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尺度間相関と個人内相関
尺度間相関と個人内相関の違いについて教えてください・・・。
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心理学での「尺度」の定義の難しさや、「個人間の差」と「個人内の差」は同じ尺度にできない、とかいう話で個別には聞くのですが、あまり直接比較する概念ではなさそうに思います。 下のサイトにあるたとえで言えば、 心理統計の注意点:相関係数についての注意点 http://koumurayama.com/koujapanese/correlation.htm 「物理」と「数学」のテストをしたときに、 ・「物理の勉強時間」という尺度と「数学の点数」という尺度で、テストを受けた全員をプロットすると、直線的に並んでいて、相関係数は高い(尺度間の相関は高いが、2科目×2観点が混じって、多くの生徒のデータがあるから求まったもの) ・だからといって、「物理の成績」と「数学の成績」も相関するか(相関係数は高いか)というと、全くそんな保証は無い(個々人の状況によるので、ある一人を抜き出しても、2科目×1観点の相関まで同じになるとは限らない) という、グループ内の個人差に相関(個人間相関)があるように尺度を取っても、その中の個人の中での科目ごとの相関(個人内相関)があることの証明にはならないよ、 尺度の取り方によって生まれた相関が高いからといって、そのデータを取った中の1人の中でもその相関が成り立つ証拠にはならないよ、 という注意点を説明するときに出てきた言葉ではないでしょうか。 尺度間相関 個人内相関 - Google 検索 http://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%BA%E5%BA%A6%E9%96%93%E7%9B%B8%E9%96%A2+%E5%80%8B%E4%BA%BA%E5%86%85%E7%9B%B8%E9%96%A2
お礼
なるほど!分かりやすい説明、リンクまで載せていただきありがとうございました! 解決しました^^