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DC機器の電流値とACアダプターについて
- DC機器の電流値とACアダプターの出力電流について考えます。供給するACアダプターの出力電流は、必要な電流値以上であるほうが望ましいですが、供給電流が多すぎると不具合が生じる可能性があります。
- 必要な電流値と供給する電流値の理想的な比率については特定の数値が存在するわけではありません。一般的には、必要な電流値の1.2倍程度の電流を供給することが望ましいとされています。しかしこれはあくまで目安であり、具体的な機器の仕様によって異なる場合もあります。
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多いにこしたことはない(多い方がDC機器の性能を発揮するうえで優れている)ということはありません。 「DC機器に必要な電流値が3.6Aだった場合、10AのACアダプターを使用しても大丈夫でしょうか。」という問いに対して、ほとんどの場合問題はないのですが、ACアダプタには、過電流保護機能(定格電流を10%~20%超えて電流が流れると、出力を遮断したり、電流を制限する機能)があります。4Aのアダプタなら、4A を超えると出力が遮断されるか、電流が制限されるので、DC機器に異常があっても安全ですが、10Aのアダプタは、10Aまで電流を流し続けるのでDC機器が燃えてしまう恐れがあります。だから、厳密には、必要な電流値よりバカでかい容量のアダプタを使うべきではありません。 ACアダプタを使用するDC機器は、その機器に対して適切な容量のものが添付されています。 容量だけでなく、過負荷特性や、過電流保護機能も、使用する機器と、ACアダプタの組み合わせにおいて考慮されなくてはなりません。純正品とは、DC機器の電源仕様に対して適切に設計されたACアダプターです。 必要な電流値と供給する電流容量の関係において、必要な電流値(定格電流)はそのDC機器がいかなる動作状態でも超えない電流値とするのが普通です。したがって、供給するアダプタの電流容量は必要な電流値と等しい値で問題はありません。 必要な電流値が3.6A の場合、純正品以外で3.6A のアダプタを入手するのは難しいと思います。したがって現実、4A のアダプタを使用することになります。 最近では使用例が少ないですが、スイッチング方式の電源ではなく、トランスと整流器を組み合わせたアダプタがあります。この種類のアダプタを使用する場合は、必要な電流値を超える電流容量の製品を使うと、出力電圧が高くなります。トランス方式のアダプタは、定格電流を流したとき、定格電圧になるのです。負荷電流が小さいと、出力電圧が上昇します。 必要な電流値よりバカでかい電流容量のトランス式アダプタを使うとDC機器を壊してしまいます。 この問題は、スイッチング方式の電源でも、安定化電源ではない場合(あまり例はないと思いますがゼロではありません)は同じです。 DC機器とAC アダプタの組み合わせについて厳密に検討するには、DC機器の電源仕様を詳しく知る必要があります。
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- kimamaoyaji
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どんな器機も定格電流とピーク電流があります、ピーク電流で電源の最大電流であれば大丈夫です(但し使用範囲内温度で供給できること)ですが、数多く作る時はばらつきを考慮して10%程度のマージンを取ります(いわゆる、不足にならないための保険的なものです、それは大きければ良いとはいえますが、無効電力が増えるのと、コストが上がる、重さが増える、大きくなると言う問題があるので必要以上に多い必要はないと言う事です、無論単品で、商売抜きなら、なんの問題もないです。
お礼
No1でお答えいただいた問題はあるにせよ、個人レベルでそこまで気にしなければ使用することはできるということですね。 いろんな意見が聞けて助かりました。 ありがとうございました!
お礼
そういった問題が発生する可能性があるのですね。 素人なので、全然知りませんでした。 詳しくお教えいただき、ありがとうございました!