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税務調査で確認させること
自営の経理をしています。 今回、税務調査が入ると、税務署より連絡がありました。 3期分の確認をするとの事ですが、 主にどのようなことを準備すればいいのか、 またどのような事に気を付ければいいのか教えてください。 職種は建築設計事務所です。 主に一般住宅を専門にしています。 社員は3名です。 6年ほど経営しています。 初めての事なので、なにを聞かれたりするのか 全く分からないので、よろしくお願いします。
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>初めての事なので、なにを聞かれたりするのか全く分からない… そういうことであれば、「日頃、税務処理の仕方や節税について相談している税理士さん」に立ち会ってもらうのが一番いいですが、ここに質問されているということは付き合いのある税理士さんはいませんよね? もちろん、税理士のあてがなくても、【意図的な】所得隠し、経費の水増しなど(つまり、脱税)をしていなければ、あまり構える必要はありません。 また、「しっかり勉強して抜かりなく処理している」「経理(税務)に明るい社員がいる」というよいうなことであれば、税理士の力を借りなくてもなんとかなります。 --- とはいえ、わざわざ国税職員が実地調査に来るのですから、「税務処理について誤りがないか?(納税が不足していないか?)」を【帳簿など保存義務のある資料】を基にしっかり見られることになります。 『記帳や帳簿等保存・青色申告|国税庁』 https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/html/01_2.htm 仮に、間違い(不適切な処理)を指摘されたとしても、「うっかり」や「勘違い」など悪意がないものであったり、「少額」であれば、普通は「(自ら)修正申告」するか「(税務署側から)更正の処分」を受けて「附帯税」というペナルティの税金を払っておしまいです。 『更正決定|kotobank』 http://kotobank.jp/word/%E6%9B%B4%E6%AD%A3%E6%B1%BA%E5%AE%9A 『附帯税|WEBNOTE』 http://shotokuzei.k-solution.info/2007/09/_1_428.html また、(今回は違うと思いますが)「他の納税者に対する税務調査の裏付けのための調査」であれば、「必要なことを確認しておしまい」ということもあります。 --- ということで、「どのようなことを準備すればいいのか」「どのような事に気を付ければいいのか」については、残念ながら【日頃から適切な経理(税務)処理を心がける】ということ以外にありません。(もう、確定申告書は提出してしまっているのでどうにもなりません。) ですから、できることとしては、「作成・保存が義務付けられている帳簿類」について事前に【不備がないか?】をよく確認しておくくらいのことです。 また、気をつける点としては、職員さんも普通の人間なので「心象を悪くするようなことはしない・言わない」というのがけっこう大事です。 とはいっても、媚びへつらう必要はありませんので、「初対面の人に対するごく普通の対応」をすればよいだけです。 また、「わざわざ余計なことはしゃべらない」というのも大事です。 いわゆる「墓穴を掘る」ということになりやすいからで、以下のブログ記事が詳しいです。 『税務調査を切り抜けるためのテクニック|税理士もりりのひとりごと』 http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-651.html --- ちなみに、tokidokineさんは問題ないと思いますが、「どんぶり勘定で帳簿もいい加減」というような場合は、「青色申告の承認取り消し」を受けても文句が言えません。(各種の特典が無効になってしまうのでこれは痛いです。) 『青色申告の取り消しについて|さいたま市 税理士 小暮巌のブログ』(2009.06.15) http://iwayan.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-e371.html 『「推計課税」について|エヌエムシイ税理士法人』 http://www.cashflow-zeirishi.com/blogkazama07.html --- 一方、「やるべきことはきちんとやっている」「税法上の解釈も間違っていないはず」という場合は、調査による処分に対して不服の申し立て(異議申立て)を行なうこともできます。 ですから、「(税務署の)処分に納得がいかない」という場合は「修正申告」はしてはいけません。 「修正申告」は「納税者が自分の法解釈に基づいて税額を計算して(自分の意思で)訂正(納税)した」とみなされますので、「自分で自分の申告に異議を申立てることはできない」という理屈になります。 『不服申立ての手続|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/fufuku/huhuku3.htm 『納税者支援調整官を設置している国税局・税務署のご案内|国税庁』 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeicho/kiko/nozeishashien/index.htm 『確定申告を間違えたとき|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2026.htm ***** (備考) ご紹介した税理士さんのブログ記事は参考になりますので、他にもいくつかピックアップしてみました。 私の回答もあらかた受け売りのようなものですから、興味があればご覧になってみてください。 『税務調査のお話』(2009/05/27) http://iwayan.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-7cfe.html --- 『税務調査って怖いの?』(2009/08/29) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-373.html 『税務署はいくらから来る?』(2010/12/06) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-760.html --- 『なるほど、だから税務調査でケンカを売るのか』(2012/04/19) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1302.html 『税務調査 税理士はどちら側?』(2012/12/12) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1594.html ***** (その他、参照したWebページ・参考リンクなど) 『申告納税制度|kotobank』 http://kotobank.jp/word/%E7%94%B3%E5%91%8A%E7%B4%8D%E7%A8%8E%E5%88%B6%E5%BA%A6 『脱税|Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E7%A8%8E --- 『必要経費になる?ならない?「必要経費」の考え方|All About』(更新日:2012年10月16日) http://allabout.co.jp/gm/gc/14618/ 『第1回 税務署に疑われない「必要経費」の区分|アットマーク・アイティ』(2009/2/4) http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/kakutei/01/01.html --- 『報道発表資料(プレスリリース)>平成25年度における異議申立ての概要|国税庁』 http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2013/igi_h25/index.htm 『不服申立て制度が見直されます|税理士法人タクトコンサルティング』(2014.03.17) http://www.tactnet.com/news/backnumber/2014/No.539.html *** 『「税理士」というお店にはちゃんとした商品を並べなあかんやろ』(2012/ 03/23) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1264.html 『まだまだたくさんいる「偉い税理士先生」』(2012/06/07) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1359.html 『ニセ税理士』(2014/01/04) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1912.html 『リンク集|日本税理士会連合会』 http://www.nichizeiren.or.jp/link.html *** 『相談したい|全国商工会連合会』 http://www.shokokai.or.jp/somu/main_soudan.htm ※「民主商工会(民商)」は【別団体】です。 --- 『「5つの交渉術」をマスターして欲しいものを手に入れる!|Lifehacker』(2013.01.29) http://www.lifehacker.jp/2013/01/130129minimal_negotiation.html ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
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- mojitto
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基本的には税務署が準備しろといった書類を、いつでもすぐに出せるように整理して、ややこしい売り上げや仕入れの契約書類などや、手数料や現金取引について説明できるように用意すれば大丈夫です。 あと自営の場合は会社と個人の金の色分けが必要かも知れませんね。 最初に世間話を済ませたら、おたくはどうやって儲けているのかを聞いてきます。 そして決算書にあるパッと見でわかりにくい科目の内容や、売り上げや仕入れ、在庫の計上日や方法などを聞かれます。 こっからは担当者が調べたいことを調べはじめます。 ですから、あまり身構えても意味はありません。 建設関係だと受注日が即売り上げではないでしょうから、そこら辺は調べてきそうですね。 あまりに日数が離れていると専門知識が必要になることもありますから、記念すべき初回にはお世話になっている税理士がいたら、呼んだほうがいいかもしれませんね。 基本的に悪意を持って経理をしていなければ、(税務署様のいう場合によってはイチャモンの)正しい経理に直すだけのことです。 取って食われるわけでもなし、またどこでも完璧な経理がされているわけでもなし、経理初心者の新入社員が来るつもりでいれば、OKです。
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回答ありがとうございました。
Q_A_…です。補足です。 tokidokineさん=事業主(経営者)と勘違いしていました。 「…経理をしています。」とのことですから、社員の方の一人ということですね。 そうなると、回答内容がちょっとピントのずれたものになりますが、あえて訂正するまでもないので「事業主さんに対しての回答」という前提でご覧ください。
お礼
回答ありがとうございました。
- mac1963
- ベストアンサー率27% (841/3023)
売り上げを隠していないかとか経費を水増ししていないかとかそんな所を調べます 特に準備する事はありません見せろと言われたもの見せるだけです 領収書は特に細かく調べられます 疑問が有れば内容について問われます 必要となれば領収書発行した先にまで調べにいきます 御社の取引先または仕入れ先等で不正が有ったり 元社員や知人または近所の人等によって通報が有った場合等に調査が入る場合が多いようです 実際追徴される場合の多くがそういう密告によるものですから 何も無ければ気にする事は有りません 交際費が気になるならその部分は修正されるかもしれません たいていは使いすぎで経費と認められないと言う物です
お礼
回答ありがとうございました。
- 2014itochan
- ベストアンサー率17% (13/74)
そう、気にすることは無いですよ 基本PCに データは 入っているのでしょ? 昔のように、決算書の不整合等は ソフトではじかれますから、 データと原始伝票の照合がポイントです。 銀行通帳とPCデータが 合ってるか 経費の オリジナルはどのように整理されてるか? レシート他、原始伝票 の整理。これが整理されてないと 時間がかかる。 月ごとに クリヤーファイルに入れるか、月ごとの台紙に細かいレシートは貼り付けてしまうとか そうした意味で、現金の取り扱いが ほとんどなければ、収入、支払とも銀行経由になりますから、非常に追跡が楽。隠し口座が無い限り。 指摘が有っても、損金にしていいとか、ダメとか、接待交際の限度額とか、その程度の事。
お礼
回答ありがとうございます。 私自身もすべて取引内容はソフトに入っていて、取引も細かく表記しているので、ごまかしがなければ大丈夫かとは思うのですが・・・。 なにせ慣れていないもので、どこをどう突かれるのか気になっています。 ちなみに接待交際費は社長が飲みにく(取引先やお客様が主)ことや、お客様への贈答など以外、ごまかしてはいませんが、 突かれやすい所なのですね。
- atelier21
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同業者です 税務官が建築設計事務所業務を理解しているか? が大問題 仕入れが有って 加工して 販売し 利益が幾ら としか解ってない場合 設計は 営業企画⇒基本設計⇒実施⇒監理⇒竣工後メンテ とあり 途中中止or延期がある 中途でストップした場合には 実益にならない場合がある 其れに掛った経費を認めない 又 営業企画段階の経費が実益に繋がらない場合もある・・等々 理解ない場合 「仕事に掛ったのならば凡てが未収金になる」と云われたら帳簿上の収入が増になる・・等 収入は凡て振り込みですか 通帳で証明 偶に現金収入があると「隠し」を疑う 契約書通りには実益がなく 中止(無期延期)の場合は実益0 但し経費は算入・・等 出張や他の手当等の基準が定められているか? 何やら突いてきますよ
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同業者の方からの回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。