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石英管の汚れの落とし方
実験で使ってる石英管に白い汚れと焦げがあるので取り除きたいのですがうまく取れません。 主に水酸化カルシウム等を加熱しているので炭酸カルシウムなどの汚れだと思うのですが・・・一回、調べてクエン酸を少量溶かした水で超音波洗浄したのですがあまり効果がありませんでした。 方法があるのであれば教えていただきたいです。
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- ORUKA1951
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No.1です。 クエン酸で落ちなかったと言うことから、カルシウム塩が原因でない事は容易に推測はできたので、酸で洗う事はアドバイスできませんでした。 具体的な使用状態が分からないと、理由の推測もできない。その状態での回答ができませんので。 >実験ではだいたい700℃付近で使用していて、試料は紛体のものを使っています。 Ca(OH)₂の存在下では、 600℃を越えるとカルシウムイオンと反応します。この場合は、さらに酸化カルシウム(CaO)が存在すると、いわゆるライムガラス===石英ガラスと酸化カルシウムは溶け合って、より軟化点の低いガラスができてしまいます。 石英ガラス技術ガイド‐1 石英ガラスの化学的、物理的特性( http://www.sqp.co.jp/seihin/catalog/pdf/g1.pdf ) 表面がカルシウムによって腐食されたことによる失透現象だと推測されます。この場合は修復の方法はありません。2000℃程度の水素炎中でゆっくり加熱してガラス化させることは可能かもしれませんが、同じ試験には使えなくなります。
- doc_somday
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皆様がご指摘の様に「硫酸」が王道なのですが、幾つか問題があります。 1)ご使用の石英管はガラス管の様な透明な物か? 昔からよく使われてきた、石英ではあるが石英粒子を融着させて管にしてある 表面に細かい凹凸のある物は硫酸が除けなくなるので使えない。 2)長さ: 100mm程度ならトールビーカーで楽勝だが、500mmを超えると 「私」には出来るがあなたには無理だ。単に経験の差だ私に超能力がある訳では無い。 いずれにせよ使うのは硫酸それも熱濃硫酸、非常に便利な「溶媒」だ家でも使いたいが もう引退したから手に入れるのは無理。(残念) なお御存知の通り熱濃硫酸は「ヤバイ」代物だからもし使うなら注意の上にも注意して 下さい、出来るだけ流しかドラフトの中でゴーグルを着用し眼鏡は重いがガラスレンズ を使って下さい、出来ればヘルメットがあった方が良い、長い物なら「素手」の方が良い ゴム手袋もニトリル手袋もアブナイ、なぜ素手が良いかは簡単すぐ水に浸せば良い ゴムやニトリルは溶けて肌から離れなくなるから非常に恐い。 なお、表面がテフロンの前掛けが売られているので、研究室に一つはあった方が良い、 熱濃硫酸もテフロンには無力だ。
- hayasitti
- ベストアンサー率69% (229/331)
どの程度の試薬をそろえられるのか、存じませんが…。 カルシウム系の汚れなら、薄い酸(希硝酸、希塩酸。希硫酸は難溶の硫酸カルシウムになるのでダメだと思う。濃硫酸なら溶けるらしい。)につけて落ちると思いますが。 それで落ちないなら、失透(しっとう)の可能性も。 これはガラスの結晶構造の変化の話なので、物理的な問題で修復は簡単ではない。 表面の話らしいので、その表面をフッ酸で溶解して除去するらしいが、フッ酸の取り扱いは危険を伴います。 参考→http://www.tosoh.co.jp/division/products/detail_000072_18.html 焦げ(有機物?)は、酸素(空気)を通気しながら、加熱すれば、分解して取れるんじゃないかな。 以上、参考まで。
お礼
回答ありがとうございます。もしかしたら失透しているかもしれません・・・ 薄い酸につけて洗うのと、空気通しながら加熱を試してみたいと思います。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
昔は濃硫酸に漬け置き、というのが定番でした。 濃硫酸の管理が問題になるようならば、今は風呂などのガラスの水アカ取りの洗剤がありますから、それが良いかもしれません。黒いほうは、結局強酸のお世話になるかもしれませんが。 水垢取り OR 水アカ取り - Google 検索 http://www.google.co.jp/search?q=%E6%B0%B4%E5%9E%A2%E5%8F%96%E3%82%8A+OR+%E6%B0%B4%E3%82%A2%E3%82%AB%E5%8F%96%E3%82%8A
お礼
回答ありがとうございます。水垢とりを探してみます。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
温度はどの程度まで上げられるのでしょう。 また、溶液なのか固体なのか?
補足
こんにちは、質問主です。 実験ではだいたい700℃付近で使用していて、試料は紛体のものを使っています。
お礼
1)、2)の条件から硫酸を使用するのは避けた方が良いみたいです。 助言いただきありがとうございます。