」と政権の分かりやすく?説明する「例え話」を絡めて書き、お礼とさせて貰います。 上のサイトからの引用ですが、 「わかりやすいことには危険なことが多い。単純化された議論で思考をとどめるのではなく、 集団安全保障の理念との関わりを学び、ぜひ世界史的な視野で考えてほしい・・・」とありました。 政府の言う、「朝鮮半島で有事→米軍艦船が韓国から日本人を守って帰国させてくれる。」 つまり「米軍は日本人を守ってくれているんだから、自衛隊が米軍を守っても、お互い様でしょ」って、子供でも分かる。 でも、分かりやすく物事を単純化させ、「思考を停止させるやり口」はマルチと同じで「危険だ」と。 私も、考えることに疲れは感じますが、「この国を子供に残す大人なら、しんどくても考えていかないとアカン!」と思います。 稚拙でありますが、これを今の私の意見とし、貴方へのお礼にさせて貰います。 ありがとうございました。
- 15261526
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「なし崩し」という理解は間違っているとは思えない。 公約に憲法改正が主張がないならば、まだ許す余地はあるかもしれないが 集団的自衛権云々の話は、原初として、個別的・集団的と分離した経緯から 「姑息」というのが学術的には圧倒的多数。 要は、日本の自衛権論がその出発点である内閣法制局の恣意性によって、ミスリードされ続けている、ということ 言葉の誤用がそのまま一般化してしまったようなもの、とも言える 安倍総理の「怖さ」というのは端的にいえば、ご都合主義にあると思う 例えば、難病指定されている病気に罹患していながら、ずっとそれを隠蔽して、突然辞任の理由にしたり、病理が治っていないにも関わらず、症状がないことを理由に、「完治した」などと吹聴するなどの言動は信用できないのは必然でしょう 結局、「戦後レジームとは何か?」という質問には総理は回答しないのが問題でしょう。最後には、ご都合主義で変わった場所を誇らしげに「改革しました!」と言いそう 基本的には、憲法解釈については、解釈猶予という概念があり、その領域を出ない限りは問題にはなりません。問題はその解釈猶予の幅が各人で異なります 憲法という規範をただ純粋に法律として捉える人からすれば、安倍総理主導の解釈改憲は無理がありますが、憲法という規範を法律のみならず政治的意図を強く示した国是宣誓とすれば、行政権に解釈猶予が強く認められうる、とは言えるでしょう ただし、それも解釈限界があります。 同時に、一定レベルの行政の解釈裁量を認めるのが、現代国家では普通です もっとも、安倍総理に十分な法解釈云々の能力があるか?その能力者を抱えているのか?というレベルになれば、無理だと断言しても良いです 少なくとも総理の側近で、世界に通じる安全保障の有識者などいませんし、世界レベルで活動し、実務統制できる才能の持ち主はいません。もっと在野に優れた有識者がいるにも関わらず、自分にとって都合の良い有識者しか招聘していないので
お礼
お返事、ありがとうございます。 また、大変、お礼が遅れて申し訳ありません。 私、法律論には本当に疎く、 「憲法解釈」、「解釈改憲」について触れられた点では、満足にお答えできません。 どうか、ご猶予ください。 さて、 >「なし崩し」という理解は間違っているとは思えない。 >公約に憲法改正が主張がないならば、まだ許す余地はあるかもしれないが >集団的自衛権云々の話は、原初として、個別的・集団的と分離した経緯から 「姑息」というのが学術的には圧倒的多数。 >安倍総理の「怖さ」というのは端的にいえば、ご都合主義にあると思う 確かに、公約に憲法改正の主張が無いなら、まだ?許せる余地もあるかも知れませんが・・・ 順番を超えて、先にNo.13の方に書きましたが、私は憲法改憲には「賛成派」なのです。 しかし、衆参両院の3分の2以上と、国民投票を経て、「正々堂々とやるならば」というのが大前提です。 だから、繰り返しますが、今回の法案、そもそも論で、なぜ「集団的自衛権なのか?」を説明できないまま、 「閣議決定の解釈だから!」という論理は、ただの「なし崩し」「姑息的」としか言えないのです。 が、阿倍さん、公式サイトでは、やたらと現行憲法はGHQ、マッカーサーの押し付けだ!を繰り返し。 http://www.s-abe.or.jp/policy/consutitution_policy YouTubeの30分の演説を聞きましたが、 http://matome.naver.jp/odai/2134753746922631501 私は、結局、彼が何を言いたいのか?なぜ「前後レジーム(体制)の脱却」なのか? 微塵も理解できませんでした。時間の無駄ですので、↑を視聴することもないですよ。 ただ、30分我慢して聞いた彼の演説の例示の中から分かったことは、 「戦前の教育を受けた人間は、そんな『道徳・日本古来の美徳』を持っていたんですよ!(拍手喝采)」 という、教育再生という美名の下の「復古主義」。 彼の書く「環境権」とは、地球温暖化を憂慮した上での、原発再稼働。 そして、極めつけは「ソマリアの海賊」を例えにしての、実に博愛心に満ちた「積極平和主義的外交」。 具体的に書くと、 「同盟関係に無い国の船舶が海賊に襲われたら、同盟関係が無いからという理由だけで そのまま見捨てる事が出来るでしょうか?」「今の法制度では、それが出来ないんですよ!(拍手喝采) 以上の3点だけです。 >集団的自衛権云々の話は、原初として、個別的・集団的と分離した経緯から 「姑息」というのが学術的には圧倒的多数。 >安倍総理の「怖さ」というのは端的にいえば、ご都合主義にあると思う 阿倍さんの「ご都合主義」についてですが、阿倍さん自身の「ご都合」も有りますが、 よくよく調べると、今まで、私は「山本太郎」という議員を誤解していました。 彼は、「永田町のタブーを突く」という、とても私ごときでは出来ないことをしてるんですね。 http://blogos.com/article/129139/ 端的に、この記事を表すのは、以下の引用の部分です。(この記事も長いですので…) 山本議員はトドメを刺すことも忘れていなかった。質問の最後を次のように締めくくった― 「これだけ宗主国様に尽くし続けているのにもかかわらず、その一方でアメリカは同盟国であるはずの日本政府の各部署、 大企業などを盗聴し・・・いつまで(米国にとって)都合のいい存在で居続けるんですかってお聞きしたいんですよ。 いつ植民地をやめるんですか?」 「中国の脅威というなら、自衛隊を世界の裏側まで行けるような状態を作り出すことは、この国の護りが薄くなるっていう事ですよ」。 と。 家族がいる身の私では、ここまで捨て身で踏み込むことは、とてもとても・・・ ちょうど、北朝鮮が久々に、きな臭くなった昨日ではありますが、彼の質問の中に、 「もし、北朝鮮の弾道ミサイルが原発を襲った場合、政府はその被害をシミュレーションしているのか?」 という趣旨のものがあります。 これ、すごく現実味があると思います。 むしろ、政府が広める中国の脅威論よりも。 福島原発事故で散々と、その怖さを知った私たち。 もし、ノドンだの何だののミサイルが、日本海側に乱立する原発を襲えば・・・? もちろん、ノドンとかは、欧州や米国まで届きませんから、 宗主国様は、他人事です。 つまり、彼の言う「米国のご都合」に何時までも合わせる事しか出来ない阿倍さん。 私は、貴方の言う、彼の「ご都合主義」とは、イコール「宗主国様のご都合」だろう、と考えます。 >結局、「戦後レジームとは何か?」という質問には総理は回答しないのが問題でしょう。 >最後には、ご都合主義で変わった場所を誇らしげに「改革しました!」と言いそう 「戦後レジーム(=体制)」については、理解したくて調べても調べても、ますます理解できなくなります。 右翼系は、戦勝五国の作った「ヤルタ・ポツダム体制」と、こき下ろすだけで、 一方で、阿倍さんは曖昧に、 「戦前の日本古来の伝統に従った、日本人の道徳は『美しかった』のですよ!」 としか言わないままです。 だから、私は、未だに、これについては何も理解できないままです。 まして、「戦後レジームからの脱却」なんて、皆目、見当も付きません ただ、教育改革という名の下の「新教育基本法」は、現に通され、施行されています。 そこだけは、彼は、高らかに「改革しました!」と言い続けいていますよ。 http://www.nipponkaigi.org/opinion/archives/1163 でも、教育現場への「政治・宗教(神道と仏教だけ)の介入禁止」という、原則は崩されました。 そういう意味では、彼は「戦略的に」、幼少期から国民を「国家の役に立つ人間」に教育することに成功しています。 個人的に、柔道・剣道が必修になり、自分の子供がそれを強いられるなんて嫌ですよ。 >基本的には、憲法解釈については、解釈猶予という概念があり、その領域を出ない限りは問題にはなりません。 この法律論につきましては、私の理解不足で、何とも書けません。申し訳ありません。 >もっとも、安倍総理に十分な法解釈云々の能力があるか?その能力者を抱えているのか? >というレベルになれば、無理だと断言しても良いです >もっと在野に優れた有識者がいるにも関わらず、自分にとって都合の良い有識者しか招聘していないので 最後に、沖縄の基地問題について少々。 私は本土の人間なので、結局、沖縄の人の気持ちは解らず「他人事」として、ただの同情をしているだけです。 彼の抱える有識者の中でも、何かと話題になる百田さんの発言です。 「米軍基地の土地は、もともと、『ただの田んぼ』だったんでしょう!」って。。。 私も知りませんでしたが、沖縄の人なら誰もが知る「銃剣とブルドーザー」で徴収された彼らの「財産」ですよね。 確か、憲法の下で、「国民の生命・財産・・・は保障される」と明記されていたはず。 亡き父が残してくれた、古い「基本六法」を開けば、はっきりと書かれていました。 憲法十三条で、全ての国民は個人として尊重され、「生命、自由、幸福追求の権利は・・・最大限尊重される。」 同二十九条で、「財産権は、これを侵してはならない。」と。 果たして、私レベルの法知識しか持たない人が「有識者」なのでしょうか? 「お友だち」なら、「有識者」とは誰でも良いという、これも単なる「ご都合主義」か? アベノミクスをエサに釣られて、先の選挙で自民に1票入れた自分を、ただただ、恥じるだけです。 自分の子供に、悪いことをしてしまいました・・・ 私、いつも反省しています。なぜ、お礼なのに、持論を展開して、ここまで長文を書いてしまうのかを。 本当に、皆様、申し訳ありません。 でも、私は、こうやって、改めて自国のことを調べ、考える機会を得ることができ、 皆様に感謝しております。 どうも、ありがとうございました。
- sync-mag
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わたくし、回答が毎度長いと反省しているのですが、質問者様は質問文すら長い! ちょっと安心しました。 でも、お尋ねの内容はちっとも「安心」ではありませんね。 近ごろのわが国が隣国とうまく行っていないのは周知の事実ですが、「戦争状態」とまで言えるほどですかね。こう言ってはなんですが、わたしには国境を接する国同士、わりとよくあるもめ事のように思えます。 ただ、中国については彼ら自身が突然身についた力の使い方がわからない子どものようだと感じます。困ったものです。しかし、これに一喜一憂するわが国というのも、なんだかなあという感じです。こちらも困ったものです。 そういう意味では、今回の安保法制をめぐる議論はわが国の安全保障政策を考え直すいい機会だったはずだと思うのですが、少なくとも国会の審議は身のある話がなされていません。 安倍さんに言わせれば、反対派が感情的に「反対!」としか言わないからなのでしょうが、わたしには安倍さんの説明こそ問題です。結論はいつも明快ですが、なぜそうなのかを説明する段になるといきなりグズグズ、質問されればはぐらかしてばかりで答えに窮するといきなり切れる。 これで納得できるのは、何があろうと安倍さんについていこうとすでに決意を固めた人だけです。 安倍さんのやり方に不安をおぼえるのは当然だと思います。以下、なぜそうなのかを考えてみました。 1)そもそも、なぜ集団的自衛権なのかがわからないから。 賛成論者は中国の脅威を口にしますし、そのこと自体はわたしもわからなくはないのですが、集団的自衛権を認めるとなぜ日本が安全になるのか、日本の抑止力が高まるのか、まともな説明を聞いた憶えがありません。前提と結論が直結して、あいだの論理段階がありません。 くわえて、今回の安保法制は形だけでも現憲法と整合性をとろうとして、また公明党との合意をはかろうとして工夫を凝らしたおかげで、従来の個別的自衛権ではいけない必然性がわからなくなってしまいました。 にもかかわらず、集団的自衛権でなければいけない事例をひねり出すものだから、突っ込みどころが満載。当人たちも本気でこんなことを心配しているのだとは思えない始末です。 この無理やり感が、結局は「集団的自衛権の行使」そのものが目的なのであって、日本の安全保障を高めることは二の次になっているという疑念の元になっています。本当に日本が安全になる法案なら、こんなに反対論・懐疑論が広がっていないでしょう。 2)アメリカの戦争に協力させられるのではないか。 安倍さんは「そんなことはない。私が約束します」とくり返しますが、およそ説得力がありません。ありもしない大量破壊兵器を理由に始められたイラク戦争当時、日本政府は憲法の制約を盾に実戦参加を断れましたが、この歯止めがなくなったとき、日本政府が毅然と拒否できると信じる国民などほとんどいません。 実戦に参加しなくても協力はしたのですから当然そのことについて総括というか反省があって然るべきなのに、いまだ日本政府はほっかむりしたままです。自分の責任と向き合わない人から発せられる「責任」の、なんと軽いことでしょう。 3)違憲法案を押し通そうとしているから。 憲法とは、もともとは王様が議会と交わす約束であり、この約束を破った王様は国王たる資格を失うのが前提でした。時代は移って国王は大統領や首相になり、議会も国民全体の代表になりましたが、憲法の基本は変わりません。 にもかかわらず、安倍さんは国民と約束を結び直すことなく、実質的に約束の中身を変えてしまいました。国民はそんなことを承知したおぼえはありませんし、提案されたとも思っていません。 憲法という為政者にはめたタガがかくも簡単に破られてしまう事態など、考えもしませんでした。わたしたちの政治体制というものは確信をもって憲法を破壊する者、自制心のない為政者に対して、こんなにも脆弱だったのですね。 これが「ナチスの手口」というやつでしょうか。 4)国民を軽視しているから。 世論調査では、今回の安保法制について「わからない」が8割で、反対が6割に達しています。かくも不人気な理由の根本はここにあるのではないでしょうか。 自民党の政治家からはしきりと60年安保の話が聞かれます。安倍さんのおじいさん、岸信介首相のもとで改定された安保条約に対してはげしい反対運動が起こりながら、批准後は潮を引くように静かになったように、今回もいずれ国民は忘れると思っています。 しかし、彼らが誤解しているのは、当時の国民のあいだでは条約反対が多数ではなかったという事実です。たとえば60年1月の朝日新聞の世論調査では、条約改定を「よいこと」29%、「よくないこと」25%、「わからない」40%でした。いっぽうで岸内閣の支持率は下がりつづけ、ついには支持17%、不支持48%、退陣すべし58%にもなります。 つまり、当時の世論が反対していたのは新安保条約というより、岸政権の「独裁的な行動」に対してだったのです。戦前を思わせる国家だけがあって国民などいないかのごとき言動、国民はだまって政治家の言うとおりにしていればいいとの愚民観に、多くの国民は不信感をつのらせたのだとわかります。 安倍さんは、この点をよくよく考えるべきですね。 5)安倍さん本人が信用できないから。 実はこの要因、とても大きいのでは? ほかの総理大臣だったら、ここまでこじれていなかった気がします。 「私は正しい。だって総理大臣ですから」。かつてこれほど愚かしい発言が国会で聞かれたことがあったでしょうか。 まじめに突っこむのもバカらしいですが、本当に総理大臣は常に正しいのなら、福島県の浜通はいまこんなことになっていません。全電源を喪失した原発への対策を問われて、対策はすでに万全だから大丈夫と胸を張っていたのは当時の安倍さんでした。 総理に返り咲いてからも、「日教組!」「JR総連と革マル派」「アンダー・コントロール」と、ネトウヨばりのデマを振りまいてきました。政治家ですから嘘をつくのも仕事の一部かもしれませんが、彼の嘘には深謀遠慮とか、覚悟のほどがうかがえません。基本的に責任感が欠如しているから平気で嘘がつけるのではないでしょうか。 『週刊実話』が安保法制について、現役ヤクザにアンケートをとっていました。政治観としてはまちがいなく右派に位置する彼らのあいだで、意外にも安倍さんに否定的な声が多いのに笑ってしまいました。ついていけない親分の典型なのだそうです。 実はこれ、結構核心をついているのではないかと思います。勇ましいことをいう割には腹が座っておらず、思いどおりに行かないとすぐ感情的になり、やばくなったらトンズラかましそうな匂いがぷんぷん。少なくとも本当に戦争になったとき、安倍さんだけは総理大臣でないことを願います。 日本ではこれまで安全保障政策について、あまり真剣に考えてきませんでした。憲法9条、日米安保条約・日米地位協定、沖縄の駐留米軍は不可分のセットとなって、一種のファンタジーを作ってきたのだと思います。 右派も左派も勝手なことを言いながら、このファンタジーにひたっていました。なぜなら、それが楽だから、という以外に理由などないでしょう。 この現状に気づかせてくれただけでも、安倍さんには感謝すべきですかね。 折しも戦後70年談話が発表されましたが、安直な歴史修正主義にとらわれてしまう安倍さんこそ、右方向のファンタジーの代表者です。
お礼
とても詳しい、ご回答、ありがとうございます。 うーん~? 私の質問文も長いですが、回答者様のお返事も、読み込むのに時間かけました…(汗) でも、ありがとうございます。 まず、「集団的自衛権」についてですが、 貴方の書かれている通り、「そもそも、なぜ、集団的自衛権?個別的自衛権ではダメなの?」 と、この問題の原点に返りました。 ちょっと、今は、憲法9条と自衛隊の整合性は置かせて貰っておいてですが。 <個別的自衛権>=他国が自国(日本)に攻め入った時だけ、自衛権を発動し、武力行使も容認 <集団的自衛権>=密接な国(アメリカだけ?)が攻撃を受けると、自国と同様に武力行使容認 と、ザックリと書いてしまいました。 間違っていたら、どうか、ご指摘ください。 <個別的自衛権>は、理解しやすいんです。対象国が日本だけですから。 その点で、今まで国内でも、納得できる人が多かったと思うのです。 しかし、<集団的自衛権>とは?と考えて調べると、ますます解らなくなります。 阿倍さんの、例え話に「ケンカの強い麻生くんが・・・」とかいう下りがありましたが、 「麻生くん」って「誰?」ってことから考えてしまいます。 「麻生くん=アメリカだけ」ってキッパリと断言もしてませんでしたね? 仮に、麻生くんが、アメリカだけとしても、 イラクでアメリカ軍が攻撃されたら、<集団的>だから、自衛隊をイラクに出すの? 仮に、麻生くんが、今、融和ムードのある韓国なら、 朝鮮半島で有事があった場合、米軍と一緒に北朝鮮との武力行使を認めるの? じゃ、なぜ?朝鮮半島に自衛隊を出すことが自国の安全保障につながるの? と、と・・・ あれもこれも考えれば<集団的自衛権行使>に当てはまるじゃないですか? ものすごく、「曖昧な説明」しか私は受けていません。 総理は、初め、その必要性の説明に「ホルムズ海峡の機雷掃海」を挙げていましたが、 「イランが海峡を封鎖すると、石油に困るから」という矢先に米国とイランが融和。。。 次に「中国の脅威」を持ち出しましたが、 中国だけがやっかいなら、<個別的自衛権>で充分やん! と、貴方の言われる通り、<集団的自衛権>だけでも、ツッコミ満載です。 >この無理やり感が、結局は「集団的自衛権の行使」そのものが目的なのであって、 >日本の安全保障を高めることは二の次になっているという疑念の元になっています。 >本当に日本が安全になる法案なら、こんなに反対論・懐疑論が広がっていないでしょう。 ほんと、「無理やり感」で押し通して、 理由は何か分かりませんが、 結局は、ただ、<集団的自衛権>を自衛隊に適用したいだけでしょ? って。。。 理由はアメリカの要請かどうか知りませんが、そこも説明責任を果たしていないし、 そもそも、なんで?<集団的自衛権>が必要なの?の理由も解らず、 「麻生くんが・・・」とか「隣の家が火事になれば・・・」の例え話で納得しろと言う方が、 無理矢理なんだと思います。。。 まだ、「米軍の負担を減らさないと、アメリカ、助けてくれないから!」 って、言う方が議論が進むかと思いますが・・・ >3)違憲法案を押し通そうとしているから。 >4)国民を軽視しているから。 <集団的自衛権>で長くなってしまったので、3と4をまとめて。 違憲法案を通す気なら、「その気で、真正面からかかって来い!」 というのが、私の正直な感情です。 「中国とかロシアとか、厄介な連中がいるから、米軍と組みたいんデス!」 が、仮に阿倍さんの本音としても、 真っ向勝負で、憲法改正に取り組んで、その必要性を説明してくる、納得させる、ならまだしも。 憲法改正、難しいんでしょ? それでも、<集団的自衛権>は通したいんでしょ? 有り難いことに?イソザキ君が自分の支持者の前で調子にのって、 <この法案は必要だから、「本的安定性」なんて関係ないですよ!> って・・・ 見事に、阿倍さんの「代弁」をしてくれましたね。 本音でしょ。 何か、法治主義とか、立憲主義を根元から引っこ抜いておいて、 それで、「認めろ!」ってな~ぁぁぁ いや、必要なら、それはそれで、説明をした上で、 <手順を踏んで、憲法改正して>、この法案、ガンバって通してくれれば良いと思います。 でも、その必要性の理屈も理論も解らないまま、国民に納得しろ!って、 ちょっと、ちょっと・・・デス 最後に、 >5)安倍さん本人が信用できないから。 >実はこの要因、とても大きいのでは? ほかの総理大臣だったら、 >ここまでこじれていなかった気がします。 >「私は正しい。だって総理大臣ですから」。 >かつてこれほど愚かしい発言が国会で聞かれたことがあったでしょうか。 3年前に他界しましたが、私の尊敬する父から、 「絶対に!」とか「断じて!」とか言うヤツほど信頼するな、という教えを受けました。 だから、先日の70年談話で、支持率を気にして、それなりの事、言ってはいましたが、 つい最近の国会で、阿倍さん、 将来の、まだ分からない事を、 「絶対にありません!」「断じてありません!」と連呼。 ますます信頼できません。 「私が総理ですから!」というのは、ただの「論外モノ」ですね。 父も私も、理系畑の人間ですが、 物事というものは、「理屈と理論」が通って人は納得できると考えています。 だから、その法案が必要なんだろうな~ぁ、って何となく感じることが出来ても、 理屈も理論も何も説明できないまま、 くだらない「例え話」で、お茶を濁して、 挙げ句に、<法的安定性は関係ないんです!> って、かかって来られたら、 そら、イソザキ君も阿倍さんも、誰も納得なんかさせられないと思います。 まして、世論など。 すみません・・・ ついつい、ヒートアップして、お礼なのに、長々と書いてしまい、申し訳ありません。 子供の事を思うと、ちょっとヤバイな・・・と思ってしまったので。。。 丁寧な、ご回答、ありがとうございました。
- ノーバン(@nobound)
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ようやく国防を考え始めたことと、先の戦争を反省することはつながっていますね。安保法案が出てきたから、みんな戦争のことをリアルに考え始める。反対の人も、戦争を 意識せざろうえない。「やばい」 と言いつつ、考えざろうえないでしょう。たぶん爆買いする中国などともう戦争は起きないでしょうけど、なめられて、小競り合いは起きるかもしれません。戦争はドンパチだけではない、自尊心をかけた戦いも必要ないのでしょうか。力ずくでこられた時に、今の自衛隊は専守防衛くらいは仕事をしてくれる実力はあるのでしょうか、現実的に。やはり他国の後方支援などで経験を積んだ方がいいのではないでしょうか?そうなった方が逆にアメリカにも意志を持って物申せるかもしれません。この国はこの国が意志を持つことを恐れているのかもしれません。
お礼
貴方のこの欄に、お礼を書くことが遅れ、本当に申し訳ありません。 というのも、実は、貴方のご回答が私を最も悩まし、 私なりに、ネットだけの検索ではありますが、色々と調べるきっかけになりました。 その点でも、貴方からのご回答には感謝しています。 ただ、貴方からの回答文の中には「含み」があるように思え、 私には、他の回答者様とは、一線を画しているように感じました。 以下、貴方のお返事を、勝手ながら私なりに、改行し、 そのまま引用しました。 長くなりかと思いますが、どうか、お付き合い願います。 >安保法案が出てきたから、みんな戦争のことをリアルに考え始める。 >反対の人も、戦争を 意識せざろうえない。 >「やばい」 と言いつつ、考えざろうえないでしょう。 >戦争はドンパチだけではない、自尊心をかけた戦いも必要ないのでしょうか。 >やはり他国の後方支援などで経験を積んだ方がいいのではないでしょうか? >そうなった方が逆にアメリカにも意志を持って物申せるかもしれません。 >この国はこの国が意志を持つことを恐れているのかもしれません。 確かに、私も今まで、子育て中心の生活に追われ、 この国と「戦争」というものをリアルに考えることを、避けていたかも知れません。 貴方が言われるように、今回の法案で、「ヤバイ!」と思いつつ、 でも、「戦争」を間近に考えなければ、ならないことと、なりました。 では、まず以下の一文を。 >戦争はドンパチだけではない、自尊心をかけた戦いも必要ないのでしょうか。 貴方の言う「ドンパチ」とは、自衛隊の方の「流血」や「殉職」を指すのでしょうか? 貴方の言う、「戦い=戦争」をしても戦って守るべき「自尊心」とは何なのでしょうか? また、 >やはり他国の後方支援などで経験を積んだ方がいいのではないでしょうか? >そうなった方が逆にアメリカにも意志を持って物申せるかもしれません。 >この国はこの国が意志を持つことを恐れているのかもしれません。 貴方の言われる「アメリカにも意思を持って物申す」とは・・・? 貴方の言われる、この国が恐れている「この国が意志を持つこと」とは・・・? いったい、何を指しておられるのか? 恥ずかしながら、私レベルでは、理解できませんでした。 もし、貴方のお時間が許すのなら、私の再質問ということで、 貴方の再投稿という形で、教えて貰えれば、本当に幸いです。 お礼の欄で、ここまででも、かなり長くなっています。 くだらない事を書くだけかも知れませんが、 もう少し、お付き合い願えたら、読んで下さい。 阿倍さんの今回の法案も、今まで通った法案も、 彼の政策方針の原点、「戦後レジーム(体制)からの脱却」をよくよく調べていくと 少しは見えるようになるものも、ありました。 彼が、その政治生命をかける3つの「基本政策」の中でも、 「憲法改正」の部分を読むだけで、様々な「糸口」が見えるような気がします。 参考:http://www.s-abe.or.jp/policy/consutitution_policy 彼が掲げる「戦後レジーム=戦後体制」とは何か?まずは、そこから。 それは、戦後憲法が、ヤルタ協定(ソ連の密約)とポツダム宣言を受け入れた体制の中で、 (「戦後レジーム」は阿倍さんの造語で、本来は「ヤルタ・ポツダム(YP)体制」と言うそうです) 端的に言えば、今の憲法は、GHQが押し付けただけの憲法であり(「憲法押し付け論」) 日本人は現憲法の草案作りにも参加していない。だから、日本人がこの国の憲法を作り直すべき、と。 憲法は「前文」から。彼は「前文」のこの一節に固執しています。 「平和を愛する『諸国民の公正と信義に信頼して』、われらの安全と生存を保持しようと決意した」 つまり、「諸国民」とは、世界の人々であり、「われら」が日本国民である。 「世界の国々、人々が平和を愛しているのだから、日本の安全、国民の安全は世界の人々に任せよう」 という意味に他ならず、明からにおかしい! 「普通の国家」であれば、憲法前文は、こう書く。 「私たちは断固として国民の生命、財産、領土を守る」と決意を表明するべきと。 だらか、日本人は自分の手で憲法を書き換え、憲法9条を変え、自衛隊を「自衛軍」とし、 日本は世界の中の「真の独立国」として、もう、戦勝国(特に米国)の庇護の下から出るべきだ。 というのが、私なりに解釈した、総理の掲げる「戦後レジームからの脱却」の意味です。 阿倍さんが、自身の理想を具体的に説明していないから、私レベルでは推測の域を出ません。 しかし、飽くまでも彼が、憲法は自国民が書き換え、自衛隊は自衛軍と明記し、 米国の隷属から出ることが、阿倍さんの政治生命をかけた信条の「脱却」であれば、 今回の法案は、一体、どう考えれば良いのでしょうか? なぜ、この法案を夏が終わるまでに通す必要がある?なぜ、そこまで急ぐ必要がある? 私レベルの国民が理解できないまま、この法案を急ぐ理由が、 4月に米国議会で演説し、オバマさんに約束しちゃったから?というなら、 今回の法案は、「戦争法案」というよりも「対米従属法案」と言った方が良いと思います。 つまり、阿倍さんは、崇高な理念、「戦後レジームからの脱却」を掲げながら、 その実、具体的に安保法案の成立を焦る理由が「アメリカとの約束」にあるなら、 完全に、阿倍さん自身の中で「理論崩壊」してしまっている。のではありませんか? という結論に至りました。 私は右派でも左派でもありませんが、「本当の右派」の人にとってみれば、 こんな「対米従属法案」なんて、とても我慢ならないモノだと思います。 また、私のような一国民の立場から見れば、 私たちを縛る権力の頂点に立つ人間が、崇高な理念を掲げながら、 具体的に「法案」の成立過程で、彼自身が「理論崩壊」をしているなら、 そんな、基本的に人間として「考えと行動が一致していない」人が 一国の総理として、私たち国民を導くことを、なぜ認めることが出来るのでしょうか? 長々となりましたが、総理の崇高な理念を探っていくと、 別の観点から見て総理の矛盾だらけが出てきました。 ここまで読んでいただき、感謝いたします。ありがとうございました。 また、貴方にはご迷惑かも知れませんが、私の再質問にお答え頂けると幸いです。
- nankaiporks
- ベストアンサー率23% (1062/4473)
最初に、先の総選挙で自民に投票した人が言う事じゃないでしょう。 票を与えれば、こうなることはわかり切ってました。 憲法は現状では変えてはいけません。 自民草案を読みましたか? 憲法は権力者を縛るためのもの。 あんなの自分達の縛りを緩め、それを国民に振り分けたものですよ。 そんな奴らに憲法を変えて欲しくはありません。 安倍のやり方は強引過ぎで理解できるものではありません。 支持率が高く、独裁的に勝手に進めてきただけ。 安倍を、そして安倍のような思想の政治家は排除しないと危険な状態になります。 徴兵制ですが、18歳に引き下げた目的は、まず、選挙で何も知らない若者をたらしこみ、票を獲得できるという事。 そうやって洗脳し、将来憲法改悪しようとする長期的計画の一つ。 そして、世界ではノーマルな18歳選挙権は、裏を返せば徴兵制とセットなのは常識です。 近い将来、超平静にするのは間違いないでしょうね。 開戦されれば更に真実みが帯びるでしょう。 演説してる主婦達にはそこまでの考えはないでしょうが…。 徴兵制はない!と言ってる人は、裏がわかっていない。 18歳選挙権は徴兵制とセット。これは世界の常識ですよ。
お礼
すっかり、お礼が遅れてしまい、申し訳ありません。 貴方には、痛いお叱りを受けましたね。 自民に票を入れれば、こうなると・・・ 私、選挙の時は、まともな対立野党が見えなかったことと、 阿倍さんの「アベノミクス」にすっかりと、エサで釣られて? 1票、入れてしまいました。。。 >憲法は現状では変えてはいけません。 >自民草案を読みましたか? >憲法は権力者を縛るためのもの。 >あんなの自分達の縛りを緩め、それを国民に振り分けたものですよ。 >そんな奴らに憲法を変えて欲しくはありません。 何とも、情けないことに、慌ててここ2,3日の間に、 阿倍さんの公式サイトとか自民のサイトを読みました。 ひとまず、自民の憲法草案の概要だけ読みました。↓ https://www.jimin.jp/activity/colum/116667.html まず、現憲法の「前文の全て」を書き換えていますね。 そして、全体で11章の項目を挙げていますね。 中でも、私が気になってしまうのは、 前文では、「日本の歴史や文化を尊び・・・」「憲法改正発議要件の緩和」 1章の、「国旗は日章旗、国歌は君が代とし・・・」の下りと 9章の、「緊急事態」、10章の「改正」、今の衆参3分の2以上から過半数に緩和 と・・・ また、 >18歳選挙権は徴兵制とセット。これは世界の常識ですよ。 と教えられ、 最後に、阿倍さんが自信のサイトで、誇らしげに書いている <新教育基本法>の制定。(平成21年) http://www.nipponkaigi.org/opinion/archives/1163 1次の安倍政権で決まり、もう既に、学校現場で使われている法律ですが、 今更ながらで情けないとしか書けませんが、 「教育」からという、戦略で、自分子供がこんな学校に通っているのか!?と驚愕だけ・・・ この人、もう、やっているんです。憲法改正の前に、着々と。 上のサイト、読むのも大変ですし、書けば多くなりすぎます。 しかし、どうしても私は避けられないので、触れる程度に、列挙しますが。 全ての科目を「目標達成型」にした上で ・「教育の目標に」、 <愛国心><伝統と文化の尊重>と掲げ、 「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、・・・」と。 ・「宗教教育の重視」に、 各教科・道徳・特別活動を通じて<神社・仏閣見学も可能とされ> <神道や仏教について理解し身につける「教養」教育>もできる方向へ規定 その他、「君が代」は斉唱の義務化、それを指導しない教師は「ダメ教師」とし、排除できる。 「建国記念日」「天皇誕生日」等の<祝日の意義を教える>よう明記されています。 一見、人によっては、「それなり」に見える改革・変革ですが、 例えば、「国歌斉唱の義務化」って、明らかに思想・信条の自由を侵すものですし、 教育現場に「神道と仏教だけ」、重要視するとか、 「建国記念日」の意義を教えるって、神話の世界の「神武天皇の紀元節」まで教え込むのか?! 参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%85%83%E7%AF%80 祖母に教わった、戦前の歌、「紀元は~♪2600年~♪♪」 を思い出す始末です・・・ この人、「戦略的に」、子供の教育から変えて、いったい何がしたいのか? ますます分からなくなってきました・・・ お礼の欄なのに、長々と私見を書き、本当に申し訳ありません。 皆様には、いろいろと調べ、勉強する機会を与えていただき、感謝しています。
- fict923ikayoma
- ベストアンサー率12% (109/874)
自民党が自民党の憲法解釈を変えたのですから、次の自民党政権が解釈を変えれば済むことです。結局、厳格に改憲するしか無いと思います、今のところ自衛隊に応募する若者が減ることの方が心配です、とりあえず。
お礼
お返事、ありがとうございます。 そうですね、民主も維新も、当分は政権交代は望めないですからね。 アベノミクスが転けたら、阿倍さんも総裁ではいられなくなりますね。 「厳格に改憲」ですが、公明と組んでも改憲出来ないから「解釈変更」だったのでは? 私が若くて仕事が無くても、自衛隊の給料が良くても、入隊してくないですね・・・ ありがとうございました。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
"阿倍さんの「なし崩し戦法」って、姑息というより、「怖さ」を感じませんか?" ↑ これは、安倍さんというか自民党というか、 日本独特のやり方だと思います。 そもそもですが、あれほど明確に軍隊を否定している のに自衛隊があり、それについては、今では野党で すら文句も言いません。 自衛隊を認めて置きながら、安保が違憲だ合憲だ、という のは果たして意味があるのでしょうか。 ”「内閣」という「行政の長」が、何で?今までの「憲法解釈」を「閣議決定」で変えてもて、 「憲法改正」という、正当な手段にも手を出さず” ↑ 行政の長が、憲法解釈を変えることは許されないが 憲法改正に手を着けてもよい、というのは矛盾ですよ。 ”「違憲の法案」を、イケイケドンドンで、内閣だけで進められるのですか?” ↑ 違憲の法案といいますが、それは質問者さんの 解釈ですね。 質問者さんの解釈が内閣の解釈よりも優先する のでしょうか。 質問者さんは自衛隊を認めているのでしょう? 自衛隊を認めているのに、安保が違憲、というのは 滑稽ではないですか? ”「法案」そのものよりも、そういう、阿倍さんの「やり方」「手段」に恐怖を感じるのは、 私だけでしょうか?” ↑ ワタシは恐怖など感じません。 そもそも憲法改正の手続きが厳格に過ぎます。 あれでは、正面からの改正など出来ません。 改正が出来ないからと、何もしないわけには いかないのです。 いつ何時、中国の武力攻撃があるかもしれません。 そうなったら戦争にもなりかねません。 米国をバックにしていれば、さすがの中国も手を出さない でしょう。 安保はそういう法案です。 1974 ベトナムのパラセル諸島を中国海軍が軍事攻撃し、実効支配 1988 南沙諸島で中国とベトナムが衝突 ベトナム艦艇が撃沈され 60人以上の兵士が死亡。 1994 南沙諸島で中国とベトナムが衝突 1995 南沙諸島のミスチーフ環礁を中国が占領 1996 中国とフイリピン海軍が銃撃戦
お礼
お返事、ありがとうございます。 まず、自衛隊と憲法9条?ですが、 条文は、 1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力 による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。 明らかに、条文を読めば、自衛隊自体、「違憲」ですね。。。 でも、他の方のお礼の欄に書きましたが、 私が生まれた時から、自衛隊も日米安保も有って、「それが当たり前」という風に、 国に?慣らされてしまっているんですよね・・・ 怖いことですけど。。。 でも、No.3の方が書かれていて、私も充分に納得できたのですが、 理想は、日中韓が「Win-Win」になれば良いのですが・・・ 昨日の阿倍さんの「談話」、まだジックリと読んではいませんが、 何か巧みに4つのキーワードを盛り込みつつ、 「お詫び」に関しては、「何時までも詫び続ける必要は無い」と言い切りましたね。 私も、日教組バリバリの教師に日本は中国・朝鮮半島の人たちに 「こんなけ酷いことしたんや~!!」って日本の軍人が軍刀ぶら下げて、 かーなり、子供にはショックな写真とか見せられてきましたが、 これは飽くまでも私の意見ですが、 戦後補償もしてきたし、ODAもつぎ込んできたし、 「お詫び、お詫びって言うけど、もう~、ええやろ~。 オリンピックやった国が、何時まで後ろ見て、過去のことばかり言うの?」 というのが、今の私の正直な気持ちです。 こっちが加害者だから、忘れるという訳ではありません。 「侵略」とか「植民地化」は、もう、やったらアカンと思います。 戦後、70年、むしろ尖閣諸島や竹島を「侵略」してきてるのは、どちら? って聞きたくも、なってきます・・・ これは、飽くまでも、私見ですよ。 >自衛隊を認めて置きながら、安保が違憲だ合憲だ、という >のは果たして意味があるのでしょうか。 そうですね。貴方の言われる通りだと思います。 >ワタシは恐怖など感じません。 >そもそも憲法改正の手続きが厳格に過ぎます。 >あれでは、正面からの改正など出来ません。 >改正が出来ないからと、何もしないわけにはいかないのです。 >いつ何時、中国の武力攻撃があるかもしれません。 >そうなったら戦争にもなりかねません。 >米国をバックにしていれば、さすがの中国も手を出さないでしょう。 >安保はそういう法案です。 そうなんですね。 憲法改正の手続きが「厳格過ぎる」のですか・・・ 確か?衆参両院で3分の2以上の賛成で憲法改正の国民投票で、 国民投票の結果、過半数で改正だったかと・・・? いつ何時、中国から武力攻撃、という貴方が書かれた事も極端かな?と思いました。 No.3の方の意見に影響されているのかも知れませんが、 安保法案が「抑止力重視」と、阿倍さんが言うなら、 「戦争法案」とか「即徴兵制復活」という意見も極端すぎると思います。 モンペ姿で、「赤紙」配るご婦人とか・・・ なんかテレビで、エライ新聞記者さんが、「戦前回帰ですね」とか・・・ まぁ?阿倍さんが11本も安保関連法案を一気に通そうとしてのも、無茶だと思います。 必要な法案なら、もうちょっと時間をかけて、 もともと、国会って論議するところなんだから、 国会中継、もっと聞きたいですよ。 阿倍さんを「極右」とまでは思いませんが、必要で仕方ない法案ならば、 もうちょっと、丁寧に説明と論議を重ねていれば、 ここまでヒステリックに騒ぐようなことなかっただろうにと思います。
アメリカは日本人を完全にナメ切っているんじゃね。(´・ω・`)自国の憲法を他国の所望によって守れないのでは国家の体をなしておらず植民地に等しい。安倍はアメリカへ行ってオバマの尻の穴を舐めて来たけど。TPPといい沖縄基地問題といい戦後70年経っても日本人には主権が無いままなんじゃね。未だに米軍に占領されたまま。
お礼
お礼が遅れてしまい、申し訳ありません。 私ながら、ネットではありますが、色々と調べて少し勉強していました。 まず、アメリカが日本をナメ切っている、ということ。 所詮、日本は先の大戦での「敗戦国」だから・・・ で、様々な意見がネット上だけでも出ていますね。 今の憲法は、GHQが押し付けたモノという、憲法の「押しつけ論」等々。 阿倍さんの公式サイトでも展開されていました。 参考までに。 http://www.s-abe.or.jp/policy/consutitution_policy 阿倍さんの言う「戦後レジーム(=戦後体制)」だけでも、書けば膨大になるので止めますが、 ただ、沖縄基地問題。 本土の人間は、「可哀想に・・・」とか「申し訳ない・・・」と、他人事のようにしか言いません。 しかし、論理は飛躍しますが、いざ有事となれば、他人事と言えない事になるかも?? TPPも、アメリカの軍事的制約を経済的制約と置き換えることが出来るかも?ですね。 貴方の言わんとすることは。 日本の主権が、日本人に無いままか? ということまでは、何とも言えませんが。 しかし、なぜ、8月15日は「終戦の日」のままなのか? 私でも、先の大戦は明らかに「敗戦」であることは分かるのに、 なぜ、8月15日を「敗戦の日」と言わないのか? まだまだ、解らないことは多々あります。 私に、再び勉強する機会を与えてくださった貴方に感謝します。
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お礼
再度の投稿と私の質問への丁寧なお答え、ありがとうございます。 お手間を取らせてしまい、本当に申し訳ありません。 また、お礼の欄で、私の持論を勝手に展開し、 貴方のお気を悪くさせてしまったのではないかと危惧しています。 もし、そうであれば、本当に申し訳ありませんでした。 さて、3つの質問への貴方のお答え、 総括して述べると、結局、私の考えと、よく似ていると思いました。 私は、質問文には書きませんでしたが、改憲には「賛成派」です。 阿倍さんの改憲には反対ですが。後で詳しく書かせて貰います。 まず、具体的に3つの質問に私の考えを書かせて貰います。 (1) 戦ってでも守るべき「自尊心」とは何なのか? >なめられててもできない国なのか? >まああれはそれほど国益に影響のあることではないので、戦わなくてすむのだと思いますが、 >中国の尖閣問題、ガス田問題なども抱えています。 >領土問題でゆずれない境界を守る、領海侵犯を許さないという「自尊心」は必要だろうということです。 中国と韓国に関しては、感情的に「なめている!」という思いはどうしても抱きますね。 でも、諸説ありますが、私は、過去の「侵略」という経緯を無視できません。 帝国主義の時代だったからと言っても、 古くから文化的交流のある、しかも隣の国を「植民地化」した経緯は反省すべきと・・・ だから、竹島や尖閣諸島を許せとか、譲れとは考えてはいませんよ。 国家の構成要素に「領土・領海」が有るのは、私にも分かります。 ただ、現実問題として、 例えば、尖閣諸島という無人島に自衛隊が上陸して、その後、どう維持できるのか?とか、 極端ですが、「沖縄に攻め入る」等の脅威論が自民から出てきますが、 私は、それこそ、権力者の「扇動」「世論操作」に過ぎないと思っています。 実際、それをすれば、中国は米国への「宣戦布告」をすることになります。 とても、現実味のある「脅威論」とは思えません。 ただ、自国軍と自衛隊の「実力比べ」をするため? 小競り合いは続くかと思っていますが。 だから、政府や安倍さんの言う「脅威論」は全く現実味が無く、 ただ「集団的自衛権」を国民に認めさせたいが為の「扇動」と考えます。 もっとも、なぜ「個別的自衛権」ではダメで、 「集団的自衛権」でなければならないのか? もともとの、その理由が、全く理解できないですし、 政府は、その理由の本音を説明しないままです・・・ (2)意思とは? >イラク戦争のようにアメリカが間違っていると思う時にきちんとそう言える方が、 >より国家の危険は減るように思えるからです。 >ただそういう意思を持ってアメリカなどに発言することが怖いのは、 >アメリカに「もう守ってやらないよ」と言われることが怖いからでしょう。 >その時に少しは「じゃあ専守防衛は自国でやります」と言える >それこそ自尊心と防衛力くらいは必要ではないのでしょうか? 以上には非常に納得しましたし、私も同じ意見を持っています。 先の大戦以後、米国は、ベトナム・アフガン・イラク等々と、 常に「侵略戦争」を続けています。 今は、イラクで少し懲りて、「お休み」をしているだけで、 必ずと言っていいほど、また侵略戦争をすると思います。 その理由は、米国の産業の根幹が「軍産複合体」であるからと。 「型遅れの兵器」は「在庫一掃」しなければ、と。 そんな、危険な国の侵略戦争に「付き合う必要」がなぜあるのか? そんな意味で、私は「反米主義」です。 米国が「守ってやんないよ!」と言うのが怖いなら、 毅然として、自衛隊を正式に軍隊にして、れっきとした「独立国」になれば良い。 もちろん、それまでの過程に、「ちゃんと憲法改正をした上で」です。 だから、私は憲法改正には「賛成派」なんです。 でも、自衛隊が仮に「軍隊」に成ったとしても、 飽くまでも、「専守防衛の為だけの軍隊」と憲法に明記すべきと考えます。 侵略戦争は決して繰り返してはいけません。 当たり前ですけど。 (3)なぜ急ぐか >よくわかりませんが、 >「アメリカとの約束」というより、アジアの現状のきなくささ、アメリカの弱体化、 >現状多数派を占めてやり易いなどではないかと思われます。 確かに、よく理解できないですね・・・ 公明と組んで、多数派だから「今だ!」というのは分かりますが・・・ しかし、いくら「民主主義」だからと言っても、このまま許されるのでしょうか。。。 やっぱり、「解釈改憲」という手段は、ただ姑息的で、立憲主義も無視していますし、 阿倍さん、彼の政治生命の悲願、「憲法改正」を避けて、(だって彼の公約だし) 米国追従の為の法案?!なぜ、そこまで急ぐか・・・ 仮に、本当に日本に必要なら、2年3年かけて憲法改正して通せば良いじゃないですか。 2年や3年で、中国が攻め入ってくることないし。。。 やはり、矛盾を抱えたまま、理論的に自国民を納得させることが出来ないなら、 姑息に、この法案を通すのは、間違いですね。 またまた、ヒートアップして長々と書いたことを、貴方と皆様にお詫びします。 でも、貴方が私の再質問にお答えくださったことに感謝しています。 感謝の気持ちを伝えるのに、こんな長文という手段しか持たない私を、どうか許して下さい。 本当に、皆様、申し訳ありませんでした。
補足
Bestアンサーを選ぶには、かなり迷いましたが、 貴方の初めの、ご回答には私は 「んんん・・・?」でありました。 しかし、私の勝手な「再質問」に、お手間を取らせての再回答で、 かなり、私と貴方は、よく似た、お考えであることが分かりました。 ひとまず、noboundさんとは、当初の意見の相違がありつつも、 お手間を取らせた再回答を頂きました。 やはり、「人は話せば、よく分かり合える」という事を再認識もしました。 今回の法案は、まず、可決されるでしょう。 それはそれで、仕方が無いのかも。 でも、私の質問にたくさんの方々が、ご意見や判断材料をくださいました。 この場を借りてですが、 皆様に感謝の気持ちを伝えさせてください。 皆様、本当に、ありがとうございました。 たくさんの皆様のご意見に感謝しております。 ひとます、これで、私の質問は「一区切り」とさせていただきます。