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確率
カードが20枚あります。 当たりが1枚だけあります。 11枚カードが引けます。 この場合、当たる確率はどう計算したらいいでしょうか? (1枚引いてそのカードを元に戻す場合、一回でも当たりを引く確率の計算方法も伺いたいです。)
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【1枚引くごとにそのカードを元に戻さない場合】 ただし、「1回当たった時点でやめる」。 1枚目で当たる → 1/20 2枚目で当たる=1枚目では外れている → (19/20)x(1/19)=1/20 3枚目で当たる=1枚目、2枚目では外れている → (19/20)x(18/19)x(1/18)=1/20 同様に n枚目で当たる → 1/20 一見、残り札が少なくなれば当たる確率が変わる気がするかもしれないが、この種のくじ引きでは、先に引こうが後に引こうが確率は変わらない。 n枚目「までに」当たる → (1/20)xn = n/20 11枚目「までに」当たる → 11/20 これは実は、最初に20枚の中から適当に11枚選んで、せーの、ドン! でひっくり返してその中に当たりが入っている確率、と変わらない。 詳しいことは他の人の質問の中にも書いてあるし、私自身も答えたことがあります。 当たり前だけど、仮に 20枚目「までに」当たる 確率を考えると、20/20=1 になる。 【1枚引くごとにそのカードを元に戻さない場合】 ただし、「1回当たった時点でやめる」とはしない。当たっても、残りは外れとわかっていても、11回目まで続ける。 考え方が違うだけで、答えは上の場合と同じ。 全事象 =20枚から11枚を選ぶ組み合わせ(順番は無視して良いので順列ではない) =20C11 当たりカードの選び方 1通り 外れカードの選び方 =19枚から10枚を選ぶ組み合わせ(順番は無視して良いので順列ではない) =19C10 通り 組み合わせで考える理由は、「これとこれとこのカードが選ばれる」ということだからです。順番を考えても良いけど、とんでもなく大きな数になるので、順番は無視します。 求める確率 (1x19C10)/20C11 計算はおまかせします。確率を「どう計算したらいいでしょう」とお尋ねになるくらいだから、C、Pくらいはご存知でしょう? (それに、私は、答えまで丸々聞こうとする人をあまり好みませんから、質問者さんがご自分でも手を動かす方であることを期待します。) …とか言っても、私が、 答えは 11/20 になる と予言しましたよね(笑) Cに慣れている人だと、少し計算を簡単にする工夫をします。 (1x19C10)/20C11 = 19C9 / 20C9 …ということは、かなり多くの数字が、消えて消えて消えて…? 【1枚引くごとにそのカードを元に戻す場合】 ただし、「当たった時点でやめる」とはしない。 11回引く中で k回 当たりを引く確率は、 ほとんど公式的に、 11Ck・(1/20)^k・(1-(1/20))^(11-k) で表されます。 「反復試行」というキーワードで数学の教科書や問題集に載っているはずです。 nCk・p^k・(1-p)^(n-k) この式の意味ですけど。 例えば 11回中2回 当たる場合、 当たりを ○ 外れを●で表すと、 ●●●○●●○●●●● ●●○●●●○●●●● ●●●●●●●○●●○ などなど。 11回のうちどこで当たるかわからないので、その組み合わせは 11C2 通りあるわけです。 2回当たる確率は (1/20)x(1/20)=(1/20)^2 11-2=9回外れる確率は (19/20)x(19/20)x…x(19/20)=(1/20)^9 というわけで 11回引く中で 2回 当たりを引く確率は、 11C2・(1/20)^2・(19/20)^9 です。 同様に、 11回引く中で 0回 当たりを引く(1回も当たらない)確率は、 11C0・(1/20)^0・(19/20)^11 = (19/20)^11 です。 「補事象を考え」れば、 11回中1回でも当たりを引く確率は、 1-(19/20)^11 です。 計算はご自分でどうぞ。 参考までに、 1回 当たりを引く確率は、 11C1・(1/20)^1・(19/20)^10 2回 当たりを引く確率は、 11C2・(1/20)^2・(19/20)^9 3回 当たりを引く確率は、 11C3・(1/20)^3・(19/20)^8 …… 10回 当たりを引く確率は、 11C10・(1/20)^10・(19/20)^1 11回 当たりを引く確率は、 11C11・(1/20)^11・(19/20)^0 ですから、全部足したら上と同じ答えになります。 これによって◎回以上当たりを引く確率、も求められますね。
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- gomagoma427
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11枚のカードを、1枚ずつ戻さずに引いていく場合、11枚引くまでに当たりを引く確率は、 1.1枚目に当たりが出る確率=1/20 2.2枚目に当たりが出る確率=(19./20)(1/19)=1/20 と11枚目まで確認していくと、すべて確率は1/20ですので、11個足して11/20が求める確率になります。 また、これと同じ作業を一度にした場合、つまり一度に同時に11枚ごっそり引いた中に当たりがある確率を求める場合は、よくある組み合わせの記号を使って (1C1 x 19C10) ÷ (20C11) で計算し、答えはまたもや11/20になります。 1枚引いてそのカードをもとに戻したときに、11回のうち1回でも当たりを引く確率は、逆に1回も当たりを引かない確率を1から引けばよいことになります。 1-(19/20)^11 = 0.4312(小数点第四位まで) したがって確率としては43パーセントほどになります。
お礼
ありがとうございます
- fluidicB
- ベストアンサー率46% (23/49)
この場合、 全部外す または 1回以上当たる のどちらかなので、両者を合わせた確率は1 (100%)と考えて、 計算しやすい「全部外す確率」を計算してから、 1-(全部外す確率) として求めるのが定石です。
お礼
ありがとうございます
お礼
ありがとうございます