非医の防衛大学校が異常な高偏差値になった経緯

質問

医師免許をとれる防衛医科大学校の偏差値が高いのはわかります。
でも、定年までに中佐の階級が保障されるだけで、医者やパイロットのような皆から尊敬されて感謝されたり超格好いい男の子の夢だったりの進路が保障されてるわけでもない無印の防衛大学校のほうもレベルが高いのが不思議なんです。
入学者の約８割を占める理工学専攻で中国地方で一番の、岡山大レベルといわれていますね。
何でこんな難易度に吊り上がってしまったんでしょう。
このレベルの偏差値の人ならもっと輝かしい進路を選べますよね。
ずっと平和な時代が続いてるから命がけの仕事というのをみんな忘れてるんでしょうか。
軍士官養成学校(軍医やパイロット以外の）でこんなレベルの高い軍事大学がある国は日本のほかにありますか。
戦前の陸士海兵そして戦後の防大の学生の高水準が、日本だけの異常な現象なのか、共通する国はあるのか知りたいです。

回答No.5

trytobe · ベストアンサー

自衛隊入隊を意図しての大学教育なので、

『3.授業料免除、衣食住は国費で。さらに学生手当て月額約10万3千円。』

特色と学科構成 | 防衛大学校について | 防衛大学校
http://www.mod.go.jp/nda/about/characteristics.html

と、奨学金が支給団体や関係自治体での勤務などで返済免除となるのよりもさらに条件が緩く、自衛隊に入隊しなくとも、もともと免除されているから返済する義務すら負わずに任官拒否ができてしまうのです。

そのため、学費が無く返済も心配な学力優秀な人間が、防衛大学校を目指すのです。

回答No.6

chiha2525_

他にも回答がありますが、貧乏人は金のためなら恥も外聞もかなぐり捨てるんですｗ

回答No.4

eroero4649

軍の大学（士官学校）のようなところは、世界中どこの国でもエリート大学です。どんな先進国でも、Fランク大学ってことはありません。

そして防衛大学でも、アメリカの陸軍大学や、戦前の幼年学校とかそういうところ全般がそうなのですが、軍のエリート学校というのは「頭がいいけれど貧乏な家の子の受け皿」になっているのですよ。
貧乏な家の子というのは、国立大学でさえ通うことができなかったりします。家が大学から遠く離れている場所にあって、学費がいくら安くても通わせてあげることができないとか、それこそド貧乏ならいくら頭が良くても高校を出たら働いてもらわないと困るなんてことがあるわけです。
防衛大学に入学すると、学費無料なだけではなく、毎月10万円のお給料と、年額30万円のボーナスがもらえます。学費がかからず寮生活ですから、実家に仕送りができます。さらに、卒業後自衛官のエリートコースに乗ることになり、公務員となって生活も安定しています。「ド貧乏から脱出」できるのです。
だから旧軍の陸軍大学校の時代から、その入試倍率は、世間が好景気になると下がり、不景気になると上がりました。第一次大戦の好景気のときは受験者を集めるのに苦労し、恐慌のときには受験者が爆上がりしたそうです。
戦後も、バブルのときは志願者を集めるのに本当に苦労したそうですし、平成不況で格差社会の今は、志願者が非常に多いそうです。

欧米や諸外国では、「代々軍人の家系」というのがあったりします。うっかりそういう家に生まれると、「お祖父さんは大将だった」なんてことになり、士官学校（大学校）に行けないと一族の恥くらいの扱いになります。
今はどうだか知りませんが、第二次大戦のドイツ軍の将校にはやたらと「フォン・ナントカ」さんが多いことに気づきます。この「フォン」は貴族を示す称号で、つまりドイツでは「代々軍人の家系」なんてのがあったんですね。そして、少なくとも第二次大戦まではこの「フォン」を持たない人は出世が望めなかったのです。
「フォンがないけれど出世したドイツ軍の将軍」の東西の横綱が、ロンメル将軍とマンシュタイン将軍でしょう。この二人が破格の出世をした理由は、はっきりいって「ヒトラーに気に入られた」からです。ロンメルもマンシュタインも自分からヒトラーに取り入ったのです。でもそうでもしないと出世は望めなかったんですね。

これといった産業がないような貧乏な国、あるいは貧乏人が多い国なら、軍のエリートコースに乗っかるだなんてのは大出世もいいところです。

回答No.3

itaitatk

防衛大学校が高くなったのは学費が要らないばかりか給与がもらえます。また卒業後は自衛隊への就職が決定し、またエリートコースの可能性が出てきます。パイロットの免許をいち早くとれるのも防衛大です。ですからほかの大学と比較してはいけないと思います

回答No.2

oska

＞何でこんな難易度に吊り上がってしまったんでしょう。

先ず、共産党・社民党（旧社会党）など左翼政党が行っていた「自衛隊は、違憲だ！」という考えが多くの国民の支持を無くした事。
また、自衛隊に対して「違和感が無くなった事」でしようね。
同時に、災害派遣で「自衛隊の再評価」もあります。
阪神淡路大震災でも、当時の社会党の村山首相は「自衛隊に、災害派遣を命令」しましたよね。
※現在の村山は、反自衛隊・反天皇主義として中国・韓国の代弁者ですがね。^^;
それと、一番の原因ですが・・・。
「公務員採用試験」だからです。
授業料が無償で＋毎月１２万円程度の手当を貰う事が出来ます。
国公立の医学部。ましてや、私立の医学部だと何千万円必要か？

＞このレベルの偏差値の人ならもっと輝かしい進路を選べますよね。

親の年収が、１０００万円を雄に超えている世帯ならね。
※東大入学者の６割以上も、親の年収は１０００万円以上です。
偏差値が高くても、学費・生活費が足りなければ私学・国公立でも無理ですよね。
防衛医科大学校は、一石二鳥なんです。
入学と同時に就職（公務員）ですから、卒業後も安泰。

＞軍士官養成学校(軍医やパイロット以外の）でこんなレベルの高い軍事大学がある国は日本のほかにありますか。

Ｇ７各国の士官学校は、案外レベルが高いです。
卒業生は、エリートとして軍だけでなく幅広く活躍していますよ。

回答No.1

kia1and2

防衛大で医師免状取れれば、医者ですよ。定年退官でも、中途退官でも、続けて医師としての開業でも何でもできます。親に経済的負担をまったくかけずに医師になれる唯一の方法なので、頭がよく、親がサラリーマンならら、第一希望防衛大、浪人しないための落ち止めにどこかの国立大学医学部受験です。

私の亭主も、防衛大第一志望、しかし、不合格で、親が浪人を許さないので、泣き泣き都落ちして東大に入学です。

どこの国でも、軍仕官要請学校入学は、その国の最高に入学・卒業が難しい大学よりも、入学は数段と難しいです。