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ピグマリオン効果、なぜピグマリオン?

ピグマリオン効果 教師の期待が生徒の学力を伸ばすという教育心理学理論 があります。 これが彫刻に恋したピグマリオンが登場するギリシャ神話からの名前だということも知っているのですが、 なぜ、ピグマリオンなのでしょうか? ピグマリオンが彫刻に人間になってほしいと「期待」して、 実際にそれが叶ったからなのでしょうか? ギリシャ神話のピグマリオンと、ピグマリオン効果の関係が、 いまいち、はっきり分かりません。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • HeyXey
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回答No.3

 ええ、そういうことです^^。  名前は修辞です。不思議な故事などになぞらえることで、より不思議さを演出するのです。西洋の歴史は古く、ギリシャやローマの神話、故事、聖書に出てくる物語など、題材に事欠きません。それにちなんで名前を付ける習慣があります。アメリカのアポロ宇宙船もそうですね。

anon256
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • HeyXey
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回答No.2

 ピンと来られてないようですね^^;。  神話の中に「願いに応えて、(女神の力でではあるが)彫像が人間化した」という話があったので、 1964年に米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された、 期待と成果に関する効果に対して命名されたのです。原因・結果の関係性は神話とまったく違いますけど、それがピンと来ない理由ですか?。  エフロイト(1856-1939)が提示した概念であるディプスコンプレックスという命名も、ギリシア悲劇の登場人物がその由来ですね。このように古代西洋には、いろいろな神話や物語があって、発見した法則性に命名する時に、その登場人物の名前を付けると「カッコいい」という欧米の感覚があるのです。とくに、因果関係性が同一でなくてもいいのです。そこは雰囲気で。  期待をかけるとは、具体的な言葉で例示すると、「○○ちゃんはいい子だね」「○○ちゃんならできるよ」です。逆に「あなたは悪い子だ」「お前は頭が悪い」と否定的なレッテルを貼るのはゴーレム効果と言います。そういう親は毒親と呼ばれます。  ただ、ピグマリオン効果に対しても否定的な見解があり、子供をサーカスの猛獣のようにアメとムチで操ろうとすると、子供の自主性が育たないので、褒めるのではなく勇気づけるのが良いとする心理学者もいます。  

anon256
質問者

お礼

因果関係性が同一でなくてもいいのです。そこは雰囲気で。 あぁ、なるほど。 ありがとうございます

  • HeyXey
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回答No.1

 こんばんは。  その理解で良いと思います。人間にしたのはアフロディーテ. ローマ名はウェヌス。この英語読みがヴィーナス。愛と美と性を司るギリシア神話の女神です。ピグマリオンの願い(期待)が叶い、彫像から人間になった女性はガラテアと名付けられました。  根本には人間の持つ承認欲求の存在があります。人は「誰かに認められたい」と思う、ということです。どうやれば認められるか、無意識に考えてしまうのが人間だということです。それで、人の期待に応えようとするのです。人の期待に応えれば承認して(認めて)もらえると思うので、頑張るのです。その現象は、期待をかける側からすれば「効果」ですね。『頑張れ、頑張れ!』とお尻を叩くよりも、その子に期待を掛けさえすれば、その子自身が頑張ってくれる、ということです。

anon256
質問者

お礼

ありがとうございます

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