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玉虫色の決着となるってどういう意味ですか?

全文は政府は郵政民営化法案の骨格を決めたが、その内容は自民党に配慮し妥協を重ねた結果、玉虫色の決着となったです。それは自民党に配慮し妥協を重ねた結果、その内容は玉虫色になってしまうという意味ですか?どうか教えてください。

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  • fujic-1990
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回答No.2

> 玉虫色の決着となるってどういう意味ですか?  この表題についてお答えします。  玉虫というのは、光線の具合によっていろんな色に見える虫です。見る人の角度でも違う。  角度で言えば、例えばですが、左から見れば青。右から見れば緑。真ん中から見れば赤、なんて具合です。  赤と緑と青と・・・ そういう色が、妥協を繰り返せば色が混ざって、何色だか名称はわからないものの、とにかく色は一色に決まります。  できあがった結果の色を何色と表現するかは別にして、とにかく、見えている色は、誰にとっても同じです。  同様に、Aという意見、Bという意見、Cという意見などが妥協を繰り返せば、AでもないしBでもないCでもないですが、とにかく1つの成案ができあがります。どの人にとっても不満でしょうが、誰にとっても同じ内容です。  もう一度戻りますが、玉虫というのは、前述の通り、いろんな色に見えるのです。  妥協を繰り返し、いろんな色を混ぜた結果が見えるのではありません。青は青、緑は緑のまま、なのです。混ざっていないで、原色なのです。  つまり、妥協の産物ではありません。  「玉虫色の解決」とは、見る人の立場で勝手なことが言える解決のことです。  Aを主張していた人は、「A案が通った」と言い、Bを主張していた人は「B案が通った」と言えるような、解決のことです。  つまり、「解決していない」ということです。  じゃあ、なにについて「妥協を繰り返したのか」というと、どうでもいいこと(いわば、合意案を書く紙はA4にするかB5にするかとか、使う活字は明朝体かゴシック体かみたいなもの)ついての妥協を繰り返したのでしょう。  「玉虫色の決着となる」とは、どうでもいいことについての決着がついたが、重要・本質的部分についてはなにも決着が付かなかった、という意味だと考えるべきでしょう。  

uruwashino
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ご回答ありがとうございます。

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  • mshr1962
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回答No.1

『玉虫色の~』はまた特定の色彩名を当てられないことから、どちらつかずの状態のこと 要は、見栄えの体裁で、『法案を通した』ことのみ評価された形で 実質は抜け道が多い、なあなあの意義の少ない法案になってしまったということです。 まあ、ある意味で郵政族議員の勝利ということでしょう。

uruwashino
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

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