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マクベスの英文について

It's about a man who is destroyed by his overwhelming desire to become king; about his wife who is driven mad to the point that she sleepwalks trying to get imaginary bloodstains off her hands. この英文の2行目から、どう訳していいのか分かりません。 解説して教えて下さい。よろしくお願いします。

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  • Nakay702
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回答No.2

3行分を全部まとめて一言で言えば、「それは、ある男とその妻の物語である」、となります。その「ある男」を説明するのが、who is destroyed by his overwhelming desire to become kingという関係節で、「その妻」を説明するのが、who is driven mad to the point that she sleepwalks trying to get imaginary bloodstains off her handsという関係節ですね。以下、それを順に説明します。 1行目の説明: >It's about a man who is destroyed by his overwhelming desire to become king ⇒それは、王になろうとする、どうしようもない願望によって破壊される人についてです。 *desire to become king「王になろうとする願望」。to become は、形容詞的用法のto不定詞で、desire にかかります。 2~3行目の説明: >(It's) about his wife who is driven mad to the point that she sleepwalks trying to get imaginary bloodstains off her hands. ⇒(それは)自分の手から想像上の血痕を拭き去ろうとして、夢遊歩行するほどに気が狂う、彼の妻についてです。 *文頭にIt'sが省略されていると考えれば分かりやすいです。 *is driven mad to the point that~「~というところまで気を狂わされる」。be driven ~で、「無理に~にされる」。the point that~で、「~という点」(thatは関係代名詞で、先行詞はpoint)。 *trying to get imaginary bloodstains off her hands「手から(ありもしない)想像上の血痕を拭い去ろうとして」(=現在分詞構文)。trying to ~で、「~しようとして」。get … off ~で、「~から…を取り除く」。 (全訳) それは、王になろうとして、如何ともしがたい願望により、破滅に追いやられる人の物語であり、自分の手から想像上の血痕を拭き去ろうとして、夢遊病者になるほどに気が狂う、彼の妻の物語です。

noname#213339
質問者

お礼

詳しい説明、ほんとうに有り難うございます。

その他の回答 (1)

noname#212313
noname#212313
回答No.1

>It's about a man who is destroyed by his overwhelming desire to become king; about his wife who is driven mad to the point that she sleepwalks trying to get imaginary bloodstains off her hands.  セミコロン(;)で区切られていますが、これは主語・述語(It's)の繰り返しを避けています。主語・述語を補えば、以下のように二文に分けることができます。 1.It's about a man who is destroyed by his overwhelming desire to become king. 「(この話は)王になりたいという自分自身を圧倒するような欲望に壊される男についてである。」  この1は難しい点は特になさそうです。 2.It's about his wife who is driven mad to the point that she sleepwalks trying to get imaginary bloodstains off her hands. 「(この話は)手についたありもしない血を拭い去ろうとする狂気へ、夢遊病のようにたどり着く、彼の妻についてである。」  こちらはちょっと複雑です。  まず、his wifeに長い関係詞節がかかっています。そこを独立した文にしてみますが、that節がちょっとややこしいので、とりあえず省いてみます。 S(His wife) V(is driven) O(mad) M(to the point). 「彼の妻は、そのくらいまで狂気に駆り立てられる。」  能動態で書けば、以下のようになります(主語は不明なので、とりあえずsomethingにしてあります)。 Something drives his wife mad to the point.  to the pointはこちらにかかっています。続くthat節の中にsleepwalkというwalkの類語がありますが、sleepwalk to the pointと、sleepwalkにかかる前置詞toではありません。be driven(能動態ではdrive)に副詞的にかかっています。  that節を戻して、考えてみます。ちょっとややこしくなっていますが、the pointと同格のthat節です。つまり、the pointを具体的に言い換えています。 S(His wife) V(is driven) O(mad) M{to (the point) = M'(that she sleepwalks trying to get imaginary bloodstains off her hands)}.  このthat節だけを独立した文にしてみます。現在分詞が副詞的にsleepwalksを形容しています。その中もSVOCを付けてみます。さらにその中のto不定詞も同じくやってみます。get ~ offは一つで他動詞と考えることもできますが、見やすいようにoffは分けておくようにします。 S(She) V(sleepwalks) M[V'(trying) O'{to V''(get off) O''(imaginary bloodstains) M''(off her hands)}]. 「彼女は夢遊病で(やるように)、ありもしない血の汚れを彼女の手から落とそうとする。」

noname#213339
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。

noname#213339
質問者

補足

to the pointを辞書で調べると適切な, 要を得たとなってるのですが? ここでのto the pointは、何でしょうか? もしコメントを見ていただけたら教えて下さい。

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