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いちばん感動的なのは、どれですか。

下記は、頭韻と脚韻の用例です。いちばん感動的なのは、どれですか。 (1)新古今和歌集1484 「ほ」ととぎす 「そ」のかみやまの 旅枕 「ほ」の語らひし 「そ」らぞ忘れぬ (2)カルビーのコマーシャル 「か」しこい 「か」あさん 「か」つぱえびせん (3)セブンイレブンのコマーシャル セ「ブン」 イレ「ブン」 いい気「分」 *** *** *** *** *** 近年は、ラップなどで日本語の脚韻が注目されるやうになつてきました。日本語の韻について一家言おもちの方は、ご意見をお聞かせ願へればさいはひでございます。

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  • bgm38489
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回答No.2

日本文学が脚韻を注目してこなかったのは、脚音が助詞になったり、活用語尾になったりするためでしょうね。(1)の例にしても、脚音がそうでないものはホトトギスと旅枕ぐらいのものです。 (3)などは、単語を並べただけですから、脚音で韻を踏むことができるわけですね。 感動的といえば、(1)でしょうが、耳に気持ちのいい響きとして残るものは、(3)ですね。やはり、中国云千円の歴史どおり、脚韻が響きがよい。(2)などは、「こじつけ」に過ぎませんね(言いすぎか?)。(1)は、遊び心を取り入れている、つまり優雅に聞こえますね。七五調の言葉に頭韻を踏ませれば優雅に聞こえ、単語の羅列に脚韻を踏ませれば聞き心地がよい、というところでしょうか。

noname#214841
質問者

お礼

こんばんは。先日の「知るは楽しいは 馬の鼻先の人参か?」のベストアンサーは、私も同感です。前向きな姿勢がいいですね。 >>日本文学が脚韻を注目してこなかったのは、 >>脚音が助詞になったり、活用語尾になったりするためでしょうね。 なるほど。おつしやるとほり、と思ひます。助詞や語尾では、インパクトがありません。 >>耳に気持ちのいい響きとして残るものは、(3)ですね。 私もCMづくりの腕には、いつも感心してゐます。やはり日本企業はすばらしい。 >>(2)などは、「こじつけ」に過ぎませんね(言いすぎか?)。 これは、ずいぶんむかしのCMです。若い人たちは知らないのでは。 >>(1)は、遊び心を取り入れている、つまり優雅に聞こえますね。 式子内親王は、私の特に好きな歌人のひとりです。この歌をほめていただけると、私も心強く感じます。ありがたうございます。 >>七五調の言葉に頭韻を踏ませれば優雅に聞こえ、 >>単語の羅列に脚韻を踏ませれば聞き心地がよい、 >>というところでしょうか。 貴重な御指摘、たいへん感謝してをります。日本語の韻については、ほとんど論じられることがないのを、つねづね疑問に感じてゐます。かうして、Q&Aサイトで、意見を聞かせていただけるのが、何よりの喜びです。

その他の回答 (1)

  • SPS700
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回答No.1

    下記は、頭韻と脚韻の用例です。いちばん感動的なのは、どれですか。     (1)です。僕は、脚もいいが頭の方が大切なのでは、と思っています。

noname#214841
質問者

お礼

おはやうございます。 やはり、日本語は、昔から頭韻のほうが圧倒的に優勢です。といふよりも、古典作品で、脚韻の例を私はおもひうかべることができません。 漢詩の影響を受けながら、脚韻を実践しませんでした。現代では、おそらく英詞の影響で、ラップ等で脚韻を使用するやうになつたのだとおもひます。かういふ日本人の様変りに、少し関心を抱いてゐます。 >>僕は、脚もいいが頭の方が大切なのでは、と思っています。 私も頭韻のほうが、すんなりと受け入れることができます。 御回答ありがたうございました。

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