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単数形、複数形に分けるとどのように良いことが?
英語は物を単数か複数かで分けますよね。日本語ではそのあたりは区別しません。 「鞄に本があります」では一冊なのか二冊以上入っているのか分かりませんが、日本人でそこが分からなくて困ると言うことはないと思います。 でも英語だと 「I have a book in my bag」 「I have books in my bag」 と二種類あります。 実生活ではどっちでも大差ないのかもしれませんが、分けた言い方がある以上、英語を話す人にとって何かよいことがあったのだろうと思います。 なぜ、単数か複数か、分ける言語になってしまったのでしょうか?
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>区別する必要がある時はいいのですが、日本語であれば区別しないところでも区別するので何故かなあと思ったしだいです。 他の方も言っていますが「名詞に単数、複数がある」のは「単なる言語の特徴」にしか過ぎませんね。 >「I have a book in my bag」 >「I have books in my bag」 この区別は、日本語だと 「バッグに本が1冊入っている」 「バッグに本が何冊か入っている」 など「本」と言う名詞はそのままで「1冊」とか「何冊か」とか、言葉を足して表現します。 英語圏の人は、この「日本語の面倒くささ」に対し「なんで、名詞で区別しないの?わざわざ『1冊』とか『何冊か』とか付け足すの?面倒だから『本』と『本s』にすれば楽なのに」って言うかもしれません。 >学校で単数が、複数が、とやりすぎた弊害でしょうか。 でしょうねえ。言葉ってのは「そう表現するものは、そう表現するのだから、仕方が無い」って思って覚えるしかないですから、学校での教え方って「教え方が間違っている」と思います。 >なぜ、単数か複数か、分ける言語になってしまったのでしょうか? 文化的、地理的、民族的な問題が関わっていると思います。 英語では「1個か、2個か」「1個か、複数個か」など「現状を忠実に言語で表現」します。 そうしないと、他民族間で意志の疎通をする際に、誤解を生んでしまいます。 日本は、単一民族なので、表現が曖昧でも「空気読んで」とか「察して」とかで、意志が通じます。 例えば「お箸取って」ってお願いした時に「お箸を1本だけしか渡さなかった」としたら、普通は怒りますよね?お箸は、2本揃ってないと使えませんから。 日本人なら「2本セットで、つまり、1膳のお箸が欲しいのだろう」と察して、2本セットで渡します。 しかし、英語では「1本だけ欲しいのか、2本欲しいのか、明確に言う必要がある」のです。うっかり単数形で要求してしまって1本しか渡されなかったとしても、怒ってはいけないのです。
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- wind-skywind
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単数形・複数形の区別というのであれば 単なる books ということを取り上げるより、 two book でなく、two books という点にした方がいいと思います。 単なる books であれば、1つでないことを明記するメリットがあります。 結局、言語の特徴というのは必ずしもメリットがある、 必要がある、ということではありません。 日本語には「たち」「ら」などを使う場合もあるとはいえ、 基本的にそういう数による区別がありません。 それは言語の特徴であって、必要性だけでは推し量れないところがあります。 3単現の -s や be 動詞の区別など、必要性はないものです。 だからエスペラント語では区別していません。 そういうのも含めて言語の特徴です。 中には古くは意味のあるものでも、歴史の中で意味がなくなっても、 残っていくものがあります。
お礼
何か良いことがあるから残っていたのかなと思っていましたが、必ずしもそういうわけではないようですね。 生まれたときからそういう風に聞いて使っていれば、改めて何で?と思っても、それはもうそれですしね。 回答ありがとうございました。
- chie65536(@chie65535)
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日本語にも「単数」と「複数」がありますよ。 例 彼は日本人だ ←この「彼」は「一人」です。 彼らは日本人だ ←この「彼ら」は「複数」です。 「ら」の有無で、意味が違っているのは理解できますか? 日本語で以下のように書いてあったら、変だと思いませんか? 例1:「その部屋には一人の男しか居なかった。彼らはずっと沈黙していた」 例2:「そのバスには20人ほどの乗客が居て男性のみだった。彼は全員、終点で下車した」 貴方は「日本語では、どうして『彼』と『彼ら』のように、単数か複数かを区別するのでしょう?」と言う疑問を持った事がありますか? たぶん「それが当たり前」だと思って、疑問に思った事は無い筈です。英語もそれと同じで「それが当たり前」なのです。
お礼
区別する必要がある時はいいのですが、日本語であれば区別しないところでも区別するので何故かなあと思ったしだいです。 学校で単数が、複数が、とやりすぎた弊害でしょうか。 回答ありがとうございました。
お礼
日本語にも助数詞など、使わない言語の人から見れば「何故そんなものをわざわざくっつけて数えるの?」と言うようなものもありますからね。 そこが文化と言うか、言語の面白さ、なのかもしれません。 そういうものだ、と特徴と捉えてこの疑問は終わりにしようと思います。 回答ありがとうございました。