- ベストアンサー
有用微生物資材について。
排水処理などに有用微生物資材を利用するといったことを見聞きますが、ああいった細菌ははどういった状態で存在しているのでしょうか?液体状の製剤や粉末状のものも見かけますが(それらを浄化槽などに投入すると排水がきれいになるとか)特に粉末状とは細菌はどういう状態なのでしょうか???
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一般論として,細菌は凍結乾燥しても生き残ります。凍結乾燥とは,インスタントコーヒーの製法です。凍結乾燥した菌体はほとんど死んでしまいますが,数%は生き残ります。水をかけると活動を再開するわけです。もともと何億といた細菌の一部なら,それでもたくさんの数ですし,条件が整えばすぐ増殖してきます。芽胞(胞子)を作る細菌ならば,乾燥しても芽胞は生き残ります。
その他の回答 (1)
- N_Flow
- ベストアンサー率56% (86/153)
>粉末状とは細菌はどういう状態なのでしょうか??? 「粉末状でも生きられるのか」ということですか。 通常、微生物資材は単一種類で使われるのが普通でしたが、一定の 条件を整えれば微生物は安定した状態で共生できることが分かり、 これを元に、様々な微生物を組み合わせた資材として確立に成功し ました。 その後もいろいろな改良が加えられ、今日では誰でも手軽にホーム センターなどの園芸コーナーでEMを入手することができるようにな りました。(EM=有用微生物群) 微生物は、人知では計り知れない生命力を持っています。 普通の生物が死滅する過酷な環境でも生き続けます。 微生物が地球上に一番最初に誕生して以来、恐竜が滅亡してしまっ たような幾多の壊滅的な危機にも耐えて、今なお生き続けているこ とがそれを証明しています。 余談ですが、[クマムシ]は驚異的な生命力の持ち主です。 微生物の生命力の力を上手に借りる事ができれば、食糧を十分確保し たり、ゴミを確実に処理する事も可能になります。 粉末のEMとも言えるEMボカシや、セラミックス状のEM資材は非常に 坑酸化力に優れています。 EM・ZとEM・Zセラミックスを散布することにより、含有するミネラ ル(金属)と塩素がきわめて強く反応し、毒性のない単純な塩(えん) となることで、ダイオキシンの生成が抑制されます。 木材腐朽菌の一種やマイタケとエノキタケ、椎茸がダイオキシンを 分解することがわかっています。 環境ホルモン対策において、きのこ類への期待は高まっています。 以上ほとんど参考になってませんが。