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お金って何?
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お金の歴史と言うか、発祥の特定は、ハッキリとは難しく、地域・民族・文化で様々です。 一応の共通の事象としては、農耕が「蓄財」の始まりとされており、古代エジプトではピラミッドや神殿の労働賃金が麦で支払われた記録があります。 農耕は一年を通しての計画的な栽培が必要であり、かつ食料の消費にも、確実な「計算」が求められます。 この時点で「数」と「過去と未来」の概念が生まれたと考えられます。 この概念により、「蓄財」の「価値」が補償され、「価値の共有」が生まれた訳です。 狩猟採集生活では、過剰な採集は獲物の減少を招き、独占は群れの不和を招く行為なので、タブーでした。(と言うより、「独占」の発想・概念がありません) 農耕の生産力が高まるにつれ、余剰生産量の増加に従い、様々な職種が生まれます。 これ等の職人や売買仲介人の商人に対する報酬が生まれ、「流通」が起こります。 この現象が“いわゆる”「お金」を誕生させます。 交易や労働力の対価において、「持ち運びし易く、保存し易く、皆が価値を認める物」。 これが「お金」の始まりと考えられています。 そして早い段階で、「お金」は「貨幣」に統一されます。 それは金属は加工する事によって、武器にも農耕具にも建築工具にも調理用具にも食器にも装飾品にも、何にでもなるので、其の価値が広く認められるからでした。 また、形が違っても、重量で統一した基準を決定出来るのも魅力です。 が、貨幣誕生当初から、その品質は重要でした。 日本語でも「ビタ銭」と言う単語(もう死語?)がありますが、「悪貨が良貨を駆逐する」の諺通りに、貨幣は「金属」としての価値が重要でした。 現代の金融では基本的に、国家の補償する「信用」により、「紙・貨幣」は流通しています。 此処で「国家」による、「信用」での取引が生まれます。(この事象は古代ローマで最初に見られました) と、ざっとこんな感じでしょうか? ポイントとしては「数」と「過去と未来」と「持ち運びし易く、保存し易く、皆が価値を認める物」ですね。 ぶっちゃけた話、人の心もある程度は買えるモノ(怖ろしい事に「等価交換」が成り立っているという事)となっています。 お金があれば、直近の未来を信用出来るのです。 ただし、この「直近」は人によっては「永遠」と等価で見えているのが問題でしょうね。 長々と書いてしまいました。 私も現代の拝金主義には言いたい事が溜まっていたもので・・・w この場を借りて、発散してしまいました、お邪魔しました。
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- k-a-r-a-p-a-n-a
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お金の発祥は 「信用」です 印刷されただけの紙なら 新聞の広告でも同じですが お札ならよろこぶというのは 日本銀行を信用しているからです お金のある人が あなたに 「1億円さしあげます」と書いて 印を押した場合 その人が信用のある人なら よろこびますが 友人が書いてくれたのなら うれしくない そのうち紙くずとして捨てます つまり 政治がしっかりしていると その国のお金には「信用」ができて 海外でも通用します 信用の出来ない つまり政治が不安定な国の場合は その国のお金をもらっても 本当に1年後でもこの価値があるのかどうか 不安ですから (つまり信用できないから) 当然、その国は 輸出入などに信用がなくなり 貧しい国となってしまいます 結局信用されているかどうかで 貧富の差が出るのでしょう 個人でも国でも……
本質的には非常に難しいご質問です。 単純な経済用語としての「お金」であれば、以下の三つの働きをするものだということができます。 (1)交換手段として用いられる。 (2)財産として用いられる。 (3)価値を表す単位として用いられる。 平たくいえば (1)物々交換の代わりにお金と物を交換すること。 お金は軽くて小さいので持ち運びが便利ですから、持ち歩いて、欲しい物と簡単に交換できます。 (2)何時でも何処でも物と交換できますから、沢山蓄えれば、交換用の物を蓄えておく必要がなくなります。 お金さえ貯めておけばいい、ということになります。 (3)少しのお金で交換できるも物と、沢山のお金ではなければ交換できない物がとがあれば、交換に当たって沢山のお金が必要なもの方が価値があるとされます。 値段の高いものの方がいいものだという価値観がここから生まれてきます。 働いてお金を手にいれることを、労働力を商品として、相手に売るとことだと考える考え方があります。 つまり、人間の労力や能力がお金を通じて商品と同じに扱われるようになる、ということです。 労働の対価という言い方をします。 少ない量のお金で手に入れたものを、手に入れるために使ったお金の量よりも多い量で他の人と交換すれば、最初に持っていたお金の量よりも、手持ちのお金の量は増えます。 これを大々的にセッセとやっているのが経済活動と呼ばれるものです。 これを応用して、他の人からお金をを借りて、上記のような経済活動をした結果手に入れたお金の中から最初に借りた分だけ返せば、手元には差額だけのお金が残ります。 つまり、最初にお金を持っていなくても、上手くやれば、お金が手に入るということになります。 更にこれを利用して、誰かにお金を貸して、返してもらうときには、貸した時よりも余分にお金を返してもらえば、手元のお金は増えます。 お金を持っていて、借りる人が居る限りは、自分は働かなくてもお金を増やすことができます。 これを専門にやることを金融業と呼びます。 ここまでは、理屈の世界です。 おそらくご質問が生じたのは、この理屈を超えた部分に気が付かれたからかと思います。 セッセと働いてお金を手に入れている人よりも、なにもしないで、より多くのお金を手に入れている人がいる、という現実の姿に疑問を感じられたのではないのでしょうか。 更には、手に入れたお金の使い方についても疑問を感じられたのではないのでしょうか。 人は苦労をして手に入れたものは大切にしますが、簡単に手に入れたものは粗末に扱うという癖があります。 苦労してお金を手に入れた人が、そのお金を無駄に使うということは、自分の苦労がどうでもいい無駄なものだったということになってしまいます。 自分の苦労を無駄にしないためには、より価値のあるものにお金を使うようになります。 この、より価値のあるもの、とは何かという問題が出てきます。 ここで、お金の使い方で、使う人間の価値観が分かるという現象が起きてきます。 質問者さんは、世界中で苦しんでいる子供たちに役立つように使う方がより良いのではないのかという価値観を持っていることになります。 それに対して、お友達は、自分の満足のためにお金を使うのが良いことだ、という価値観を持っていることになります。 この見かたを進めていけば、お金は人の価値観を表すものだ、とも言えます。 更にお金には不思議な魔力があります。 貯めれば貯めるほど欲しくなる、という魔力です。 この魔力にとりつかれると、使うあても必要もないのにただひたすらお金を貯めることに没頭してしまいます。 時には人を殺してでも貯めよとする恐ろしい魔力です。 これは人の欲がなせる業である、と禅宗のお坊さんは言います。 このような考え方からすれば、お金とは人の欲である、という言い方も出てきます。 答えにはならなかったかと思いますが、お金ってなんだろう、ということは真剣に考えて下さい。 おそらく出てきた答えが答えかと思います。
お礼
理屈の話は、よくわかりませんが…つまりは…欲が問題なんでしょうか?色々と考えますね…。色んな欲があるんでしょうが…。地球上から素敵な欲で、みんなが幸せに成るように祈りたいです。ありがとうございました<(_ _)>
- neo-pp
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物々交換だと相手がそれを欲しがってないと成立しませんよね。 交換するものをお互いが欲しいと思って初めて成立するシステムです。 恐らくそういう時代の頃は無理やりにでも相手の物を奪う犯罪が 多かったのでは無いでしょうか。 そういった不便さを解消する為に共通の価値を持った 何にでも交換できる媒介物としてお金(貨幣)は生まれました。 貧しい国の問題とあなたのお友達の両親がお金持ちという話を 単純に同一では考えられませんがもしかしたらお友達の ご両親はそういった国々の貧しい人達に寄付をしているかもしれませんね。 私も公には言いませんがそういった国の人達に毎月定額の寄付をしています。 あなたもそういった事が気になるのであればあなたにできる事を すこしずつでも良いので行う事をされては如何でしょうか。 お金以外の事でもできることはあるはずです。 もちろんそんな事で世界の情勢がすぐに変わるわけではないですが 自分に出来る事を少しずつでもやっていくことが大事だと思ってます。
お礼
そうですか、ありがとうございました。一緒には出来ないですよね。お金のは発祥は、欲なのでしょうかね?また深く考えてみます。
お礼
ありがとうございました。 どこか…大人の人を見ていると、お金がある人が優れているというような感覚があり、何だか変だん~と思い質問しました。