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集落と部落の違いはんでしょうか?

集落と部落の違いはんでしょうか? 後者の方がイメージが悪いです。

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回答No.2

集落とは、地域名称(小字)などを総称して言う呼び名です。 いっぽう、部落とは、民族を主体としていう言い方です。 1922年、部落開放同盟全国水平社が、日本に発足しました。 以後、同和部落問題が、学校教育でも盛んに取り込まれてきました。 最近では、もう部落といっても、そういった差別を受けていた部族の人たちだけのカテゴリーではなくなって来ています。 田舎に行けば、いくほど当たり前のように、部落ということばを使っています。 その言葉の響きに意味もなく。 おなじ地域の人たちという意味です。 しかし、戦後の動乱期には、”エタ””ヒニン”と呼ばれる人たちが居ました。 人間的扱いをうけずに、橋の下や、千畳敷など、水害と背中合わせの地域に住まわされていたのです。 部落と言うのは、人間の中でも、血縁重視の社会です。 いっぽう集落は、すこし和を広げた地域として取り扱われるようになりました。 このように、部落と集落を国語辞典を見てみましょう。 ”部落”は民族の一群と書いてあり、”集落”は、人家の集合している場所と定義されています。 どちらも、文法上は、名詞です。 しかし、受け止め方によって、その言葉を”どういうふうにとらえるか”という問題に直面することになります。 質問者さんの場合も、後者のイメージが悪いと思うようになったきっかけがあるはずです。 大阪の芸人さんたちが、差別的な発言で、部落・部落とテレビで言えば、心証は悪くなりますが、地方で暮らしている”お年寄り”の人たちが、話す会話の中での”部落”は単なる”単語”でしかありません。 社会で使用される言葉のイメージは、使う地域や”その言葉を使用する組織”によってまちまちになると思います。 みんなが、部落という響きをきれいに保つ時代があったのも事実です。 最近では、限界集落とかそういう劣化したニュアンスがあるのも隠せません。 熊本県須恵村の部落を、学習したエンブリー博士や、民俗学の権威、柳田國男など民族を研究すれば、そこには文化が見えてきます。 ですから、どのように学習するかによって”その言葉の持つ”響きの伝わり方が違って来るのです。 日本語ってむずかしいですよね。

HNDVQDSAIMS
質問者

お礼

ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8469/18131)
回答No.1

特に違いはなかったのだが,「部落」を被差別部落の意味で使う人が多くなってからイメージに違いが出てきた。

HNDVQDSAIMS
質問者

お礼

ありがとうございました。

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