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漢字の書き方
はらっぱの「原」の3画めは、左下へ払うと記憶してましたが、違うでしょうか?フォントを見るとハッキリ分かりませんが、真っ直ぐ下に見えます。 「原」に限らず漢字の書き方を調べるには何を見ればいいですか?
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書籍ならば、「実用漢字表現辞典」(朝日出版社)をお勧めします。 それによると、「原」の3画めは左下へ払うとなっています。 なお、自分も「糸」が6画であることを知りませんでした。 活字では、どう見ても6画ではありませんね。
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- Postizos
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すみません間違えました泉の象形としてるのは字統でした。しかし確かに篆書体を見るとそうなっています。 康煕字典の「原」のページ画像。リンク。 http://www.kangxizidian.com/kangxi/0162.gif
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
余談ですが書かせてください。 糸は典型的な印刷書体として有名ですが、糸偏の字形も楷書体とは違っていて、おまけに教科書体も楷書体とは違ってしまったのであまり認知されていないようです。 http://kakijun.jp/main/itohen.html 中国の繁体字書体では糸・糸偏を見直していて、少し手書きに近い形になっています。また簡体字の糸偏は行書の形を入れたような形になっています。 http://www.zdic.net/z/20/js/7CF8.htm http://www.zdic.net/z/21/js/7EB8.htm http://homepage3.nifty.com/jgrammar/ja/tools/ksimple.htm 他には「心」なども独特のアレンジとして有名です。 康煕字典の話を出したので見てみました。 すると康煕字典でもはっきり左下向きに打つ形になってました。 http://www.kangxizidian.com/index2.php 康煕字典では「原」は崖下に泉が湧いている象形としてつまり水源みなもとをあらわす、としていますから厂の中は泉とするのが古字としています。 私のコンピューターのフォント(ヒラギノ角ゴ・明朝)も拡大して見たら左下方向になっていました。
お礼
再度ありがとうございます。 良く見ると、確かに糸も心も変ですね。さらによーく見ると色々違う部分が多いです。
- Postizos
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今の印刷書体の字形はだいたい康煕字典という昔中国で作られた辞典の印刷書体を元にしています。当時の版を彫るために彫りやすいように(手作業で彫れるように)デザイン、アレンジされた形なのだと思われます。 これと実際の手書きの字形とは違うので教科書体というのが小学校などでは使われているのは既出ですが。 こちらに教科書体の見本があります。 http://www.forest.impress.co.jp/library/img/review/10610/html/motoyantk2.jpg.html これによると原の点は軽く左に払われていますね。 http://sf.zdic.net/shufa/1021/5d9437f235c97a7883556a538fadc9d1.html#ks 中国のこちらの辞典でも顔真卿などははっきり左下に払う形になってます。 (ただしその“点”が無い字体もあります) 教科書体が印刷書体としてどうなのかという議論はあります。(ややこしい話ですが今は印刷書体に先に接するとか、印刷物から字を学ぶことは多いと思いますので私は教科書用としては当然必要だと思います) http://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasyo/syogaku/kokugo/qanda/number/02.asp http://www.geocities.jp/ki07ji/kireinaji/kyokashotai.html “正しい書き順”はひとつだけではない、あるいは“正しい”書き順などは無いので、私はこちらの主旨は疑問に思っていますが、字形の参考にはなると思います。 http://kakijun.jp/page/1026200.html 印刷書体の形に引っ張られた字形を書いても間違いとは言い切れないと思いますが、手書き字体としては非合理と思いますし、印刷書体の形と違うから間違いだと思うような事は倒錯的で本末転倒のように思います。本来字形には揺らぎがありますしそれで良いのだと思います。
お礼
ありがとうございます。
- iapetus
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文字は、それそのものが、人の「手書き」によって成され、外観のパターンを、後々に活版印刷用に字体が固定化されていき、現在に至っては、コンピュータ上の「フォント」としても固定化されたもの、と言えるでしょう。 そのフォントを作る際、原の3画目は、「垂直」にしてあるフォントもあれば、「払い」の如く右上から左下へ斜めになっているものも存在します。 これは、まさに文字が「人の手癖」を踏襲した字体のバリエーションを許している結果に他ならないでしょう。 そして、「フォントでは真っすぐ下に見える」と仰っていますが、Windowsシステムにおいて、今まさに私が打ち込んでいる文字のフォントは、「MS P ゴシック」に設定してあり、その「原」の第3画目は、明らかに「斜め」です。 例えば、もっと端的な例として、日本語において、「道」、「遠」、「近」などが含む部首の、「しんにょう」は、常用漢字においては殆どが1点之繞になっていますが、「辻」など2点之繞のものもあって、混在しています。 これは、元々、中国において2点之繞だったものが、輸入されて人の間を伝承される間に、2点目と次の字画がひっついて1点之繞に「変わった」だけの話なのです。 さらに、之繞は、元々は「辵(⇒システムによっては表示されないかも)」を崩したもので、「払い」が「3つ」あったものが変形して之繞になったのです・・・・ww。 例えば、「遥」、「遙」は、同じ字の別字体なだけであり、「遙」は2点之繞ですが、実は人名に許された漢字としては、1点之繞も可とされる混乱っぷりです。 その字が検索できる、法務省の戸籍登録に使える「戸籍統一文字情報」という検索システムが、本気で字体を考慮して漢字が整理された検索システムであり、質問主さんのご質問の尺度になるのではないでしょうか。 http://kosekimoji.moj.go.jp/kosekimojidb/mjko/PeopleTop/EXECUTE (これで、読みの所に「はるか」と入力して検索してみてください。ちなみに、「原」の第3画は、このシステムでは「斜め」です。)
お礼
ありがとうございます。 フォントにより変わるだけではなく、常用漢字でも統一されてないのですね。
- kuma56
- ベストアンサー率31% (1423/4527)
フォントによって見え方が変わりますが、漢字の成り立ち的に見ればまっすぐ下ではなく左下へ払うのが正しいと思いますよ。 原 だけではなく、白 泉 鳥 等が同様の書き方になるようですが、立 市 皮 などは縦線になっているようですね。 もともと毛筆で書かれていたものを、その他の筆記法にあうフォントを使うことでその様な疑問がわいてくるのではないかと思います。 ゴシック体などは、原 の雁垂れの払いすら止めている形になるので、漢字のフォントとしては合わない部分があるのではないでしょうか。 >「原」に限らず漢字の書き方を調べるには何を見ればいいですか? 漢字の書き方 等をキーワードにしてweb検索すれば参考になるサイトが見つかると思いますよ。 参考 http://kakijun.jp/ http://jiten.go-kanken.com/kanji/118.html
お礼
ありがとうございます。 左下で良かったようですね。子供が漢字の勉強をしており、プリントの問題が「原」の拡大表示でした。質問の3画めが真下に伸びてるのを見て疑問に思ったのです。
- kamobedanjoh
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原の字の三画目は一の字(一画目)の下の点になります。 御質問の払いは、二画目です。 片、臣、凹、凸、必、丸など、書き順によっては随分印象の異なる文字になつて仕舞って困ります。 小生は『楷行草 三体 筆順字典 日本書道協会』を参考にしています。 同書によると、原の字の二画は完全な払いになっています。 小生、若い頃謄写版の原板製作を経験しました。 3ミリ方眼の小さい枡に文字を埋めるのですが、鉄筆の運びを工夫することで、小さな文字を大きく分かりやすく見える工夫をしました。 原の字の二画目を完全な払いにすると、狭いマス目の相当部分を払いが占めてしまい、文字のバランスも悪くなります。 フォント書体は、同様なバランス調整が行われていると思います。 限られたドット数で漢字を表現しようとすると、避けられない工夫です。
お礼
ありがとうございます。 その一の字の下の点を知りたいのです。確か左下へ向けて斜め線だったと思います。違いますか?
- DJ-Potato
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私には、左下に払っているように見えます。 フォントサイズが小さい時は、簡略化される可能性がありますので、充分に拡大して表示させてください。 あとは、ワードなどで教科書体という種類のフォントを選べば、基本的には教科書通りのハネや止めや払いがわかると思います。
お礼
ありがとうございます。 ワードの教科書体、確認して見ます。
お礼
ありがとうございます。 一冊入手してもいいですね。