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広帯域90°位相シフト回路とは?
- 広帯域の90°位相シフト回路とは、100Hz~1MHzの広い周波数帯域で動作する回路です。
- アドミタンス軌跡を描くために使用され、入力電流と出力電圧を乗算し、Re成分を求め、入力電流を90°位相シフトし、出力電圧と乗算し、Im成分を求めます。
- 広帯域の90°位相シフト回路は、100Hz~500kHzもしくは1MHzの帯域において一つの回路でまかなえるICや回路が存在します。
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周波数範囲が広いので、全周波数の入力に対して90度位相の出力を得るのは難しくなります。 それよりは、最初から90度位相の出力を作ってしまえばいいのです。 そのような用途に使えるIC(AD9850)が販売されています。 http://www.analog.com/jp/rfif-components/direct-digital-synthesis-dds/ad9850/products/product.html 二つのAD9850を同期させて片方の位相を90度異なるように設定します。 こちらは2個のAD9850の評価ボードを使って位相差のある信号を発生させる回路の記事です。 http://www.icom.co.jp/beacon/kousaku/001530.html
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- rabbit_cat
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100Hz~1MHz を一つの回路でまかなうというのは、なかなか大変です。かなりの職人芸が必要だと思われます。 #1さんの仰るとおり、最初から90度ずれた入力信号を作るほうがよいと思います。 その周波数範囲で本当に位相シフト回路を作るのであれば、アナログ回路よりも、高速ADC搭載のマイコン(例えば、LPC43xxなど)やDSP等を使ってデジタルフィルタで処理するほうが簡単かつ確実だと思います。
お礼
可能であれば、アナログで済ませたいと 考えています。 しかし、デジタル処理をするというのも 一つの案として、検討していきたいと 思います。 簡単かつ確実というのは、魅力的ですね。 勉強してみます。 ありがとうございました。
- 178-tall
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>100Hz~500kHzもしくは1MHzの帯域において一つの回路でまかなえるIC、回路をご存じでしたらお教えください。 >… けっこう、難物。 参考 URLにて、 ↓ Gingell’s chart >Figure 3-9 Chebychev network suppression versus bandwidth and poles を眺めてください。 4 decades をカバーするとして、n=10 の場合なら、suppression は 30 数 dB。 帯域内での 90 deg からの角度差エラーはほぼ ±2 deg 、という見当。
お礼
やはり、難しいですよね… 位相シフトは諦めるかもしれません… ご回答ありがとうございました。
お礼
早期 回答ありがとうございます。 tadysさんの仰られるとうり、すべて90度 位相シフトするより、あらかじめ、90度位相 の出力をつくってしまった方がいいですね。 その考えは、ありませんでした。 勉強になります。 回路の記事までのせていただき 本当に感謝です。 ありがとうございました.