• ベストアンサー

最初から和解を狙って提訴するとき

最初から和解を狙って提訴するときは、訴状はサラッと軽く書いて、証拠も必要最小限だけでよいでしょうか。 もし和解が不調になったとき、後から、準備書面で詳細な主張と詳細な証拠を出せば、挽回できますか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 作戦ですからいろんな考え方があるのでしょうが、私は最初から全力をあげるように勧めたいですね。  証拠が不十分だとか、主張が足りないと思えば、相手は和解に乗ってこないかもしれません。乗ってきたとしても、質問者さんに有利な条件を呑むことはないでしょう。  出せるものは全部出して、相手をびびらせたほうが、和解提案に応じる可能性が高くなりますし、質問者さんに有利な条件を呑ませることができると思うからです。  和解失敗後の追加で挽回できるかどうかは、追加の主張と立証の内容しだいでしょうが、最初から全力を挙げた場合に比べればマズいのではないかと思います。  裁判官だって、和解で済むなら和解で済ませたいと思っていると思うのです。  和解なら当事者同士がOKするならどんな内容だってOKです。が、控訴されて上級審裁判官に読まれても胸を張れるような「判決」を書くのって難しいのですから。  で、心理として「だったらもっと早く出せよ」と思うかもしれませんし、場合によっては「主張立証の時間は十分にあったのに、意図的に訴訟時間を引き延ばした、遅延損害金狙い?」というような悪い心証をもたれる危険もあるのではないかと思いますので。  それに対して、一生懸命、精一杯がんばっている姿というのは、見る人に悪い印象を与えないものですから。  

erieriri
質問者

お礼

確かにそうですね。 参考になりました。 ありがとうございました!