具体的な例として、'since the past ~days/weeks/years'という表現が間違っていることがあります。
ネイテブの新聞記事で使われた言い回しだから正しい?
こんにちは、ネイテブも人間なので、間違いを犯しますよね?
何万件とある記事の中で、明らかに間違いの言い回しも1件や2件、多くても10件くらいは検索すればヒットします。
具体例をいえば、、since the past ~days/weeks/years という言い方は間違っているのですが、有名どころのVoice of Americaの過去記事で使われているか調べてみることにします。 その場合、
"since the past" site:http://www.voanews.com
とグーグル検索すれば、 Voice of Americaという新聞の過去記事全てから2件ヒットすることが分かります。
どうやったら、「2件しかヒットしない=間違い。」だと、分かりやすく解説できるでしょうか?
よろしくお願いいたします。
正しいか正しくないかの二分法で議論すると、歩み寄りの可能性は小さくなってしまいます。
他の事例を調べて、「"since the past ..."は、○○○という表現より正しい・正しくない」のような比較論で攻めてみたら、解決の糸口が見えてくるかも。
例えば、"they has" site:voanews.com の検索結果と比べてみるとか。
★ネイテブの新聞記事で使われた言い回しだから正しい?こんにちは、ネイテブも人間なので、間違いを犯しますよね?
→私は、結構、ネイティブの(署名入り、つまり投書欄とかでなく)新聞記事で使われる表現をかなり信用します。しかも、Voice of Americaのような、non native向けの特殊な記事でなくいわゆるWashinton Postなどの有能な執筆者が書く記事です。もちろん彼らも間違いをおかしますよ。でも、朝日新聞や毎日新聞に間違いがあるのをどのぐらい発見しますかね?それと同じこと。少なくてもときにあやしい英和辞典よりも参考になることが多くあります。でも、英英辞典はさらに信用しています。
★何万件とある記事の中で、明らかに間違いの言い回しも1件や2件、多くても10件くらいは検索すればヒットします。
→間違いの質もあります。ネイティブがやらかすだろう間違い、入力ミスと思われるもの、引用元どおりにしたものーーいろいろありますね。それを一緒に論じるのはどうかと思いますが。
★具体例をいえば、、since the past ~days/weeks/years という言い方は間違っているのですが、有名どころのVoice of Americaの過去記事で使われているか調べてみることにします。 その場合、
"since the past" site:http://www.voanews.com
とグーグル検索すれば、 Voice of Americaという新聞の過去記事全てから2件ヒットすることが分かります。
→まあ、そんなところでしょう。Washington Postでも、今13ヒットしました。そのうち、since the pastでも正しい文(例えばsinceが理由をあらわす接続詞)もありましたが、since the past . . . で間違った文も4ありますね。そんなもんですよ。
★どうやったら、「2件しかヒットしない=間違い。」だと、分かりやすく解説できるでしょうか?
→0件だったら、本当に間違いかもしれませんが、2件だと少な過ぎる、10件だとどうだろうといろいろあると思います。他人はどうであろうと、私は英英辞典をかなり信用していますし、Google検索みたいな情報のゴミ拾いみたいなのは信用しませんが、Washington PostやNEWS WEEK、TIME、New York Times、Chicago Tribuneなどの署名入り記事はかなり信用しますね。もちろん、例文にあたって、ああ、こういう考えで使っているんだと参考にします。英語力があれば、英語の間違いも見抜けますから。
★そもそも、誤用法も、広く多くの人が使うようになれば、いつの日か、正しくなってしまうものです。日本語の「食べれる」のような、ら抜き言葉もそうですよね。間違いですが、かなりの人が使っています。ことばというのは、そういう割り切れないところがあるものです。since . . . agoだって、50年後には多くの人が使っているかもしれません。
以上は、私の意見を述べたまでであり、ご参考にしていただければと思って書きました。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。
一番信用できるのが、英英辞書というのはその通りだと思います。 いままで流石に英英辞書で変な英文には出会った事はありませんから。 しかし、英字新聞は数こそ少ないけれども必ず検索すると1件から10件くらいは変な英語がヒットするような気がします。回答者様は、”since the past"は間違いだけど、それとは別に1,2件のヒットを必ずしも間違いとはいえないと言う意見ですかね。
そういう考えの方もいらっしゃるんですね。
こんばんは。ご質問に対する回答にはならないかも知れませんが…。
個人的に私は、そもそも文法に拘り過ぎるのを良しと思いません。言語は「生き物」のようなもので常に変化・進化するものです。昨日までなかった言い回しや表現も、何かのきっかけで次の日からはアリとなる場合もあります。「これは絶対に正しい文」だとか、「これは絶対に間違っている文」などと断定してしまうのもどうかなと思います。
もちろん語学を学ぶ上で文法は大事だと思いますが、文法はあくまでも一般ルール、ガイドラインです。文法に囚われ過ぎると、かえって的を得た、あるいは心に響くような文章は生まれにくくなると思います。
日本語でも、例えば「食べられる」は正しいが、「食べれる」は間違った用法だ、という議論がなされることがあります。「見られる」、「見れる」も同様です。確かに過去の基準からすれば「食べれる」や「見れる」といった表現は邪道かも知れません。しかし現代人の多くはそうした言い方をするのも事実です。言葉は変化していくのです。
あまり目くじらを立てず、"since the past" vs "since the last" もその程度のことなのだ、と寛大な気持ちで見てはどうかなと思います。
[ご参考]
"食べられる" site:http://www.asahi.com/ - 4,850件(検索時)
"食べれる" site:http://www.asahi.com/ - 82件(検索時)
"since the last few" site:uk - 507,000件(検索時)
"since the past few" site:uk - 5,000件(検索時)
お礼
ご回答ありがとうございます。 >例えば、"they has" site:voanews.com の検索結果と比べてみるとか。 これは、名案ですね! 実際に検索して見たところ、12件ヒットですが、殆どが読者のコメント欄に載っていた文章で、実際に記事に間違って載っていたのは1件だけでした。 どうしても、1,2件は間違い英語が載ると言ういい例ですよね。 名案ありがとうございます。