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遺伝子診断がもたらす医療倫理について。
薬学の学生なのですが、レポートで「遺伝子診断について」のテーマで主に「出生前診断」についてを書こうと思っています。 「出生前診断」についていろいろと調べていたのですが、医療関係者の見解はよく見かけるのですが、一般の方の見解を調べたいのです。 お恥ずかしいながら、今まで「出生前診断」が行われているということを全く知らなかったので世間的にはどれくらいの認知度なんでしょうか? また、誰でも行えるようになったら多くの人が行いと思うのでしょうか? 専門職の方、一般の方、お話を聞かせてください。また、そういったサイトや研究をされている機関をご存知の方も教えてください。お願いします。
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私自身3人の子供がいます。2,3人目が俗に言われる高齢出産にあたりました。2人目の時は普通の産婦人科から大学病院への転院でその時期を逸してしまっていたのですが、3人目の時ははじめから大学病院での診察だったので「羊水検査」について言われました。 大学病院は診察でドクターが替わりますよね。以前の出産を知っているドクターは初産ではないことと検査によるリスクを考えるとしなくてもいいのではないかとおっしゃいました。その次のドクターは「その年齢(37歳ちょっと前)で本当にやらなくていいのですか?」と冷たい視線をあびせられました。 いろいろな人がいると思いますが、私の気持ちとしては既に10数週間お腹に存在している我が子なのです。知らなくてもいいことってあると思うのです。医学が進歩していいことってたくさんありますが、わかったからじゃあ淘汰されていい命ってないはずです。 医学の進歩は進歩として認めますが、こと生命の誕生に関しては関与しすぎるのはいかがなものか・・・と思ういち経産婦です。 ドクターの言葉や態度が妊婦を不愉快にしストレスを与えた例ですね。 でも、全く逆の意見の方もいると思いますよ。 うちは3人とも問題なく健康に生まれ育っているからいえる事なのかもしれませんが・・・。
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- lovein
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出生前診断は、夢の技術です。 私が始めて父親になった時、医師に100%ではありませんが、男か女か知りたいですかと聞かれて、とても悩みました。そして妊娠後期には男でも女でもどちらでもよいから五体満足で生まれて欲しいと願いました。 親であれば誰でも、そう思うのでは、ないのでしょうか?それが出生前、どころか、受精した段階で解るのです。 なのに、この技術に対が否定される理由は、充分ご存知だとは、思いますが、命の選択につながるからです。女の子が欲しいという単純な理由で他の受精卵(子供)は排除(堕胎)されてしまうのです。障害者が排除されるというのは、これまたとても危険な事で今の医療技術で直せない人間は要らないという事につながります。 人間は物ではありません。命の選択を出来る資格があるのでしょうか?それに出生前診断が完璧な技術だと保障されている訳ではないのです。月並みな言葉ですが、子供は二人の愛の結晶です。出来の悪い子程可愛いとの諺があります。薬学の学生さんとの事ですので。まだお子様をお持ちではないと思いますが、もし自分の子供が出来たとき、あなたなら、どうなさいますか診断を受けますか?、自分の期待する結果と違う結果がでたらどうしますか?難しいですよね。
お礼
ご回答していただきありがとうございました。 これから「生命」という何よりも大事なものを扱っていくのだということを改めて気づかされました。 私には、もちろん子供もいませんし検査がどれほど当人たちに影響を及ぼすのかもほとんど理解ができません。そんな中での貴重なご意見に触れられてとても感謝しています。 命の大事さをこれからもずっと考えていきたいと思っています。 まだまだ未熟の薬学生にお答えいただきありがとうございました。
お礼
回答していただきありがとうございました。 今、医学薬学について勉強していますが聞くのは医師、薬剤師という専門家の話ばかりを聞いてきたので実際経験のある方にお話を聞かせていただき大変うれしく思っています。 確かに目まぐるしく進歩していく医療において、患者さん本人にとって大事なものが何であるのかを考えていかなくてはならないのだと改めて思いました。 まだしがない薬学生に貴重なご意見を語ってくださってありがとうございました。