- ベストアンサー
確定申告についての質問とは?
- 質問者はフリーターとして働きながら、副業として転売ビジネスを行っています。
- 今年のアルバイトの給与は100万円以下であり、扶養内に収めています。
- 副業の資金管理のために弥生の青色申告を利用していますが、確定申告の方法について知識がありません。本業と副業の税金について教えてほしいとのことです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
長いですがよろしければご覧ください。 >…これらの確定申告などは一体どうしていけばいいのでしょうか。 「確定申告【など】」とのことですが、(社会保険などではなく)「税金の話」に限れば、「所得税の確定申告」をすればそれでおしまいです。(別途、「個人住民税」「個人事業税」の申告をする必要はありません。) (参考) 『社会保険|kotobank』 http://kotobank.jp/word/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BF%9D%E9%99%BA?dic=daijisen --- 『確定申告|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2020.htm >>【所得税の】確定申告は、…1年間に生じた所得の金額とそれに対する所得税の額を計算し、源泉徴収された税金…などがある場合には、その【過不足を精算する手続き】です。 --- 『Q8 住民税や事業税の申告はどうなるのですか。|国税庁』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm#q08 >…毎年、源泉徴収の紙を親に渡していた…… 『【給与所得の】源泉徴収票』は、「所得税の確定申告」を行なう場合に備えて【納税者一人ひとりが、自分自身で】保管しておくべきものです。 ですから、たとえ「家族」でも「原本」を渡してはいけません。 必要ならば「コピー」を渡してください。 (参考) 『Q22 確定申告書を提出する際に必要な書類はどのようなものですか。|国税庁』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/06.htm#q22 >>(3) 給与所得がある場合:給与所得の源泉徴収票(原本) >…全く知識がありません。 本当に「全く」知識がないのであれば、素直に「税務署」で「自分の場合は最低限何をすべきなのか?」を聞いてから行動すべきでしょう。(そうしないと、大事なことをしないまま申告時期を迎えてしまう可能性が高くなります。) もちろん、「民間のサービス事業者」である「税理士」ならば、(お金を払うことで)相談に応じてくれるだけでなく、「各種事務処理や申告書の作成・提出」「合法的な節税方法の相談」まで請け負ってくれますので、どうするかは「その人(の財布)次第」ということになります。 ※なお、一口に「税理士」と言っても、「法人のように規模が大きい(儲かる)相手が専門」「所得税よりも相続税がメイン」など様々ですから、「自分に合った税理士を探す手間」は必要になります。 (参考) 『国税局・税務署を調べる|国税庁』 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm 『税務署の仕事|国税庁』 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeicho/kiko/works.htm >>個人課税部門は、所得税や個人事業者の消費税等についての個別的な相談や調査を行っています。また、個人事業者向けの各種説明会や青色申告のための記帳指導・研修等も担当しています。…… --- 『税理士制度について|国税庁』 http://www.nta.go.jp/m/taxanswer/9203.htm 『日本税理士会連合会』 http://www.nichizeiren.or.jp/ >本業の税金についてと、副業の税金の支払いについて… 「税金の制度」では、「本業・副業」というような区別はありません。 あるのは、「所得の種類による区別(ルールの違い)」だけです。 当然ながら、ここでルールを一から十まで解説することはできませんので、基本的なことのみ触れてみます。 --- 「給与所得」と「事業所得(もしくは雑所得)」は、「総合課税」というものの対象ですから、はじめに、それぞれの「所得金額」というものを計算して「合算」します。 「所得税」にしても「個人住民税」にしても、この「合算した所得金額」をもとに計算します。 (参考) 『所得の種類と課税のしくみ|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto319.htm 『総合課税制度|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2220.htm 『雑所得―分類>雑所得と事業所得とを区別するための判断基準―社会通念|WEBNOTE』 http://shotokuzei.k-solution.info/2007/05/_1_109.html#a1 --- なお、「所得税」「個人住民税」ともに、「所得控除(しょとくこうじょ)」「税額控除(ぜいがくこうじょ)」という「納税者一人ひとりの税負担を調整する仕組み」があります。 「所得控除」「税額控除」ともに、原則として「自己申告」しないと適用されませんので留意する必要があります。 (参考) 『所得から引かれる「控除」、仕組みを理解して節税を!|All About』(更新日:2013年08月09日) http://allabout.co.jp/gm/gc/424898/ 『所得金額から差し引かれる金額(所得控除)|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm 『税金から差し引かれる金額(税額控除)|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto321.htm --- 「所得税」については、「源泉徴収によって納付済みの所得税」との差額を【自主的に】【国に】納めます。(「過納」の場合は国から差額が還付されます。) 「個人住民税」「個人事業税」については、「地方団体」が(追って)税額を算定して通知してくれますから、その通知に従って納めます。 (参考) 『申告と納税|国税庁』 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/html/06_1.htm >>【国の税金は】、納税者が【自ら】税務署へ所得等の申告を行うことにより税額が確定し、この確定した税額を【自ら】納付することになっています。これを「申告納税制度」といいます。 --- 『賦課課税制度|kotobank』 http://kotobank.jp/word/%E8%B3%A6%E8%AA%B2%E8%AA%B2%E7%A8%8E%E5%88%B6%E5%BA%A6 --- 『住民税とは?住民税の基本を知ろう|All About』(更新日:2014年06月06日) http://allabout.co.jp/gm/gc/14737/ 『「事業税の納税義務者」とは?|All About』(更新日:2007年02月19日) http://allabout.co.jp/gm/gc/295911/ ※「税務申告」についての基本的な流れは以上です。 「社会保険」については、制度自体が異なりますので、必要があれば別途ご質問ください。 ***** (その他、参照したWebページ・参考リンクなど) 『腹が立つ国税局の税務相談室|税理士もりりのひとりごと』(2009/07/15) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-365.html 『税務署が親切|こっそりと。』(2007/03/11) http://blog.livedoor.jp/stock_value/archives/50363449.html 『税務署は意外と親切|家族を幸せにする自営業家庭の家計管理』 http://dorobune.chips.jp/?p=155 『納税者支援調整官を設置している国税局・税務署のご案内|国税庁』 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeicho/kiko/nozeishashien/index.htm --- 『白色申告の話|税理士もりりのひとりごと』(2010/06/25) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-527.html 『個人で事業を行っている方の帳簿の記載・記録の保存について|国税庁』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kojin_jigyo/index.htm --- 『「税理士」というお店にはちゃんとした商品を並べなあかんやろ|税理士もりりのひとりごと』(2012/ 03/23) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1264.html 『まだまだたくさんいる「偉い税理士先生」|税理士もりりのひとりごと』(2012/06/07) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1359.html 『ニセ税理士|税理士もりりのひとりごと』(2014/01/04) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1912.html ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
お礼
非常に細かいことまで教えていただき、とても感謝しております。 まず源泉徴収票はこれから自身で保管、管理することの大切さがわかりました。 そして先日、家の近くにある税務署に初めて行ってきました。回答のしたのリンクに貼ってある通り、とても親切に職員さんに答えていただくことができました。 一口に税といっても、所得税、住民税、事業税など分類がありその内容まで一通り把握することができました。 これからは自分の問題一つ一つに向き合っていくつもりです。ありがとうございました。