- 締切済み
和辻哲郎の一文を探しています。
40年以上前、大学受験のテキストにあった文章です。記憶では偶像再興 が題でした。探しましたが見当たりません。数行の文章でした。当時、理解 した記憶、意訳は 怒り、人間の尊厳、根底から発する怒りは神の啓示で有る。 怒りを無視してはならない 偶像再興の序言の冒頭、偶像破壊に近い内容ですが、和辻哲郎の思想を 理解する上で重要になると考え、探しています。5~6行ないし12行までの 文章だったと思います。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- NemurinekoNya
- ベストアンサー率50% (540/1073)
回答No.1
こんばんは。 和辻哲郎の著作は、 風土と古寺巡礼くらいしか読んだことがないので、ハッキリしたことは申し上げられませんが、 おそらく、 偶像再興・面とペルソナ 和辻哲郎感想集 講談社文芸文庫 に載っているのでは。
お礼
早速にご回答ありがとうございます。 偶像再興は初版大正7年出版のようですが、国会図書館デジタルライブラリーにその版が有りましたが、そこにも有りませんでした。偶像再興は再興です、偶像破壊の必然性が弱い内容です。 日本には安珍と清姫に代表される、怒りには怒りの理由が有るとする、一種の許容文化が有りました。 偶像に対する反発、怒りの偶像破壊から、偶像再興では無く、和辻哲郎氏のその後の倫理、日本精神へと続く活動では”怒り”は不用、邪魔物でしかありません。 ご指摘のようであれば、岩波書店 和辻哲郎全集27巻から探すほか無いのでしょうか?