• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:分光視感効率曲線と盲点について教えてください。)

分光視感効率曲線と盲点についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 分光視感効率曲線とは、光の色に対する感度を示す曲線のことです。昼間は橙や黄色の感度が良く、暗くなると青や青緑の感度が良くなります。しかし、なぜこのような変化が起こるのかは分かっていません。
  • 盲点とは、視細胞の一部が視野の中央にないため、そこからの情報が欠落することを指します。しかし、周りの知覚がそれを補っているため、我々は盲点に気づかないのです。具体的には、周囲の視覚情報が盲点を補完していると考えられています。
  • 分光視感効率曲線や盲点に関する詳しいメカニズムは未解明ですが、これらの現象は色彩検定の2級のテキストにも取り上げられています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DJ-Potato
  • ベストアンサー率36% (692/1917)
回答No.1

明るい所では、網膜の錐体細胞がよく働きます。 錐体細胞は光の感度が悪いので暗い光は見えませんが、多くのヒトでは3種類あり、色の弁別に役立っています。 また、黄斑に多くあるのは錐体細胞ですので、解像度も錐体細胞が活躍する時に高くなります。 一方、暗いところでは錐体細胞があまり働かないので、桿体細胞が優位になります。 これは色の弁別はできませんが、暗い光でも充分に感じることができます。 月明かりではよく見えるような気がしても、実際に新聞などを読もうとすると非常に読みにくいのは、暗い条件では錐体細胞があまり働かないため、黄斑の機能を生かしきれないためです。 さて、桿体細胞の感度が最も高いのが、青緑色の波長です。なので、暗い所では青緑色が最も明るく見える色になります。 一方、明るい所では錐体細胞の感度が最も高い黄橙が最も明るい色になります。 錐体細胞は3色ありますが、青錐体は数が非常に少なく、緑錐体と赤錐体の情報が優位になりますので、黄色です。 盲点ですが、まわりの知覚というのは、盲点の周囲の網膜の知覚のことです。 ヒトの眼の視神経の所、視神経乳頭と言いますが、ここには網膜がないため、視神経乳頭に当たる光は知覚できません。 この盲点をマリオット盲点と言いますが、視野の中心から約15度外側にあります。 紙に黒いバツ印と赤い丸印をそこそこ離して書いて、片目でバツを見ながら紙を遠ざけたり近づけたりあうると、赤い丸印が消える場所があるはずです。 赤い丸印があるんだけど、それは見えないんです。でも、盲点が黒く抜けている訳ではなく、見えていないんですね。 脳としてはそこに何もないはずはないから、周りの網膜の情報から、周りが白い紙なんだから、ここも白いはずだ、と認識するために、赤い丸印が消えてしまうのです。

happine
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。 盲点についてよく分かりました。 こういうことに詳しい方を尊敬します。

関連するQ&A