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通過は 不通過 非通過 ?? どっちを使う
採用は不通過 台風が非通過 などでしょうか? 不、非の使い方が不明で教えてください。
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既に答えを出しておられるようですが、それで良いはずだと思います。 「非通過」 が適さないというのは、漢文として読み下すと 「通過に非ず」 となり、「それは 通過 ではない」 ということになってしまうからです。「通過」 という行為・現象ではない、ということなら、では何なんだ、となります。たとえば 「通過に非ずして滞在なり」 みたいな。一般に 「非A」 は、A という対象そのものを否定する表現です。 一方 「不通過」 を読み下せば 「通過セズ」 ですから、通過するかしないか という設定における否定の表現ということになります。 「非」 はなかなかむつかしいので、「不」 が適用できるかどうかをまず見て、出来ない場合には 「非」 が使えないか検討してみる、という姿勢でいいのではないかと思います。 たとえば 「採用」 という場合を考えてみると、「採用される」 「採用されない」 の2通りのことが想定されます。この場合には 「不」 を使って問題ないと考えられます。 それとは別な話になりますが、「採用は不通過」 という言い方は普通はしないでしょうね。普通は 「不採用」 だけで表現しますから。つまり、「採用は不通過だった」 ということはほとんどなくて、「あの会社からは不採用の通知が来たよ」 みたいな使い方の方が普通だと思います。 「台風が不通過」 というのも、ほとんどお目にかかる機会はないような気がします。タイトルとしてならどうかなとも思いますが、普通は 「台風通過せず」 か、あるいは 「台風の進路 当地を外れる」 くらいの方が見て分りやすいと感じる人が多いのではないでしょうか。
補足
ひ【非】とは。意味や解説。[名]1 道理に反すること。正しくないこと。 ぶ【不】とは。意味や解説。[接頭]名詞または形容動詞の語幹に付いて、それを打ち消し、否定する意を表す。 つまり 不通過!ですね あっていますでしょうか?