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関東の雑草が赤くなる理由
- 関東の農村部で赤くなる雑草について調査した結果、いくつかの理由があることが分かりました。
- 赤くなる雑草の一つには、季節の変化によるものがあります。秋になると気温や日照時間の変化により、葉の色素が変化し赤くなるのです。
- また、赤くなる雑草の中には、土壌の養分状態によっても色が変わるものがあります。養分が不足している場合、葉の色素が変化し赤くなると言われています。
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木とか草とかに関係なく紅葉という現象は起きます。 そのときの色が目立つかめだたないかだけの話です。 目立つ目立たないは植物の種類次第です。 なぜ種類で違うのか、といわれてもいろいろあるのが自然現象です、としか答えようがありません 生物多様性と呼ばれています 紅葉という現象については下記のようなサイトがあります 紅葉のしくみ-その観察と実験 www2.tokai.or.jp/seed/seed/seibutsu12.htm このサイトの末尾の追記に「植物自身にとっての紅葉の意味 」という項目があります 抜粋 紅葉現象は、木本の植物だけでなく草本でもかなり普通に見られます。いわゆる「草紅葉」です。その例はスイバ(Rumex acetosa)、イヌタデ(Persicaria longiseta)、ヒメツルソバ(Persicaria capitata) 、エノコログサ(Setaria viridis)、メヒシバ(Digitaria adscendens)など。 葉が紅葉するのは、葉緑体を保護するためという考え方があります。つまり、気温が低くなって機能が低下してきた葉緑体が過剰な光を受けると、クロロフィルが分解される。そこでアントシアニンが光を吸収して葉緑体を保護し、クロロフィルの分解を遅らせ、できるだけ光合成を続けさせているというのです 葉緑素がどうのという紅葉のしくみそのものについてはこのサイトの前半にあります 抜粋 葉に含まれる色素には緑色のクロロフィル(葉緑素)、黄色のカロチノイド(カロチン類とキサントフィル類)があります。量はクロロフィルがカロチノイドよりずっと多いので、黄色はめだたず葉は緑色に見えます。秋、気温が低くなると葉のはたらきが弱まり、クロロフィルが分解されます。そのため、クロロフィルにかくされていたカロチノイドの色がめだって黄色になります 「一面の雑草が見事に紅葉するならば、それはなかなか見ものだろうになぁと、ショーモナイ妄想を抱いたりしています。」とありますが、実際に草もみじとして観光名物としているところもあります 日光(戦場ヶ原)の紅葉情報 | 紅葉名所2014 - Walkerplus koyo.walkerplus.com/detail/ar0309e13028/ 秋も素晴らしい尾瀬トレッキング!草もみじを堪能しに出かけよう! | 群馬 ... guide.travel.co.jp/article/5523/ わざわざ日光や尾瀬までいかなくても高麗芝は条件がよければ一面に紅葉します 下記のサイトに写真があります。 芝生の知識-芝生の枯れ方 - 芝生の庭づくり sibatuku.com/tisiki/huyu.html 12月2日 【芝生の紅葉】 : 後楽園広報スタッフ奮闘記2 korakuenpr.exblog.jp/14105549 蛇足 生物多様性については下記のサイトをご参照ください 生物多様性 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/生物多様性
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- CC_T
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以前に調べた事がありますが、 気温が低下してくると蒸散量が減り、水が回らないために植物の活性が低下する。 葉から運ばれない糖分によって凍結が予防されるとともに、古くなった葉緑素が分解されてできるアミノ酸と糖が結びついてアントシアニン(赤)ができるために赤黒くなる。 といった流れでした。 今となってはソースが不明ですみませんが、多年草の場合、活性が落ちている冬の時期に葉緑素だけが頑張って光合成を続けていると、光合成で生じた酸素から活性酸素が遊離し、植物が「自家中毒」状態に陥ってしまう。アントシアニンが光線をカットすることで光合成の効率を低下させて自家中毒を避けるとともに、紫外線から遺伝子を守る効果もある、なんて解説がついてたと思います。
お礼
詳しい解説と様々なリンクの紹介ありがとうございます。 具体的な野草名も教えていただき大変勉強になりました。