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宇宙船、無重力状態で・・・
宇宙船無重力状態で腕などに深い裂傷(切り傷)を負った場合、血はどうなるのでしょうか? (1) 血が腕ににまとわり付くだけでそれ以上出血しない (2) 体内の血圧に従い大出血を起こす (3) 傷口は開いてるものの血は出てこず、ただ赤みがあるような感じになる (4) コップから垂れる水滴のように連続した玉になって出血する 個人的には(4)なような気がしますが・・・ どうなのでしょう?教えてください
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どれでもなく、「出血した血液の表面張力で肌に半球状態でまとわりつき、出血に伴ってだんだん大きくなる」ということかと思います。 地上で、怪我した腕を、血が滴らないように上向きにしているような状態、ということでしょう。 No.2さんのご回答は、ぞうきんを絞った後のような「それ以上、血(水)が供給されない場合」ということでしょうか。 (1)が近いですが、「それ以上出血しない」ということはないでしょう。出血が続くか止まるかは、無重力とは無関係です。 (2)は、気圧が保たれていれば関係ないでしょう。 (3)これも、出血が続くか止まるかは、無重力とは無関係です。 (4)地上で「ポタポタ垂れるほどの出血」で、表面張力を打ち破るような力が働けば(腕を振るとか、あまりに血の塊が大きくなるなど)、「水玉」のような「血の玉」になって腕を離れると思いますが、静かにしている限り、腕の上で「血の玉」(半球)が大きくなって行くでしょう。
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- CC_T
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No.1です。 >そういった実験や止血方法など、NASAではしてないのかも気になりました。 そりゃ弾道飛行使った動物実験してますよ。宇宙飛行士というスターを手の届かない所に送り出すんですから、もちろんその陰では幾ばくかの犠牲がつきものでしょう(^^; 無重量空間に滞在していると上半身の血流が増えるので、ホルモンバランスによって血液中の水分が少なくなって粘性が高まるので、大抵はキズ口付近でスライム状の血塊ドームが成長していくことになるでしょう。「手首からスパン」ってレベルなら、水玉鉄砲もできる。血塊が他の部位に触れたら、表面張力でそっちにもくっつく。 止血は地上と同じ、心臓に近い側を縛ったり血管を指圧して行い、血圧降下剤を静脈注射。 で、ガーゼやスポンジで血を吸わせて傷口を露わにして縫う。これは地上と同じですね。 その程度の簡単な外科手術ができる程度の救急キットは備えられているでしょうが、手順としてはそんな怪我したら応急処置と生理食塩水を補液してすぐソユーズで地上へ緊急送還でしょうね。
- NemurinekoNya
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「大動脈を切れば、重力がないので、地上より勢いよく吹き出す」 と一瞬思ったけれど、 それはなさそうですね。 無重力の分、血圧が低くなっているし、 空気の圧力は1気圧のままだから。 血が出てくる部分は基本的に地上と変わらないはず。 でも、 心臓より高い位置の血流量は増加し、低い部分の血流量は減るって話を聞いた覚えがあるような、ないような・・・。 ジワッと出てくる血は、浸透圧が関係するので、重力がないと、傷口の場所、傷の向きによって、重力のあるところと比較すると、出血量が増えたり、減ったりもする、 ような気が・・・。 変わらないような気もする。 そして、 出た血は、皮膚表面とその近く以外は、シャボン玉のように球状になるのではないか・・・。 重力がなければ、半球状とか、それがつぶれたような形になる理由、そのような形にする強い力が思い当たらないので。 これは、実際、やってみないと、わからないね~。 質問者さん自身のこの疑問解消のため、そして、この質問に回答を寄せた人たちのために、 質問者さんが宇宙飛行士になって、この実験を行ってください。
お礼
う~ん、実際のところどうなのでしょう。え?じ、自分がですか!うはー! はい解りました!謎を解明するためこれから宇宙飛行士を目指しますww ありがとうーさまでした!
- birth11
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実際に実験しないと、わからないと言うことが皆さんの意見ではないでしょうか。 深い裂傷を負うというと、宇宙服を装着した状態で宇宙服をきた上から深い傷を負えば、 または宇宙服を装着した状態で、宇宙服の中で深い傷を負えば、その違いがあるのでは。 これも実際に実験をしないと、わからないんじゃないかと思います。 実験するのはマウスか、ロボットになるかと思いますが。 誰かが実験してくれたらなぁ。でもマウスは可哀想な気がするな。
補足
質問の内容があいまいだったので補足しておきますね。宇宙服を着ていない状態、つまり宇宙ステーションの中で活動中、よく中継などで見るTシャツなど着ているラフな格好の状態で・・・ということで。 遠い遠い将来、止血に於ける技術革新、飛躍的に外科手術などの成功率が上がったり、医学的な分野の開拓に繋がるのでは、と思い質問してみました。 まだ「実験段階にない」すなわち「危険すぎて実験できない」ということでしょう。 そうして考えると今までの宇宙飛行士さん達は一人もすり傷程度の怪我もしていない、ということになるのでしょうね。それはそれで凄いことだと思いました。 傷の程度がどのくらいなのか、というのも相当関係してくると思いますがここでは動脈まで達していない切り傷、ということで質問させて頂きます。
人間の体内は常に外に圧力を持ってます。無重力ということは抑えつける力がないということです。 地上では身体の外への圧力と身体に掛かる圧力が同じなので怪我しても致命傷でないかぎり 問題になることはありません。でも、無重力では身体からの力が強いので2と4番ですね。 形を保っていられませんので。傷を負ったら 球状に近い形になります。血液は。 1と3は惑星の重力圏でならありますが。 実際は血圧によって血液の量は変わるのですが、一応出血はします。 でも、すぐ球に近い形で浮きます。なので早めに止血しないと死にます。
- sienkizan
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どれでもないと思います。 一番近いとすれば(1)だと思いますが、出血は地球にいるときと変わらないでしょう。 宇宙では重力がないので出血しても血が下に落ちません。 血には水分があるので表面張力という力が働き腕にまとわりつくでしょう。 しかし、心臓が動いていて血は流れ続けていますので、地球にいるときと変わらずある程度の時間がたたないと止血しないと思います。
お礼
表面張力が働いて腕にまとわりつく…自分もそういった想像をしております。 地上に居るときとは違いある程度の時間が経たないと止血しない…やはり血液中の白血球や血小板などのメカニズムも微妙に変わってくるのでしょうか。興味深いご回答ありがとうございました。
- papapa0427
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若田さんが実験してましたよ。水に浸した雑巾を思いっきり絞ったら雑巾の周りに纏わりついたそうです。 よって(1)ですね。
お礼
ああ、アレですね。見ました。ただ血圧、血流のある人体と「濡れた雑巾」では根本的に違う気がします。表面張力の働いてる様子が非常によく解る映像でしたね。回答ありがとうございました!
- CC_T
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真空中でないのですから、地上とそう違いはありませんよ? 血圧がある限り、血小板が固まって傷口をふさいでくれるまでは血が流れ出ます。 つまり、動脈を切った場合など、血の噴出す勢いがあれが2でも4でもなりうる。 あまり勢いが無ければ、表面張力で体にまとわり付いて広がるでしょうね。
お礼
迅速な回答ありがとうございます。重力のない空間に於いての出血・・・そういった実験や止血方法など、NASAではしてないのかも気になりました。 今後もし、宇宙飛行士さんに質問する機会がありましたら個人的に是非質問してみたい内容です。
お礼
ご回答頂きありがとうさまです。意外に似たような質問ってないんですね。おそらく答え、としての実験結果がないためだと思われます。ある程度の医学や数式でどうなるのか予測できても実際にそうなるとは断定できませんし、他の回答者さんにもあったよう怪我の程度や心臓からの距離?によっても微妙に結果が違ってくると思いました。 まだまだハッキリした事が解らない無重力空間・・・今後の更なる実験に答えはあるのでしょう。ありがとうさまでした!