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イラッとくる日本人の曖昧表現
アレルギーはありますか? 答え「特にありません」 ・・・・なんだよ、「特に」って。「ない」って言えばいいじゃん! いつから花粉症になりましたか? 答え「1ヶ月ぐらい前から」 ・・・・「1ヶ月前から」、と返答したところでその日付の特定に意味があるわけじゃあるまいし。。。 焼き鳥は何本お持ちしますか?答え「えっと、じゃあ5本ぐらい」 ・・・・なんだよぐらいって。。。。。。。。 というような曖昧表現。 イライラしませんか? 日本人て時間に厳しい、レジ金正確、なのになんで曖昧な言い方をするんでしょう?
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質問者が選んだベストアンサー
「間違い」を悪いことのように捉える傾向があるから、「間違いにはならない」表現をする。
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ここの回答だと、 「一概には言えないと思います。」 「人それぞれでしょう。それでいいんではないでしょうか。」
お礼
ありがとうござます。 確かにそうですね。 うまく書けなかったのですが、話し言葉ならまあいいやということを、書き言葉である書類やアンケートに書かれるといらっとするということもあるし。
- joshua01
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こんにちは。 理系の中年オヤジです。 少々軽い乗りの質問にやや重く回答するようで申し訳ないです。 私もいささか気になって自分の部下や子どもたちにも指導してきた問題であり、また、とても良い3例を上げていただいたので、少々意見の異なるところもありますが、議論に混ぜていただきましょう。 他の方の回答とも共通点がありますが、ポイントは、(こちらもあえて過剰に断言させていただくと) 「無駄なあいまいさは避けるべき。しかし、計算づくのあいまいさも必要。ご示唆の例の中では、アレルギー;× 花粉;△ 焼き鳥;○」 確かによく言われる「日本人・日本語は無駄にあいまいだ」ということは私も気になっていました。 特に外国機関との協議の経験からはこの点は不利になると感じましたし、また、某機関で就職面接官をしていた際には、「適切な表現で明確に応答できる」ことは重要なポイントになっていました。 さらに、技術関係の視点から見た場合には、あいまいである場合にはその旨を述べることも必要で、若い人たちには次のようなパターンを使い分けるように指導してきています。 (1) 自分で判断するべき場合には、リスクを覚悟して明確に。 今回の「焼き鳥」の例ですね。「5本下さい」と断言するのが当然です。 その場合、「すいません、当店は3本単位でお願いしています。メニューにも書いてあります」と言われてちょっと恥をかいたり、同席者に「すぐにあと2人来るのだから最低10本は頼んでおくのが常識だろ」と言われてちょっと落ち込んだり、という小さなリスクはすべて覚悟して断言し、指摘された場合にも「織り込み済み」としていちいち気にせずニコニコと「そうだね。じゃあ12本お願いします」と切り替えられるのがいいでしょう。 (2) 「定量的」な場合には根拠の有無や根拠のあいまいさに応じて適切な表現。 今回の「花粉症」の例ですね。根拠の状況によって異なります。 「くしゃみが急にひどくなったのが息子の誕生日の次の日だから、1ヶ月前。正しくは32日前。」等は良い答えでしょう。 医者としては「それだけはっきりしているなら、例えば誕生パーティーに変わったものを食べていませんか」等、直接的な原因の推定から開始します。 「突然ひどくなったが、日にちも前後の関係も覚えていない」とか「徐々にひどくなり、特に気になるようになったのがここ1ヶ月くらいのこと」ならば別の方向から検討を始めますので、このような場合には断言してはいけませんね。 (3) 「定性的」な場合には、聞く側の感情をうまく誘導するように表現。 今回の「アレルギー」が(ちょっと異なりますが)近いところ。 過去に明確にアレルギーの診断を受けているならその旨の回答は当然で、医師の質問はまずこれを期待していますが、そうでない場合、「素人」と「きちんとした玄人」はあいまいさを含めて答えるのが当然ですので、「ない」と断言する人に対して、質問した医師は困惑しますね。 素人は、「私は知識不足で判断できませんが、少なくとも医師から明確に言われたことはないですし、私でさえ知っているような典型的症状になったことはありません」を「特にありません」と言いますし、 きちんとした玄人(患者が医師だったり)は、「アレルギーの症状は複雑であり、最近、二の腕がかゆいのさえもアレルギーかもしれないが、典型例には至っていない」を「特にありません」と答えるでしょう。 さらにこれにより、「私の認識があいまいである以上、会話の中で心当たりが出てくれば申し上げます」との心の準備を伝える効果もあります。 ところが、「ない」と断言してしまう方は、「俺は自分の知識が十分だと思っており、その俺が言うのだから間違いない。俺にはプライドがあるから失礼な質問はするなよ」と思い込んでいる印象を医師に与えてしまい、会話から次のヒントを掘り出す際の小さな障害がひとつ増えてしまいますし、自分にとっても、会話の中で少し心当たりが出てきても「ひとたび断言したからには」と言い出しにくくしてしまいます。 さてさて、すっかり長くなってしまいましたがいかがでしょう。 実はこの説明、息子の一人が高校生時代にあるグループのリーダをさせられて悩んでいたときにアドバイスした内容です。 いささか真面目な子なので、リーダとして断言が必要なことはわかっていましたが、断言に慣れておらず、無理に断言を繰り返したら仲間から「タカビーっぽい」と言われてちょっと落ち込んでいました。 私からは、「将来の就職面接のためにも・・・」と称して3分類を示したところ、そのとおりに納得したかどうかは不安ですが、自分で噛み砕いて少し気持ちが楽になったようでした。 お役に立てば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 正確な分析ありがとうございます。
No.1さんの回答の以下に賛同 >>直截に表現することが無礼で下品であるという価値観、ひいては何かを明確にすることによるトラブルを避けようとする知恵の現れ、あるいは相手に対する思いやりの表現でもあるのでしょう。 場合によって、私も、「これはイラッとするな」「これはまあ良いんじゃね?」とか思います。 そもそもの話、誰かどのような事を言おうとなんでも良いのですが、 アレルギーですが、例えば自分では気づいていない、これからなるかもしれない、ないと思うけどあるのかな?など、患者の立場では医者という専門家に「ありません」と断言するのは、尻込みしちゃうのではないでしょうか。私の場合は「たぶんないとは思うんですけど…」とか言います。それと同じかと思いました。 「特にありません」「ないとは思う」「たぶんないかと」 花粉症も同じでしょうか。 「一か月前」という言葉の印象が、きっちりしているからしりごみしてしまうのではと思いました。 一カ月ぐらい前、なら少し過ぎたり少し日数が足りなかったりしても、「ぐらい」という言葉で助かっている感じです。 焼き鳥は、ぐらいは私は言いません。「えっと、じゃあ5本で」「5本で」になります。
お礼
ありがとうございます。 なんか、わかってきましたが、 口語の会話の中で話すときに「特にありません」は 「医者じゃないんだから自分で確定することは出来ないけど、別に特別な症状が出ることもないので、ないと言ってもいいのかもしれません」 という匂わせたような周りくどい言葉を「特に無い」というのでしょう。 でもそれを文書の中でも書くもんだから「なし」ってなんで書けないんだよ、ってイラッとしてしまうんですね。
価値観、生理的に、 がダメです。 30代未婚女性が使うのが特に嫌。
お礼
ありがとうございます。 「診察券の番号って分かったりなんかしますか?」 みたいな表現ですね。 「ご注文の方、以上でよろしかったでしょうか?」ってどっちの方角のことだよ、みたいな。 「それって、あの、あれですよね。みたいな、的な」 イラッとしますね。
私も曖昧表現を頻繁に使っているのでしょうけれども、 やはりイラッとくるというか面倒に感じる事があります。 主語が抜けた言葉や感想だと 解釈次第で意味を真逆にも捉えられる場合もありますね。 真面目な話で重要な場合は意味を絞れる聞き返しをしますし、 何度も曖昧な単語で喋り続け 聞き返すのが面倒な人の場合はとりあえず解釈を決め付けて 相手が違うらしい反応を取った時だけ聞き返し訂正したり。 ・・・面倒臭いですね。日本語って。 でも曖昧表現が便利だと思う事もあります。 血の気が多く、些細な言葉尻にでも過敏に反応する人に 否定語を直接返すと「喧嘩売ってるのか」的な対応をされ 面倒になる事もあります。 しかし毅然とした態度で、言葉だけ間接的に否定の言葉を 2重3重に伝え誤解の余地を与えなければ 相手を逆撫でする事なくあしらえる事もありますし、 表現のバリエーションが豊富で選択の余地が多い事は 上手く利用できればかなり便利な事もあるでしょう。 身近な人間関係でも、相手の気遣いやお願いに対して 「要らない」「断る」とハッキリ伝えると 相手が疲れたり悩んでいる時には「拒絶」と受け取られ ヒステリックな反応を誘発する場合があります。 「要らない」を「(今は)大丈夫(だから要らない)」 「断る」を「ごめんちょっと(今はできない)」 などと言い換えるだけでも、 直接的に刺激しヒステリックな反応を誘発する危険は 若干は低くなりうるでしょう。 曖昧表現に辟易してる人には逆効果になりえますが、 直接的に否定や拒絶を示して来ない相手に対して 唐突に自分から否定や拒絶を示しても虚しいものです。 結果として争いを避ける事には役立ちうるでしょう。 ・・疲れさせて関係を絶つ可能性は別として。 恐らくは、自分が言われた場合にどう感じるか? 経験から学習し工夫し、 親から子、人から人へと伝えられ共有され広まり、 いつの間にか文化や習慣になったのだろうと思います。 それが曖昧な言い方をする根底にあるのかもしれません。 もしそれによって対人関係の衝突が減るのであれば、 日本の治安の良さの1つの理由になっているのかもしれません。 何を選んでも恩恵と弊害は付きまとうものですが。
お礼
ありがとうございます。 空気を大切にする日本人、だけど、焼き鳥5本ぐらい焼いて。と言って6本焼かれると、「え?そんなにたのんでないよ?」と言い、 5本で足りなかったら、「ぐらいって言ったでしょう、そっちで判断して足りないと思ったらもっと焼いてくれよ。」という。 でも、じゃあ、6本焼いたからといって契約違反だから金払わないよ、とまでは言わない。 微妙な国ですよね。
- katokundes
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認識の違いと厳格に言うか 「アレルギーはありますか? 答え「特にありません」 自分ではアレルギーが無いと思っていても環境によってはいつなるかわからない。 ので、現状無ければ特にありません。の表現になる。 今後ず~とアレルギーにならなければ、無いと言えますが。 詳細不明ですが、そのへんが慰安婦問題などでも誤解された表現なのかも? 部外者からイラッとくると思われる曖昧表現は日本人の証拠なのかも?
お礼
ありがとうございます。 日本人は仕事でも「はっきり言わなけど意味を汲んでよ」ッて感じですものね。
- guess_manager
- ベストアンサー率33% (1175/3512)
直截に表現することが無礼で下品であるという価値観、ひいては何かを明確にすることによるトラブルを避けようとする知恵の現れ、あるいは相手に対する思いやりの表現でもあるのでしょう。 アレルギーと花粉の例に関しては、お医者さんから聞かれている場面を想定するのであれば、患者という立場をわきまえて控えめな発言に徹していることが思い浮かびます。アレルギーという言葉の定義付けの主導権、花粉症になるという状態を判断する決定権を相手に委ねるという意味があろうかと思います。 それを悪い意味で捉えると、曖昧、下心を隠す、二枚舌、裏表がある、ごまかすなどと言われるのもしかたがないかもしれません。 特に、お店で焼き鳥を注文する時に本数を指定しないとアルバイトのウェイターさんは困ってしまいますよね。気のおけない行きつけの店なら適当に見繕って、でも構いませんが居酒屋バイトに対しての注文ではトラブルの種になりかねません。 物事を明確に表し誤解が生じないようにする場面では主語や数、境界をはっきりさせるように意識することが大事なのでしょうね。言葉のTPO、大事だと思います。
お礼
ありがとうございます。 「おねえさん、ビール3本ぐらい持ってきて。」というのは学生時代のバイトで曖昧日本人といらついた言葉の一つ。 そしていまはデータベースに入力をする作業をしていて 「大体1ヶ月ぐらい前から」という表現にイラツイてるわけです。指が疲れるから余計な言葉を入れたくないんですよ。(笑) 特にありません。は、ナシ と書き換えてしまいます。それで、全然意味は通じてますね。
お礼
ありがとうございます ああ、それは納得の行く話ですね。 大体とごまかすことで特定を避けるという感じですね。