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事例問題で故意の有無が問題に書かれていない場合

刑法の事例問題で、故意があったかどうかが問題に書かれていない場合は、仮定するのですか?場合分けするのですか?場合分けの書き方は大体わかるのですが、仮定する場合の書き方が分かりません。教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kgei
  • ベストアンサー率61% (230/376)
回答No.1

  法学部レベルとロースクールレベルとでは、少し違いがあるかもしれません。  通常、事例問題として詳細な事実関係が問題文が書かれている場合、主要な部分において故意があったかどうか不明の問題というのは出題される可能性は低いです。  出題者はその点を良く考えた上で出題するからです。  もし、問題の主要部分において、故意の存否が不明だというのであれば、問題文の読み込みが甘いことがほとんどです。  ただし、限られた時間で答案を作成する必要な試験などでは、安全策で「場合分け」「故意を仮定」することは受験テクニックではあり得るでしょう。  さて「故意を仮定する場合」ですが、例えば「問題文から行為者 甲には~罪の故意があるかは不明ではあるが、故意があると仮定して検討する」と解答の最初の部分に書けば良いと思います。  事例問題では、主要でない部分で故意の存否が不明のような問題文はあり得ます。例えば、窃盗罪が主要な部分である場合に、その前の住居侵入罪が問題になるケースなどです。こ場合は、「窃盗の目的で他人の住居に立ち入っているから故意が認められる」という書き方になります。

Cutekyuri
質問者

お礼

よく分かりました。レポート作成で困っていたのですが、回答いただいた内容を参考にもう一度考え直してみようと思います。ありがとうございました。

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