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「火を見るよりも明らか」の「火」とは何か
gooの辞書によると上記の言葉は「極めて明らかのこと」を指すらしいのですがなぜこのようにいうのでしょうか。 ここでの「火」はどんな火のことなのでしょうか。 教えてください。お願いします。
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- StarkerRegan
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自身はありませんので参考程度にお願いします。 自分は「火のないところに煙はたたない」ということわざが頭に浮かびました。これは直接的には煙があるとところには火元が必ずあるということですよね。 逆に最初から火が見えたら、煙がたつのは当たり前です。だから「極めて明らかのこと」となるのもわかる気がします。
- gekkamuka
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英語で "clear as day"(昼のように明るい→明白な)という構文がありますし、確かに紛らわしいかも知れません。 英語でこの「火を見るより明らか」に近い慣用句としては、 "He that has but half an eye may see it."(半欠け目玉しかない者でもそれを見ることができる「16c.中期」三省堂版「英語諺辞典」) もっとも、上代特殊仮名遣いでは「火(ひ・ほ)」は乙類であり、日(ひ)は甲類なので、日本語としてのルーツは異なっているようですが。 同じ疑問を取り上げたサイトがあります。 ===== 小学館「日本国語大辞典第2版第11巻」によると、この言葉の出典は「書経-盤庚・上」の「惟汝含徳、不[立心偏に易(3)]予一人、予若観火」であるらしい。 (http://www5d.biglobe.ne.jp/~hasumi/doc2/mono77.html) =====
このような表現は各民族に広がるので語源探しは難しくなりますね。中国語の表現が分かれば参考にはなると思いますが、古い言い回し必ずしも中国ではない場合もあります。メソポタミア古代文明からエジプト、ギリシャ、ローマと伝わり、東へは中国、朝鮮半島、日本へと伝わるもの、インドが発信地で東西に広まったものもあります。日本への文字による中国文明の伝播以前は、 日本も相当メソポタミア文明の影響を受けていた とする言語学者もいます。 英語のdayは日(昼間)という意味ではなく第二義のdaylightのことでしょう。スペイン語(como la luz del dia昼の光りのように)やイタリア語(come la luce del sole,陽の光りのように)ではずばり太陽の光りと表現します。陽がいつの間にか火に変わったのではないかと思われます。漢字が伝わってから大和言葉の表記は時代によって変化し、混乱も見られます。 地球上に住む人間にとって疑いようのない明白なもの(存在)は太陽です。
- toko0503
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こんにちは。 「火を見るより明らか」は英語では"as clear as day" って言うんです。それで私は少し前までは「日を見るより明らか」だと思っていました。(^^:: このdayは日中(昼間)っていう意味なんです。 つまり「昼のように明るい」ことから、日本では「日」ではちょっと紛らわしいのか「火を見るより明らか」の意味になったらしいです。参考になりましたら幸いです。
- hinebot
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根拠はないけど、占いに使った火のこと、という説があるようです。 つまり、「わざわざ占うまでもない」ということなんでしょうかね。