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くき茶のくきは、どうやって茶葉とわけるのですか?

最近茎茶のファンになりました。くき茶のくきは葉中心の葉脈だと聞きましたが、どのようにその茎部分と葉の部分をわけるのですか?乾燥しているときは茶葉と同じくらいの大きさだとおもいますし、とっても綺麗に茎だけになっているように見えます。どの段階で、どのようにして茶葉とわけて、どのように茎茶につくるのでしょうか。普通の茶葉にはくきは入っていないのですか。それとも細かくなって混ざっているのですか。ご存知の方、教えてくださいませんか。もし、おいしい茎茶の飲み方があったら、それも教えていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

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  • rimurokku
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回答No.2

No1です。 煎茶などの葉っぱは、茎に付いたままの葉っぱをもんで行くうちに、茎から剥がれ落ちて小さく丸まってしまいます。 試しに、煎茶などを煎れた後の広がった葉っぱを見ると、ほとんど一枚の葉っぱで有る事で解るように、決して砕いてしまうわけでは有りません。 その収穫は、手摘みの場合がほとんどですが、最近の機械は大変優秀で手摘みと変わらないような収穫も出来るようですよ。 ただし、新芽の高さがそろうような栽培も、工夫されて居ます。 揉まれて小さく丸まり乾燥されて茎と離れ落ちた茎との選別は、重い茎と細くもみ込まれた軽いお茶とを風で吹き飛ばして分けられます。 なお、玉露等の高級茶は、新芽が日光を浴び無いような育て方をした物を手摘みして居ます。 その葉っぱをもみ込まないで乾燥し、石臼で細かくすりつぶされたものが抹茶に成ります。 又、安い番茶などは茎ごと機械で刈り込んで行きますが、当然茎の部分も一緒に刈込み、幾つかに切り取られた葉っぱもろとも乾燥してお茶としています。 番茶の中には茎も一緒に混ざっており、煎れられた葉っぱの広がりもいくつもに切れた葉っぱの形に成って居るはずです。 以上の説明でお分かりの事と思いますが、お茶の値段は葉っぱの状態や収穫方法だけでなく、制作過程での手間のかけ方でも変わってきますので、その製品の種類から価格まで相当幅が有る事と成ります。 抹茶及び玉露から煎茶や川柳、最後の収穫で出来てくる番茶まで、その価格差は数十倍にも成って居ますね。

beadmania
質問者

お礼

なるほど、大変よく分かりました。お茶ひとつにも各種の工夫がされているんですね。今までは何気なく飲んでいましたが、これからはもっと楽しんでお茶を飲める気がします。色々なお茶を飲み比べするのもきっとたのしいでしょうね。丁寧なご回答本当にありがとうございました。

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  • rimurokku
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回答No.1

高級な煎茶などのお茶の葉の収穫は、新芽の先端葉っぱ2~3枚付いた所を、軸と共にちぎり取って収穫しています。 葉っぱどうしがくっ付かないように、軸に葉っぱが2~3枚付いた状態で蒸して、そのまま乾燥しモミの行程に入ります。 当然ですが、葉っぱは乾燥と共に小さく丸まってお茶の状態に成って行きますが、付いていた軸も一緒に乾燥してお茶と共に完成して行きます。 その後、綺麗に出来上がったお茶と、軸の部分を選別して高級な煎茶として完成します。 さらに高級な玉露なども、ほぼ同じような制作方法です。 つまり、茎茶とは高級なお茶を作る過程で一緒に出来た軸の部分です。 ちなみに、番茶など安いお茶は、葉っぱの部分だけを機械で刈り取って作りますので、茎茶は出来ません。 なお、軸の部分からは殆どお茶が出ませんが、茎茶には高級なお茶の葉っぱが付いていますので、それなりの量を使って煎れれば、高級なお茶と同じような味わいが有ります。 当然ですが、高級茶と同じようにあまり高温でお茶を煎れ無い事です。

beadmania
質問者

お礼

早速ご回答ありがとうございました。茎茶は葉脈ではなく、葉が着いている柄の部分なのですね。勘違いしていました。 宜しければもう少し教えていただけますか? 茎はモミという工程で葉の部分と分かれるのですか?多分蒸した葉を揉むことで葉を乾かしながら細かく砕くのだろうと想像するのですが、 揉むだけで茎が葉から分かれるのですか。そのときに茎が葉より硬いため砕けないまま残るのでしょうか。 また、「その後、綺麗に出来上がったお茶と、軸の部分を選別して高級な煎茶として完成します。」の選別とはふるいにかけるということですか。茶葉とくきの大きさがそんなに大きく違うとは思えないのですが。茎は長いですが細いので、茶葉が細かくても縦方向にふるいを通ってしまうように感じます。それとも、ふるいにかけて残る大きい方が茶葉なのでしょうか。その場合、茎が長いのでふるいを通りにくくありませんか。どの位の目のふるいをお使いになっているのでしょうか。 それから、ご回答から考えますと、茎茶は手摘みのお茶と考えて良いのでしょうか。また、機械で刈り取るお茶の場合、柄(茎茶)の部分を刈らずに葉だけを刈り取るなんてとっても難しいように思いますが、特別の仕掛けがあるのですか? もうひとつ基本的なことなのですが、お茶の品質とか値段は元のお茶の葉の品質により違うのですか、それとも工程にどれだけ手間と熟練を必要とするかによって変わってくるのでしょうか。 しつこいようで申し訳ないのですが、よろしくお願い申し上げます。

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