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マンション借地権物件の注意点とメリットとは?
- マンション借地権物件には注意点とメリットがあります。
- 借地期間が残り15年の場合、15年後にどうなるか心配です。
- 更新料や建て替え案なども気になるポイントです。
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質問者が選んだベストアンサー
>・更新されない場合はどうなりますか?買い上げ?一円も入らず退去? よほどの事情がない限り、地主側から「更新しない」ということはありません。 万一そのような場合は補償金などが出るはずです。 借りている側は、マンションの管理組合があるはずですから、管理組合として「更新しない」というのであれば更地にして返すことになります。 当然建物の取り壊し費用は管理組合負担です。 >・更新された場合の更新料等の支出はお幾ら程になりますか?(物件は一千万程度) 更新時に、マンション所有者が一時金として多額なお金を支払うというシステムにはなっていないと思います。 たぶん、月々の借地料の中に、あらかじめ想定した金額の月割り分が含まれていると思います。 ただし、今後固定資産税などの上昇によって、想定した更新料に変更が出てくるようであれば、月々の金額も値上げされることになるでしょう。 >・更新後、建て替え案が出た場合は何パーセントで可決されてしまいますか? マンションの建て替えは、一般的な分譲マンションでは、築50年から60年くらいで、管理組合に話が出てきます。 管理組合の総会で、そのマンションの所有者の5分の4以上の賛成で建て替えが決まり、反対している住戸を管理組合が強制的に買い取ることになります。 >・建て替えの場合は平均お幾ら程の支出が見込まれますか? これはまったくわかりません。 仮に現状よりも大きなマンションが建築できるとして、所有者各人分以外の部分を売却して、その金額ですべての建築費を賄えるのであれば、所有者各人の負担はまったくないことになります。 まあ、よほど容積率が緩和され、タワーマンションが可能、ということでないとムリでしょうから、百万円単位の自己負担は発生するでしょう。 建て替えるときに管理組合にどれだけの資金があるのかにもよります。 >・借地権で気を付けておかなければいけないポイントは? 個人的にはないと思います。 契約は、地主と管理組合ということになっているはずですから、管理組合の運営がキチンとされているかどうかですね。 管理組合がいい加減だと、思わぬ場面で「一時金の徴収」ということはあり得ます。 >・逆にメリットは? とにかく物件価格が安いことです。 まあ、その分売却価格も安くなってしまうのですが。 永住指向であれば、同じ規模の賃貸物件よりもお得でしょう。 >15年後も更新され、大規模修繕や建て直しなどは希望せず、老後の住まいとして購入時以降は大規模な支出を控えたい 15年後の更新は大丈夫でしょう。 大規模修繕は建物の維持のためには定期的に絶対必要です。 その時に一時金の負担が必要かどうかなのですが、管理組合次第です。 立て直しはそのマンションの所有者全員がどう考えるかですから、ひとりで「イヤだ」と言い続けることは出来ません。 イヤなら、最終的に管理組合に売却して退去するしかありません。 「購入後は大規模な支出は控えたい」という気持は分かりますが、とにかく管理組合次第なのです。 そのマンションの決算状況や長期修繕計画などの説明を受けた方が、今後の予定なども含め理解しやすいと思います。
その他の回答 (1)
何があるかわかりません。 更地に戻すこともありますから避けた方が良いです。
お礼
ご丁寧に解説を頂き大変助かりました、有難うございます。 無知過ぎてまだまだ理解できていない所が満載ですがとてもためになりました。 管理組合は盲点でした。 管理棟があり管理人さんが常駐している物件なので直接行くとお話伺えるものなんでしょうか? それともそれなりの方法にて調べる事が相応しいんでしょうか? 月々の借地料という明記は不動産屋さんの物件案内にはなく、 管理費数千円と管理積立金3万円弱が毎月の別途支払内容と記載されておりました。 再度質問にてすみません。 何せ初めての事なのでわからないことばかりで失礼致します。 どうぞ宜しくお願い致します。