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日本の立ち位置
第一次世界大戦と第二次世界大戦中、日本は世界でどれくらいの立ち位置だったのですか ?
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日露戦争で、日本というアジアの小国がロシアに勝ちやがった!中国大陸(清)の領土を取ったぞ!(1905年 日露講和条約)あたりから、アジアや太平洋で日本という国が領土を広げ始める力を持っているようだと警戒が始まったようです。 第一次世界大戦(1914-1918)では、日英同盟に基づきイギリス側について、ドイツを敵として中国大陸のドイツ軍拠点や南方のドイツ植民地を占領。味方だった中華民国とは、「対華21ヶ条要求」で反日感情を呼び起こさせることに。ロシア出兵は気持ち程度のごく少数。 太平洋の占領状況が変わってきたのでアメリカが動いて、1921年に「四カ国条約」締結、日英同盟解消、さらに日露戦争後に味方になってたロシアは共産国ソビエトになって、日本には同盟国なしの時代。 1928年、張作霖爆殺事件(奉天事件)、1931年、柳条湖事件から中華民国との間での満州事変、リットン調査団による調査を経て、1933年に日本が国際連盟を一方的に脱退、列強とのアジアの分割割拠競争に入り、1937年には日中戦争が始まり、日本国内では二二六事件など軍部の台頭、 第二次世界大戦(1936-1945)が始まって、フランスを一気に追い込んだドイツと同盟を組み(後に日独伊の三国)、中国に進出する日本や、太平洋の権益対策も含めて、アメリカの介入に先制を打つべく、日本側から真珠湾攻撃(1941年)、一発だけ気球爆弾でアメリカ大陸本土に被害を与えた唯一の国となるも、島嶼での壊滅的敗北で降伏、アメリカによる占領下に。